공식 정보
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점포명 |
移転Antichi Sapori(Antichi Sapori)
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장르 | 이탈리안、파스타、말고기 요리 |
주소 |
東京都港区南麻布5-2-40 日興パレス 1 |
교통수단 |
지하철 히비야선 히로오역 도보 4분 히로오역에서 426m 히로오 역에서 425 미터 |
영업시간 |
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예산 |
¥6,000~¥7,999 ¥3,000~¥3,999 |
예산(리뷰 집계) |
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지불 방법 |
카드 가능 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
좌석 수 |
90 Seats ( 90명(착석시) 120명(입식시)) |
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개별룸 |
가능 10~20인 가능、20~30인 가능 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 20인~50인 가능、50인 이상 가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 ※점내에 흡연 스페이스가 있습니다. |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
세련된 공간,차분한 공간,커플석 있음,바리어 프리 |
음료 |
외인이 있음,엄선된 와인 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
숨겨진 레스토랑,독채 레스토랑 |
서비스 |
축하・서프라이즈 가능,소믈리에가 있음 |
아이동반 |
어린이 가능
어린이 의자의 준비도 있어 어린이 동반 환영 |
오픈일 |
2013.8.8 |
비고 |
◆안티키・사폴리와 슈페르바코의 타베로그 신 페이지는 이하 URL보다 보실 수 있습니다◆ ☆안티키・사폴리 /tokyo/A1308/A130803/13269296/ |
가게 홍보 |
이탈리아인이 가장 신뢰하는 등급 잡지 감베로로소에서 최고 평가를 받은 풀리아의 명점 '안티키 사폴리
전세계에서 방문하는 사람도 많고, 예약을 할 수 없는, 이탈리아의 베스트 오스테리아를 히로오에 재현. 일본에서는 아직 드문 "풀리아 요리"는 "야채 중심의 전채가 다음부터 다음으로 나온다"가 특징으로 매우 건강하고 즐거운 식사입니다. 요리장은 이탈리아 요리 콩쿠르 우승의 실력자로, 현지의 맛을 충실하게 전달합니다. 와인・식재료도 풀리아산을 고집해, 인테리어 |
休日の午後、季節感を感じようと中目黒で桜を見ていたのですが、あまりにも人が多かったので、5分で撤退(苦笑)。こんなに多いとは・・・。その後、テクテク歩いて晩御飯にこちらのイタリアンにやって来ました。「アンティキサポーリ」さん。日比谷線の広尾駅から徒歩4,5分くらかな。西麻布の交差点の方に向かって歩いて行くイメージです。広尾エリアは全体的に高級なエリアなので、落ち着いた雰囲気のお店が多く、六本木や恵比寿ほどワチャワチャしていなくて、好きです(まぁ、そんなにここら辺に私が訪問すべきスポットはないので、頻繁には行きませんがw)。
こちらですが、私がフォローしているレビュアーさんが何人か行かれており、場所の割にはコスパもよさげだったので、ブックマークしていました。そして、最近、食べログが新しく始めた?イタリアンTOKYO百名店2021にも選ばれたみたい。こちらはイタリア料理の中でもプーリアの郷土料理を出しているお店。プーリア州は、イタリアの中でもかかとの位置にある州です。
こちらの夜は主にコースが3つ。
サポリートコース 4850円(税抜)
プーリアコース 5980円(税抜)
アンティキコース 6980円(税抜)
が選べるのかな。とはいえ、私は、初めてだし、一番下のコースで楽しんでみようかなと思いサポリートコースを選択しました。メニューにはボリュームをおさえていると書かれていましたが、お腹は結構、いっぱいになりましたし、お料理も値段を超える価値があるように感じました。
私は、
サポリートコース 4850円(税抜)
※ボリュームを控えてちょっとずつ色々楽しめるコース
●プーリア風前菜(今月の前菜より3品)
●パスタ(20g)(アラカルトのパスタメニューより1品)
●肉料理(2種盛合わせ)
●ドルチェ(今月のデザートより2品)
●食後酒(アマーロ、リモンチェッロ、これはコーヒーや紅茶に変更可能。)
●小菓子(プーリア州のアーモンド菓子やビスコッティ)
という感じでした。
最初にパンの盛り合わせのようなものが出てきました。パンは3種類ついています。風味の異なるフォカッチャが2種類。カンパーニャやプーリア州の伝統的な固焼きパンであるタラッリというものが提供されました。フォカッチャは風味があって、ウエットでモチモチして美味しい。タラッリはこちららしく早速、プーリアの伝統的なパンなんですね。店員さんの話によるとジャガイモを練り込んであるなどと言っていた気がします。固焼きでカリカリした食感が特徴です。
さて、プーリア風前菜(今月の前菜より3品)からスタートです。
前菜1品目は、トルティーノなどがのった一皿。トルティーノはお皿右側にあるやつで、カボチャやチーズなどを作って作られているらしいです。濃厚で美味しい。一緒に提供されている生ハムは、カポコッロ(Capocollo)だと説明してくれました。別名、コッパ(coppa)などとも言われている豚の首の後ろあたりの肉(いわゆる肩ロースの一種と思われる。)を熟成して作る生ハムです。たしか、ロンバルディア州の名産だった気がしますが、生ハムよりもサラミの製法に似た作り方をしており、スパイスの風味と塩味がピリっとしています。店員さんも肩ロースのサラミの一種のようなものだと説明してくださいました。そして、そこに添えられているユリ根みたいなやつですが、これは、ランパショーニというものらしく、南イタリアのプーリア州などに自生するハネムスカリの球根だそう。もちろん、売っているのは食用に栽培された物が多いようですが、プーリア州では馴染みのある野菜らしいです。私は、初めて食べました。ムスカリ???実は、私はガーデニングも一つの趣味にしていることもあり、いろいろな植物を育てたことがあり、もちろん、ムスカリも育てたことがあります。一般に、「ムスカリの球根は毒がある。」と言われていたはずだが・・・と思っていましたが、ランパショーニは毒がない食用のムスカリだそう。でも、味は独特で、苦みがあります。皮をむいてよく洗って水につけ苦みのもとを抜くらしい。それを茹でてイタリアお得意のオリーブオイルで和えたり、酢漬けにしたりするらしいです。イタリア人でも好き嫌いが分かれるらしいです。これは酢漬けでした。確かに、ちょっと苦みがありましたが、酢漬けになっているので、ピクルスみたいな感じでした。
それに合わせて頼んだ白ワインは、
ハウスワイン白 グラス 800円
です。ハウスワインは何だろう?と店員さんに聞くと、
Vivino Vicentini Agostino Vigneto Terre Lunghe Soave 2018
ヴィチェンティーニ・アゴスティーノ・テッレ・ルンゲ・ソアヴェ
だと教えてくれました。ネットで見ると、大体1本2000円弱くらいのワインですかね。そもそも、ソアヴェはイタリアを代表するワインの一つですが、これはガルガーネガという白ブドウのブレンドワインです。ソアヴェのDOCは、ガルガーネガを70%以上使い、そこにトレッビアーノ・ディ・ソアーヴェやピノ・ビアンコ、シャルドネなどを最大30%までブレンドできるとルールが決まっています。ソアヴェの特徴というと、なんといっても、その酸ですね。私がイタリアワインで初めて飲んだのはやっぱりソアヴェだったんですけど、酸っぱいな・・・と思って苦手意識がありました。その印象もあり、イタリアワイン苦手だな・・・と長らく思っていたのですが、勉強していくと、そんなのばっかりでもない(笑)ということが分かりました。私が初めて飲んだソアヴェはそこらへんのスーパーで売ってた500円くらいのやつ(笑)だったので、本当のソアヴェを飲むと、確かに印象的な酸はありますが、尖ったただ酸っぱいだけのワインという感じではなく、ミネラル感もあるし、柑橘系のフレッシュな感じがして美味しいです。特に、今回、こちらのお店で飲んだソアヴェは値段の割には非常に美味しくて自分でも買いたいなと思いました。やはりハウスでもうまいワインはうまい。
次に前菜2品目は、これは、パンコットというお料理らしいです。もともと、古くなったパンやじゃがいもなどを煮てスープにするなどしたプーリアの伝統料理らしいです。添えられている緑の草はチーマビラータと呼ばれるものらしい。味わいの薄いほうれん草みたいな印象で、凄く美味しいか?と言われると(笑)って感じなんだけど、オリーブオイルのような風味がしてイタリアを感じる前菜でした。
最後に前菜3品目ですが、左にあるのは、豆のペーストの中に仔牛去勢のリードヴォーが入っているそうです。豆のペーストがまろやかで美味しい。ひよこ豆とかかなぁ。何だろう。肉の方はリードヴォー、つまり仔牛の胸腺をのあたりの肉らしいです。独特の食感で煮込み料理などに使われるフレンチなどでは高級食材の一つらしいです。右のは茄子だと説明されたと思います。パルミジャーノメッツァーナがかかっているとか。たぶん、チーズのことだと思われる。トマトソースも添えられています。なかなか美味しい一皿。
前菜を食べながら白ワイン2杯目。これは
Castel di Salve Santimedici Bianco 2018 グラス 850円
カステル・ディ・サルヴァ・サンティメディチ 2018
ですね。Castel di Salveというのがワイナリーの名前ですね。この白ワインも値段的にはそこまで高くないと思います。これもプーリアのワインみたいですね。全体的にお料理もワインもプーリアを・・・という感じなんですかね。ブドウの種類はヴェルデカ (Verdeca)を使っているワインのようです。ヴェルデカは、プーリアの土着品種です。比較的、明るい色の白ではありますが、最初に飲んだソアヴェに比べると、明らかにワインの色は少しあり、黄金色寄りでしょうか。フルーティーな感じで青りんごやハーブのような感じ。ただ、まぁ、味については、そこまで感動する味ではなかったか?でも、プーリアのワイン自体あんまり飲んだことがなかったので、貴重な体験。
次にパスタですね。私は、完全に味で選んだ(笑)ので、これについては別にプーリア感はない気がする。メニューでは見にくいけど、一番上の本日の魚介と生トマト、玉葱、アンチョビのスパゲティというやつです。メニューにも書いてあるとおり、20g程度なので、多くはないですが、なかなかしっかりした味のする美味しいパスタ。本日の鮮魚はイナダで、からすみなどもかかっており、オリーブオイルベースでピリっとした塩味もする美味しいパスタ。白ワインが進む味です。私は、白と一緒にパスタも食べたかったので、これにした感じ。パスタ的には、トロッコリやオレッキエッテなどがプーリアのパスタかもしれません。
メインは、サポリートコースは、お肉2種類ですね。豚のサルシッチャと馬フィレ肉の炭火焼みたいです。サルシッチャの方はジューシーで脂多めです。旨みがありますね。馬フィレ肉はあんまり食べませんが、味にクセはそんなにない。どっちかというと、筋肉質でシャキシャキした感じの食感の赤身肉だと思います。岩塩が降られており、ピリっと塩味もします。レンズ豆やルッコラが添えられていました。
せっかくのお肉料理なので、ワインは赤にしてみようという訳で、
Terra San Giovanni Primitivo 2017 グラス 980円
テッラ サン ジョヴァンニ
をお願いしてみました。これはプリミティーヴォですね。たぶん、プーリアと言えばプリミティーヴォが有名かなと思ってこれを選んでみました。アメリカではジンファンデルと呼ばれているやつです。プリミティヴォの名前の由来はブドウが熟すのが早いかららしいです。味的には、チェリー感がありますかね。風味もあって果実味がしっかりある感じ。酸はどっちかというと少なめな印象で、少し後味がスパイシーな印象でした。極端に酸が強すぎない感じが私は好きでした。まずまず。
ドルチェは、今月のデザートから2種類って話だったと思います。右にあるお菓子は、カスタータとかカッサータとか言っていた気がする。メレンゲ菓子みたいな感じで、甘く、チョコレートの味がします。左の小さいのは、イチジクとマスカルポーネチーズ、キャラメルなどが入ったチーズケーキ風の一品でした。
最後に食後酒ですが、リモンチェッロorコーヒー/紅茶が選べます。リモンチェッロも楽しそうだったのですが、まぁ、まっすぐ歩いて家に帰るためにも(笑)お酒は控えめで。でも、ほかのレビュアーの方の写真を見ると、このリモンチェッロがまた、いいらしいです。お酒が強ければ!?ちなみに、リモンチェッロは度数が高めです(笑)。私もイタリアのお土産に買ってチマチマ飲んでましたけど、イタリアらしい飲み物。別のイタリアンのシェフの話によると、アルコール度数の高いドリンクを最後に飲んで、胃の動きを活発にするとかなんとかって話もあるらしいです。でも、私は、ホットコーヒー(笑)。
小菓子も一緒に出してくれました。アーモンドの砂糖漬けとビスコッティのようなものでしたが、これも美味しかった♪コーヒーはブラックでいつも飲んでいますが、それととてもよく合うお菓子です。美味。
店内はダークブラウンを基調としたテーブル席が並んでおり、わりと温かみがある感じです。思ったおりも広々した店内でワイワイ楽しめそう。まぁ、コロナの影響か、ワイワイ楽しんでいる人はほとんどいませんでしたが・・・。でも、ディナータイムにはお客さんも増えて来て、カップル、男性二人組、グループなどもチラホラいました。でも、お店の埋まり具合としては6割とか7割とかそんなもんかな。入口の所にコートなどをかけられるハンガーが設置されており、荷物カゴもあったので使うことができます。店員さんの接客は丁寧な感じで、お料理の説明やワインの説明も丁寧にしてくれました。お値段がそんなに高くない割には上質なサービスという感じ。クレジットカードも使うことができたので、便利でした。
ごちそうさまでした。うん。良かったです。この値段でこれだけ楽しめたら満足ではないかな。広尾というエリアを考えても、コスパは良さそうでした。ちなみに、近いうちに移転する話があるらしいです。どこに移転するのやら。良かったらどうぞ。