味はまずまずでも、神田ランチにしてはコスパが？ : Jido roppu

この日も神田ランチでした。
ランチ友と一緒に最近の恒例になっている日本橋本石町の攻略に向かいます。

実は、この日目指していたのは、当店の近くにある「おらが里」という居酒屋さん。

ところが、同店に着いたところ、例の悪魔の貼り紙に見舞われます。「本日ランチ休み」
この貼り紙に出くわす時はバイオリズムの悪い日と勝手に決めていますが、とにかくとても残念な気持ちになります。

もっとも、それでめげるわけにはいかないので、この日は、同店からすぐ近くにある当店に咄嗟にターゲットを変更しました。

典型的な大衆居酒屋のおらが里と当店ではまったくタイプが違います。
当店は、ワインバー風。オシャレな外観のお店です。

店頭には、ランチメニューが掲示されており、当然のことながらパスタなどの洋食メニューが中心です。

12時5分前頃の入店。
以前に12時半くらいにお店の前を通りがかった時覗いたところでは、結構混んでいる感じだったのですが、この日はガラガラでした。
店内はかなり広く(食べログ店舗情報によれば63席)、入って右手にカウンター席、その奥の左手にテーブル席、さらに奥にもスペースがあってテーブル席が並んでいます。
先客は、カウンター席に１名と奥のテーブル席に２組くらいの感じでした。

店員さんに２人の旨を告げると、手前の方のテーブル席に案内されました。

卓上にはランチメニューが置かれています。
店頭に出ているものと同じで、パスタが３種類、洋定食風のものが３種類、そして、ラザニア、ドライカレー、ハヤシライスの9種類です。全てのメニューにスープが付きますが、価格帯は、750円〜900円。
ただ、女性向けなのか、パスタやハヤシライスなどはハーフサイズのメニューもあって、これだと400円〜500円です。
メニューを見た限りでは、まあ標準的なコスパかな？と感じました。

注文は、私がラザニア(自家製フォカッチャ付き)900円、ランチ友が男のポークジンジャー900円となりました。

待ち時間は短く、まずすぐにスープが提供。それからメイン料理の提供までも5分かからないくらい。注文の２品がほぼ同時に提供されました。

スープはクラウムチャウダー風のスープですが、ミルクの風味の強い比較的サラッとしたスープでした。

私のラザニアは、ノーマルなラザニアです。
ミートソースとチーズが合わされたラザニアで、オーソドックスながらもしっかりした旨味があり、きちんとした調理技術に裏付けられていることが推測されました。
しかし、量はかなり控えめで、自家製フォカッチャが付くにしても、成人男性にはかなり不満の残る量です。
自家製フォカッチャは、ドライトマトが練り込んであるフォカッチャで、味はなかなか美味しかったです。でも冷めていたのはちょっと残念でしたね。

同僚の男のポークジンジャーも味の評価は高かったのですが、やはり神田相場との比較は避けられない感じでした。

ランチタイムは、デザートが+150円、ドリンクが+100円で付くなど1,000円内外の予算でランチタイムをゆったり過ごすニーズにはピタリだと思いますが、我々のように単純に食えばいいというニーズの客にはコスパ的にやや疑問に感じてしまう面は避けられません。