シェフの自宅に招かれたよな温かさ
初訪問。
六本木駅からは少し離れた場所にあるフランス料理屋。神戸で大人気だった店が東京に移転。
正直な話、移転組にはあまり良いイメージが無かった(お金の匂いがし過ぎて…ね)のだが、ここんちは そんな私のネガティブイメージを遥か彼方へすっ飛ばしてくれる程の良い店でした。
休日に一人でゆっくりと贅沢なランチでも食べようと思いパトゥさんを予約しました。ネット予約可能(店ホームページから予約できます)&一人予約OKなのはありがたい。ちなランチは週末&祝日のみのようです。
店の場所は六本木駅からはけっこう離れた不便な場所…に思いましたが、五反田駅から出ている「六本木ヒルズ行き」のバスを使えば楽に行けました。
お店は小さなビルの二階に。階段をのぼって扉を開けば 笑顔のマダムと美味しそうな料理の香りがお出迎え。厨房のシェフからも元気のいい挨拶が飛んできます。あっ♪な~んか良い店の予感が漂ってきましたよ。
厨房はシェフ一人、接客はマダム一人と たったお二人だけで店を回していました。
店内は白を基調として瀟洒にまとめたこじんまりした空間。席数は僅か8席のみ(二人卓×4)。特徴的なのは客席と厨房の間に隔たりがない事。いわばダイニングキッチンのよな造りになっています。フランス料理屋でこうした店の造りってけっこう珍しいのでわ?
まるでシェフの自宅に招かれてお料理をごちそうになっているかのよな温かみのある空間です。良いですねこの空間。
この日は天候にも恵まれて小春日和の柔らかな日射しが窓からさしこんだ事もあり、お料理の温かさ&マダムの接客の温かさ&日射しの暖かさに全身を包まれる幸せな時間となりました。
お昼でもテーブルセッティングはビシッと決めてありますし、接客担当のマダムの服装もキリッと決まってますので 訪問する側としても それなりの身支度をしてから行くべきでしょう。
カトラリーはクリストフル、グラスはリーデル、茶器はコケ、とテーブルウェアは高級品ばかりで揃えてあります(肉用ナイフはラギオール)。
おしぼりあり、ナプキンあり、カトラリー都度交換。
ランチメニューは価格の異なる二種がありますが私が食べたのは上の価格(一万円 税別)のコース。下のコースとの違いは前菜が増えてメイン食材のグレードが上がる事。ちな下のコースだとメインは豚だったようです。って、それはそれで食べてみたいですねぇ。
お料理ですが、どれも本当に美味しかった。コースの中でひとつたりとも???となる料理が無かったのも良かったです。
調理がシェフお一人の店ですと皿の温度やソースの作り込み具合やガルニの仕上がりとかで???となる事があるのですが、この日のお料理は そうした細部まで綿密に作り込まれていて とても好感が持てます。更にはシェフ一人の店の鬼門でもある「デザート」まで 非常に手の込んだ品を用意してくれました。
来客を全身全霊でもてなそうとするシェフさんの人となりを現すかのよな、美味しくて温かみのあるお料理を食べて私の心は幸福感でいっぱいに。
お味ですが、出汁や油脂の旨味 甘味をしかと感じるクラシカルなフレンチがベース。そこに酸味や苦味を効果的に取り入れて、濃いんだけど食べやすく かつ食べ疲れしない料理に仕上げるのがコチラのシェフさんの特徴のよですね。美味しいだけでなく、個性も感じられる素晴らしいお料理だと思います。
食材もかなり質の良い品を惜しげもなく用いてます。前菜で使われていた雲丹はエグ味は無く甘く濃い。牡蠣も立派なサイズで味の濃い品を使われてました。魚料理の真鯛の身質は和食屋さん顔負け。そして肉料理は まさかの熊本赤牛! 某3つ星仏料理店で良く使われる赤牛ですが、まさか この価格帯のランチでお目にかかるとは想像だにしませんでした。良い意味で期待を裏切ってくれましたね。
この日 食べたお料理の中で一番心に残ったのが魚料理の真鯛。ポワレした真鯛にバターソースという王道中の王道なのですが、王道というのは一番旨いから王道なんだ…という事を改めて思い知らされる素晴らしい皿でしたね。
真鯛への火入れは理想的…というか私の好みドンピシャ! 今は中心部をレア気味に仕上げる火入れの店が目立ちますが、真鯛なんかは パトゥさんやラ ブランシュさんのよな火入れのが美味しく仕上がると思うんですよね。
お手本のよな火入れの真鯛に合わせるソースはバターソースにトマトを混ぜたモノ。ふくよかな香りと旨味たっぷりのソースにトマトの酸味が加わる事で 後味がとても綺麗な仕上がりになってます。
このトマトソースと真鯛のマッチングは見事でしたね。
付け合わせのキャベツも 甘くて、酸味のあるソースと良く合ってました。
素材 火入れ ソース ガルニ…とあらゆる要素がピタリと噛み合った素晴らしい魚料理でした。この魚料理を食べに再訪したいぐらいです。
デザートも良い意味で期待を裏切ってくれましたね。メニューには「クレームカラメル」と記載されてましたので、まあ普通にプリンが出てくるかと思いきや……
なにやらシェフが凄く色々と作業してるんですが??
ビスキュイ用意し、リキュールで風味づけして、柑橘乗せて、メレンゲ作り始めて、バーナーで炙って?????
え(´・ω・`)?
プリンぢゃないの?
提供されたのは……予想とは全く違うビジュアルの品。ていうか、パフェですね(#^.^#)
中にプリンを仕込んだプリンパフェでした。
構成は オレンジピール ビスキュイ プリン 柑橘(名前聞いたが忘れた) メレンゲ ヨーグルトソルベ。オレンジのリキュールで風味づけしてあります。
このデザートも凄く美味しかったです。クレームカラメルか?と言ったらキッパリと否だけど、これだけ美味しけりゃ んな事はどーでも良い。
プリン自体もコクがあって濃いプリンで良いのですが、柑橘が入ると更に良いですね。ピールのほろ苦さやリキュールの香りのアクセントも好きだなぁ。
ヨーグルトソルベもしっかり温度を上げて最適と思われる状態にしてありましたし、最後まで一切 隙無しでした。
飲み物はグラスでワインを三杯飲みました。サッと普通の水をチェイサーで出してくれる気配りとかも嬉しいし、ワインの状態も良くて 昼から良い気分に(#^.^#)
お酒が美味しかったので会計は二万ぐらいするかと思いきや、なんと16000円でオツリが来ました❗️
六本木にしてはワイン価格がそこまで高くないのと、ランチだからかサービス料無しだったのです。
あれだけクオリティ高いお料理と雰囲気良い空間と良いお酒を楽しんで この支払い額。これは良心的と言うしかありません。お料理の味は好みドンピシャでしたし、支払い額もさほど高くない。これは再訪確定ですね。ランチの下のコースとかディナーの上のコースとか、色々と試してみたくなる素晴らしいお店でした。
食後はシェフさん自らが一階まで降りて来て、 私の姿が見えなくなるまでお見送り。恐縮です。また美味しいお料理目当てに訪問させてもらいます。
ただ一点だけ気になったのが……
春の足音が聞こえてきたとはいえ、まだ寒さが残る季節でしたので 一皿目 二皿目と冷菜が続くコース構成が残念。どちらの皿も お味は抜群だっただけに 余計 もったいない感がありました。
一人で訪問。
ランチコース(10000円)
グラス泡(1600円)
グラス白(1200円)
グラス赤(1600円)
別途消費税。
サービス料無し。
一品目:蕪のムース。蕪のムース自体はありがちですが、蕪の葉のソルベが効いてます。微かな苦味が蕪ムースの甘さを際立たせてくれるんですね。
二品目:エビ 雲丹 茄子のタルタル。海鮮は非常に上質。なのですが、この皿の主役は茄子ではあるまいか?ってぐらいに茄子がバカ旨。キューブ状の茄子も焼き茄子のピューレも海鮮と絡んで むちゃくちゃ美味しくなってます。レフォールの爽やかな辛味が清涼剤となり後味はスッキリと。
三品目:ホワイトアスパラと牡蠣。茹であげたホワイトアスパラに大ぶりの牡蠣ソテーを乗せてあります。ソースは意外な事にヴィネグレット。牡蠣の濃い旨味があるので 酸味を感じるヴィネグレットのが確かに良いですね。牡蠣×アスパラという組み合わせも とても良い。
四品目:根セロリのスープ。甘さの中にほんのり苦味が漂うスープが胃袋に染み渡ります。アクセントとして入っているフォアグラの焼き具合も好みドンピシャ。このぐらい表面をカリッと強めに焼くの好きだなぁ。フォアグラ×根セロリはド鉄板の組み合わせですね。
魚料理:真鯛のポワレ トマトバターソース。この日の一番《*≧∀≦》
肉料理:熊本赤牛のステーキ。和牛なんだけど脂身の甘さより赤身の濃い旨味が特徴の赤牛なので、リブロースでもクドさは全く感じない。久しぶりに食べた赤牛ですが、やっぱり旨い牛さんですね。フレンチのメインで食べるにはサシの多いブランド牛よりも 赤牛のが向いてるよに思います。美味しいステーキでした。
付け合わせも単なる温野菜ではなくて、しっかりソースで味がついていて 野菜ひとつひとつが美味しい。
欲を言えば このステーキをトリュフソースやマデラソースで食べてみたいな。ディナーならやってくれるのかしら?
デザート:プリンパフェ(笑) 良い意味でメニュー表記詐欺。
カフェ:いくつか選択肢あり。私はエスプレッソを頂きました。
外観
昼シャンパン最高♪
蕪のムース トマトジュレ 蕪の葉っぱのソルベ
エビ 雲丹 茄子のタルタル。レフォールのソース。
お料理美味しいから白も飲んじゃう。
ロワール産ホワイトアスパラと牡蠣
根セロリのスープにフォアグラソテー。スープは泡立ててあるので口当たりがとても軽やか。良いねぇ。
真鯛のポワレ。トマトバターソース。敷いてあるキャベツまで全てが完璧。
メインに合わせてボルドーの赤を。も少し安いのもありましたが、せっかくの赤牛なので贅沢に。
熊本赤牛のステーキ。これにトリュフが乗ってたら萌え死ねたな。まあランチだからしゃーなしだ。
プリンパフェ。上部のメレンゲは炙ってあるので甘~い香りが漂います(#^.^#)
エスプレッソ。コケの器が素敵♪
この日のメニュー。下のランチコースだとメインは豚さんでした。って、豚さんも食べたいです!食べに行かなくっちゃ。
점포명 |
Patous(Patous)
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장르 | 프렌치、유럽 요리 |
예약・문의하기 |
03-6807-4820 |
예약 가능 여부 |
예약 가능
電話予約は、営業時間を避けてご連絡いただけますと幸いです。 |
주소 |
東京都港区麻布台3-4-14 麻布台マンション 1F |
교통수단 |
東京メトロ「六本木一丁目駅」2番出口より徒歩8分 롯폰기잇초메 역에서 518 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥15,000~¥19,999 ¥8,000~¥9,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥20,000~¥29,999¥10,000~¥14,999
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지불 방법 |
카드 가능 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
서비스료 / 차치 |
なし |
좌석 수 |
8 Seats ( テーブル8席) |
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연회 최대 접수 인원 | 10명 (착석) |
개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 20인 이하 가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 近隣にコインパーキングあり |
공간 및 설비 |
세련된 공간,차분한 공간,자리가 넓은,무료 Wi-Fi있음 |
음료 |
외인이 있음,엄선된 와인 |
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요리 |
채소 요리를 고집함,생선 음식을 고집함,건강/뷰티 푸드 메뉴,채식주의자 메뉴 있음 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
숨겨진 레스토랑 |
서비스 |
축하・서프라이즈 가능,음료 지참 가능 |
아이동반 |
어린이 가능
お子様のご予約は事前にご連絡ください。 |
드레스코드 |
スポーツウェア、ショートパンツ、サンダルでの入店はご遠慮いただいております。 |
홈페이지 | |
오픈일 |
2020.8.13 |
비고 |
※貸切予約ご希望のお客様は、人数・ご予算などお気軽にご相談ください。 |
再訪。
麻布十番駅からも六本木駅からも遠いという やや不便な場所にある仏料理店。なんですが、ベテラン仏料理職人さんが こだわり抜いた食材を使って つきっきりで調理した極上料理をほかよりも安く提供している名店です。
せっかくの黄金週間、一人で豪華な昼飯でも食べたいと思いパトゥさんを予約しました。予約はけっこう直近でも取れました。
電車だとアクセス悪い場所にある店ですが、バスを使えば案外 楽チン。ごく普通のマンションの二階という目立たない場所にあるけども、店に近づくとお料理の良い香りが漂ってきます♪ もう この時点でちょっとウキウキ気分の私。予約時間より数分早い到着でしたが、マダムが笑顔で出迎えてくれました。こゆのも 地味ながら嬉しいですよね。 厨房の山口シェフからも元気の良い挨拶が飛んできます。
案内されたのは前回と同じ席。だうやら一度 来ただけの私の事をしっかり覚えていてくれたやうです。
パトゥさんは厨房と客席に隔たりがない造りになってますので、壁側席に座ると山口シェフがお料理している姿がとても良く見えて楽しいんですよ。ので、私は今回も一人訪問。
え?女性同伴?
ヤダよ❗️ 厨房に背を向けて座る事になるからツマンナイぢゃん。
ランチコースは二種ありますが、今回 私が頼んだのは高いほう。
テーブル上には本日のコース内容を記した紙が置かれていますが、メインは私の大好きな子羊。この瞬間、心の中でガッツポーズする私。こりゃ今日はもう勝ち確定ですな(笑)
ランチコース(10000円 税別 サービス料無し)
カリフラワームース トマトジュレ:カリフラワーをそのまま食べるよりカリフラワーの味を感じるムースに、軽い酸味のトマトジュレという組み合わせは食欲がわいてきてスターターにはぴったりですね。
シマエビと雲丹のタルタル:甘味の濃い海老&雲丹に キリッとした酸味のソース。酸味はけっこう思い切りよい使い方ですが、この酸味が海老や雲丹の甘さをより引き出していて美味しいですね。タルタルに混ぜ込まれた茄子もソースを含んでいて旨い。
ホワイトアスパラ茹であげ:太いロワール産アスパラガスはスジを全く感じない見事な茹であげ。それでいて野菜らしい香りも適度に残してあって抜群の旨さです。合わせるのはソースではなくドレッシング。美味しいですけど王道のオランデーズソースとかでも食べてみたいかも。
トウモロコシのスープ:まだ季節的に早いかと思ったトウモロコシでしたが、いやいや かなり甘さが乗っていて美味しいスープでした。もちろん砂糖なぞは全く用いていないトウモロコシだけの甘さです。
ホッケのポワレ バルサミコ風味のバターソース:お魚料理は まさかのホッケ。超貴重なフレッシュのホッケ、それも特殊な〆方(神経〆だそうです)をして最上の状態で運ばれたホッケを山口シェフが熟練の技で焼き上げてくれました。
まずは魚への火入れの素晴しさに驚愕。皮は究極のパリパリ具合でありながら、身はしっとり&プリップリ。そしてホッケというだけあり身には美味しい脂がたっぷり乗っていて私の舌を蕩けさせます。
たっぷり脂の乗ったホッケにバターソースで重くなるかと思いきや、ソースにはキレのある酸味が付与されているため食後感はむしろスッキリ。こりゃ メチャクチャ旨い魚料理に仕上がってますね(#^.^#)
ソースの酸味が何だかわからなかったので質問したところ、ホワイトバルサミコ酢との返答。 いやはや とても酸味の扱いが巧みなシェフですね。
子羊鞍下肉のロースト:メインは私の大好きな子羊。しかも仏はシストロン産の子羊です。シストロン産子羊というと 子羊の中でも高級なヤツでして、他の店でこれを選ぼうとすると追課金が必要な場合がほとんど。その子羊を、ランチとはいえこの価格のコースで提供してくれるってのが嬉しいですねぇ。
お魚への火入れも見事でしたが、子羊の火入れも また見事。シストロン産子羊の特徴でもある肉質のきめ細かさを感じさせつつ、しっかりと火入れで旨味&香りを増幅させています。
しっとりした肉に歯が入った瞬間、口中に流れ込んでくる子羊の香りと旨味の量の なんと多い事か❗️
ソースはシンプルにジュ。ハーブの効かせ具合も控えめでしたが、子羊の肉質&香りが良いので 風味付けは控えめで正解ですね。
付け合わせの温野菜もひとつひとつキチンと美味しい。更には ローストされたタケノコが乗ってるのですが、このタケノコが妙に旨い。あまりに旨いタケノコなので聞いてみたら、なんと京都のタケノコでした(笑)
コース単価三万↑の和食屋で使われるよなタケノコが出て来ようとは……良い意味で驚きました。
クレームカラメル:デザートです。まあ 要するにプリン。カラメルソースにクリーム加えて泡立てたモノをソースにして、蜂蜜のアイスクリームを添えて提供されました。
普通のプリンに比べてカラメルの甘さ苦さはかなりマイルドになってますが、そのぶんプリン本体の濃厚さが目立つバランスになっています。
また 添えてある蜂蜜アイスが とても品の良い甘さを持ってますので、この甘さを壊さぬためにもカラメルには一歩退いてもらったのでしょう。なかなか美味しいデザートでした。
珈琲:食後の飲み物はいくつか選択肢ありましたが、私は珈琲を。今回もコケのカップですね。優雅でよろしいですな。
食後は山口シェフと少しお話させてもらいました。前回訪問時には寡黙なシェフかな?って印象でしたが、食材の話になると驚くほど饒舌になる人でした。だうやら山口シェフは根っからの料理人のようですね。
今回もとても良かったです。前菜からだいぶ良かったのですが、その良い前菜達ですら霞むぐらいメイン二つが凄かった。
シェフの調理技術、極上の素材、素材とソースのマッチング、全てがピッタリと噛み合った極上のフランス料理を頂けました。この日、パトゥさんでのランチを選択した自分を誉めたくなるよな そんな素晴らしい内容のコースでした。
しかも これだけの厳選素材を用いたお料理を税別とは言え一万円で提供しているというのも食べ手側からしたら非常にありがたい。
頂いた名刺によると山口さんはオーナーシェフだとか。なる、パトロンとかに金を吸い上げられる事も無く、お二人だけでやられているので人件費もかかってない…… だから、このお値段でやっていけるのですね。
お酒の値段も港区レストランにしては良心的で、パトゥさんみたいな店こそが 真っ当な店と呼ばれるべきかと。
もうすぐ夏。
噂のスペシャリテ「桃とセロリの冷たいスープ」を既に虎視眈々と狙っている私です。
一人で訪問。
ランチコース(10000円)
グラス泡(1600円)
グラス白(1500円)
グラス赤(1800円)
別途消費税
水は無料の水を注いでくれました。そゆ気配りも嬉しいです。