呑める隠れ家カフェの絶品料理。(ゼンブ旨い!)
方南通り、清水橋交差点のサラダ屋さんMARGOの右横にあるキッチンカーのクレープ屋さんは、林の中にあるかのような景色に溶け込んだ、年中やっているお店。
西新宿五丁目駅に近い場所ではありながら、このクレープ屋さんの裏にある、細い通りの入口に位置する隠れ家カフェ。
クレープ屋さんの右横を通り抜けなければ出会うことがないだろう。
最近、方南通りに近いところへメニューを置き出した。
長年、ビールが飲めるカフェというイメージで気になりながらも、メニューや価格帯が見えないために意識していなかった。
しかし、貼り出したメニューを見ると、しっかりとした食事が並んでいる。
これはと思い、お昼時をちょっとだけずらし初訪問。
老夫婦おふたりでやっていらっしゃる。
若いOLさんとそれなりのOLさんのおひとりさま2名が先客。
後客はなし。
ポークソテー目当てでしたが、ランチ明けの14時から的な表記。
もう一つ気になっていたビーフシチューランチ1,200円をオーダー。
「はい。」
と言った直後、
「あっ。もしかしてご飯ない?」
と、お父ちゃんに確認。
「ああ、一人分には足りないかな〜。」
はっ?
トーストでもしょうがないかと一瞬思った。
しかし、お母ちゃんがすかさず、
「白いご飯はないけど、代わりにチキンライスとか他ならできますよ。」
いやいや、それなら逆に嬉しい。
チキンライスで。
紙ナプキンの上に、フォークとスプーンを置いてくれます。
昭和の洋食屋さんのようです。
おまけにナプキンの右上端っこには桜のイラストのシールが貼ってあります。
わざわざ一枚づつ貼っているのでしょう。
少しして、お洒落なサラダが登場。
たしか外のメニューだと14時過ぎのメニューにサラダとコーヒーが付くんじゃなかったかな?
と思いながらも、いただきます。
いろいろな野菜が入っていて、なおかつ美味しい。
一般的な「サラダ付き」とは一線を画すクオリティ。
大きいサイズでいただいてみたい。
「コーヒーが付きますけど食後でいいですか?」
「ホットとアイスがあります。」
なんて嬉しい。
名物がコーヒーのようだったので、別料金でもいただこうかと思っていたところでした。
まずはチキンライスが登場。
フルサイズではないのですが、ライスの代わりなら、こんなもんでしょう。
価格そのままなのは逆に申し訳ない。
続いてメインのビーフシチューが登場。
器が、いかにもといった感じ。
いただいてみると、トマト(ケチャップ?)の存在を感じながらも、しっかりとしたビーフシチューの味が旨い。
ビーフの旨味が溶け込んだ、とまではいかないものの、手間ひまかけて仕込んでいるのがわかるお肉の柔らかさ。
お肉ゴロゴロという表記でしたが、ゴロがふたつと小さめのが少々。
2個だからゴロゴロかもしれませんが、素材の良さと手間を考えれば、この価格では十分。
しっかりと熱々で、じゃがいもも人参もゴロッと入っています。
体もあたたまる。
チキンライスはケチャップだけではない、他では味わったことのない何か香辛料が効いていて、今回これでいただけたことに感謝。
単品でもいただきたい。
すべての美味しさに大満足。
まさかのスピードで一気に描き込んでしまい、お父ちゃんが食べ終わったのを確認に来てしまったほど。
「コーヒー付きますけどどうします?」
見るとお母ちゃんがいない。
伝えといてよ。
そして出てきたコーヒーの美しさ。
カップにもスプーンにもこだわり、卓上のお砂糖も他とは違う。
一口飲んで見ると、旨い!
濃いけれども酸味はなく、苦さも感じない。
これは初めてだ。
さすが売りにしているだけある。
というか、カフェでした。
お会計はお父ちゃんにしてもらう。
「ごめんなさいね〜。白いご飯がなくて〜。」
「いやいやとんでもない。逆に美味しいものをいただけましたよ。全部美味しいし、コーヒーも美味しかったです。」
また来ます。
점포명 |
Aibi
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장르 | 카페 |
예약・문의하기 |
03-3487-2411 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
東京都渋谷区本町3-8-10 |
교통수단 |
都営地下鉄大江戸線 西新宿駅下車 徒歩2分 니시신주쿠고초메 역에서 145 미터 |
영업시간 | |
예산(리뷰 집계) |
~¥999
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좌석 수 |
23 Seats ( カウンター5席・窓側4席・4人卓、2階10人) |
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개별룸 |
가능 2階席 4人席+6人席 2人以上・60分まで |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 20인 이하 가능 |
금연・흡연 |
전면 흡연 가능 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
차분한 공간 |
음료 |
외인이 있음 |
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이럴 때 추천 |
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穏やかな春の4月最終土曜日、14時。
落ち着いた雰囲気のお店でランチをと思い、こちらへ。
自宅から7〜8分の所にあり、お店の前を何度も通っていながら最近まで入っていなかったこちら。
一度入ってから、近いうちにまた訪れたいと思っていたタイミングにピッタリの日。
平日は14時からのメニューは、なかなかいただくことができないのですが、土日ならいただくことができます。
お店に入ってみると、サラリーマンおふたりの一組のみ。
直後にOLおひとりさまが入店。
入口入ってすぐの外向きカウンターの右端、玄関近くを陣取ります。
今回はお母ちゃんがいなくて、お父ちゃんのワンオペ。
まずは紙ナプキンをカウンターの上に置いてくれました。
(何に使うんだろう?膝の上かな?)
以前から気になっていた人気No.1のポークソテーライス1,200円をオーダー。
"塩麹の旨味"というキャッチコピーが気になります。
「コーヒーが付きますけど、ホットとアイスのどちらがよろしいですか?」
暖かい日なのでアイスを食後でとお願いしました。
カウンター上の水飲み鳥(ドリンキングバード)を眺めながら、10分ほど待っているところで到着。
「おまたせしました。どうぞお召し上がりください。」
予想外にワンプレートメニューです。
バター醤油の香りが立ち上ってきます。
お料理の提供後に食器が出ていないことに気がついたお父ちゃんが紙ナプキンを置き、スプーンとフォークを置いてくれます。
「今日はご飯が足りない目何で、スパゲッティを多めにしておきました。」
いただこうと思った瞬間、ポークソテーは噛み切れないサイズと厚さ。
ナイフをお願いすると、
「ああっ!一番大事なものを忘れてました。」
そういえば、スプーンを使うお料理がない。
スプーンとナイフを間違えたようです。
その後すぐにアイスコーヒーが出てまいりました。
食後では・・・。
その後お水をお願いすると、
「あれっ?出てなかった〜?」
まさかお父ちゃん、ボケが入ってきた?
さて、お料理はというと旨い!
サラダも冷たくシャキシャキ。
二度目の訪問にて、安定したクオリティで提供してくれているのを確信できました。
スパゲッティも付け合せのクオリティではありません。
「今日、ちょっと多めにしたスパゲッティは汐レモンを使ったお店のオリジナルなんですよ。美味しいでしょう!今度は機会があったら単品でも試してみてください。」
とのこと。
もしかしてお父ちゃん、話し好き?
前回はお母ちゃんがフロア担当だったので、お父ちゃんは厨房から出てくることがなかったのですが、今回は何度も出てきます。
メインのポークソテーはバターをたっぷりと使い、醤油とスパイスがしっかりと効いたとても美味しい逸品。
大きくはないけれども、それなりの厚みがあって食べごたえがあります。
まあ味的にはわかりませんが、塩麹が良い仕事をしているのでしょうか?
その美味しさから一気にいただき、アイスコーヒーをいただきます。
前回はホットをいただき、とても美味しかったのですが、アイスでも美味しい。
酸味は少なめで香ばしい風味。
素晴らしいコーヒーです。
また出てきたお父ちゃん。
「これ、気になるでしょう?面白いでしょう?」
と、ドリンキングバードの話。
「これ、戦後に進駐軍が持ち込んだものなんですよ。」
やっぱり話好きと見た。
「仕組みはご存知ですか?」
「はい。気化熱でよね。」
「昔はいろんなジャンルのお店で流行って・・・・・・〜。」
長そう。
話題を変えよう。
「そういえばこちらのお店は長いんですか?」
「いや、まだ11年なんですよ。」
長屋風ビルの風体からして長そうだったのに、意外に短かったのは、それまで別のお店だったから気がついていなかったからのようです。
「バーとかカラオケ屋だったようですが、11年前に居抜きで入ったんですよ。」
「二階もあるんですよね?」
「ええ、ひそひそ話とかまずい話は上を利用してもらえますよ〜!」
長くなりそうだ。
「ああ、じゃあごちそうさまです。」
「こんなスペースですけど、お気軽にまたご利用ください。」
久々にゆっくりとしたランチをいただくことができた日でした。
あれっ?落ち着いたランチは?
でも、色々と話を聞けて楽しく有意義な日でした。
次はこちらの料理で呑みたい。
また来ます。