ネパール料理は絶対に日本人向けだと思います : MOMO

【2013年6月　再訪】

マトンカレーをチャパティのセットで頂きました。お気に入りのモモは今回も外せません。
チキンレッグも気になるので追加です。さらに今日は休みなのでビールも飲んじゃいます^m^
でも、ネパールのビールじゃなくアサヒスーパードライにしました。ビールは日本の方が美味しいと思います(^_^;)

まずはモモです。もう見ただけで旨いのが分かってしまいます。このペーストをどっさりつけて一口でいきます。
うは、凄いジューシーですね。前回も感動しましたがやっぱりここのモモは最高です^m^

程なくしてチキンレッグが来ました。衣が厚くてかなりごわついたビジュアルです。どことなくアメリカンな感じです。
想像とはちょっと違いますね。そして見た目通り火が強めに入っていて衣がかなり固いです。肉もちょっとパサつき気味です。
鶏肉の旨さが衣と油に押し切られている感じです。味付けも濃い目で喉が凄く乾きます。うーん、コレは正直イマイチです(^_^;)

さて今回のお楽しみ、マトンカレーです。大きめのマトンが骨付きのままごろごろ入っています。結構クリームっぽいですね。
ライスではなくチャパティにしましたが、果たしてどうでしょう。まずチャパティをそのままちぎって食べます。
軽く焦げ目があったので乾燥しているのかと思いましたが、瑞々しくてむっちむちです。このまま食べられる旨さです(^^)

マトンをスプーンですくって食べてみると程良く歯ごたえが残っていますが、骨離れが良くてやわらかに仕上がっています。
やや塩気が強いのですがマトンの味わいの輪郭がグッと際立つ感じですね。味のエッジが立った旨いマトンカレーです。
この塩気の強さはネパールのカレー全般に言える特徴かもしれませんが、メリハリがあって私は好きです(^^)

前回はチキンカレーとモモに感激しましたが、このマトンカレーも引けを取らない旨さです。
個人的な嗜好はチキンカレーに軍配が上がりますが、この辺りは好みでしょう。両方ともレベルは非常に高いです。
本日のお勘定は2300円でした。御馳走様でした。

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新大久保駅から徒歩1分。怪しげな雑居ビルの二階で営業しているネパール料理のお店です。
ここに限らずこの辺りのビルは軒並み怪しいです。そして何故かマッサージ屋が乱立しています(^_^;)

店内は4人掛けのテープルが数席。20人も入れば満席のこじんまりとしたお店です。
壁付けのテレビでは謎の言語の番組が流れています。多分ネパールの番組なんでしょう。
店内を見回すと、店員も含め濃いめの顔立ちの方が多いですね～・・・って、どうやら日本人は私だけのようです(^_^;)
海外の食堂に1人ぽつねんと訪問してしまったような凄まじいアウェー感です。本当にここは日本なのでしょうか。

とはいえメニュー表記は日本語ですし、お店に入ったときも「イラッシャイマセ」と言われました。日本人向けにきちんと対応してます。
ちなみに、お勘定を済ませた客に「アリガトウゴザイマシタ」と言っているところを見ましたが、日本人客は私だけです。そこは日本語である必要がないような(^_^;)

注文を取りに来てくれた店員ですが、何だか凄く腰が低いです。こっちが恐縮してしまいます(^_^;)
数種類あるランチメニューから小皿が一品付くＢセットを注文です。選べるカレーはチキンカレーにしました。
店名にもなっているモモも注文です。ランチメニューにありませんが、問題ないみたいです。

直ぐにＢセットがきました。ご飯は日本米ですね。チャツネが結構多めに添えられています。
これにトマトソースみたいな色をしたサラサラのカレーと辛子菜？の漬物で一式です。カレーからいってみましょう。

このカレーはインド料理のようにスパイスが前面に出ているわけではなく、スパイス「も」使った煮込みみたいな感じです。
そこそこ辛いですが、気になる程ではありません。鶏の旨みがふんだんに感じられてかなり好みの味です^m^
鶏肉は煮込まれてほろほろですが、旨みを放出してスカスカになっているわけでなく、カレー自体からも旨みが帰ってきている感じですね。ご飯に合います。

ご飯に添えてあるチャツネが意外に美味しいです。いままで果物系のチャツネしか食べたことがなかったのですが、これは野菜系でしょうか。塩気が適度にあって、カレーにコクが増します。変な話、これだけでライスが食べられますね。
辛子菜のお浸しみたいなやつはピリッと辛いですが、カレーの合間に食べると良いアクセントになります。
全体に良い構成のセットですね。

カレーを半分くらい食べたあたりでモモがきました。見た目は小龍包そのものです。
真ん中に赤茶色のペーストが入った小皿があります。パクチーペーストにスパイスを配合したものでしょうかね。辛くはないです。
このペーストをモモの上に乗っけて頂きます。おー、凄くジューシーですね。ほのかにスパイスも感じます^m^
ターメリックが入っているのか、肉汁が黄色っぽいです。ペーストとスパイスと肉汁が口の中で複雑に絡み合って、何とも言えない良い味になります。流石に店名に据えるだけありますね。

ネパール料理はインド料理と中華料理をややインド寄りに合体させた感じですね。でも味わいは優しくどこか家庭的な感じです。
いままであまり食べたことのない料理でしたが、かなり気に入りました。日本人向けだと思います。

今回のお勘定は〆て1450円です。ご馳走様でした。