점포명 |
Youin shoku
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장르 | 양식、카레、오므라이스 |
03-6272-4156 |
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예약 가능 여부 |
예약 불가 |
주소 |
東京都千代田区西神田2-8-12 |
교통수단 |
JR水道橋駅東口より徒歩5分ほど 스이도바시 역에서 433 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
~¥999 ~¥999 |
예산(리뷰 집계) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
좌석 수 |
8 Seats ( カウンター8席★ 他に、中待ち用の丸椅子3脚あり。) |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
카운터석 있음 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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서비스 |
테이크아웃 가능 |
아이동반 |
어린이 가능 |
오픈일 |
2021.7.5 |
この1ヶ月近く、食べログの公開レビューを投稿出来ていない。
気になっていたお店に行っても「まぁ悪くはないが特筆するほどでは…」となるとレビューがどうしても書けなくて、備忘のためにごく簡単なメモを記して非公開に保存する事になってしまう。
投稿するお店は
初めて訪問したが、また来たいと思えるお店。
以前から好きだったけれど、きちんと投稿出来ていなかったお店。
ごく稀にだが、食べログ評価は高いが、私にとって「ちょっとどうかなぁ」と問題を感じるお店。(大きなお世話かも知れないが注意喚起のために)
自分は、誰かに伝えたいと思う気持が高まるお店しかレビューが書けないタチのようだ。
「洋飲食」
ありきたりなようで、あり得ない屋号。
オムライスやハンバーグ、スパゲティも美味しいがカレーもなかなか、という情報はなんとなく知っていた。
改めて食べログで見てみると、ガーンと頭を叩かれるような衝撃の写真が目に飛び込んで来た。
ナポリタンのような赤いスパゲティの上にどっちゃり掛かったミートソース。
ナポリタンに掛かっている訳でも、ボロネーゼを和えた為に麺が赤くなっているのでも無い。
でも、何故か旨そうな赤いスパゲティの上にミートソースがたっぷり掛かっているのだ。
「それ程こだわる所ではないだろう!?」
と普通は思いますよね。
でもそれにはワケがある。
年をとると最近の事はすぐ忘れるくせに、10代、20代の多感な頃の事を何かのきっかけで鮮烈に思い出してしまう。
(皆が必ずそうなるのか、私だけなのか?)
中学生の頃、学校の購買部で昼休みだけパンを売っていた。弁当を忘れたり、母親が弁当を作れない(作らない?)日の生徒のためだ。
手作りの調理パン。食べ盛りなので購買部でパンを買う日はいつも3つ。不動のクリーンナップトリオの4番バッターがミートソース!赤いスパゲティの上にミートソースがどっちゃり掛かっている。前後を固めるのは、3番がレタスと厚切りのプロセスチーズも挟んである手作りハンバーガー、そしてクリーンナップの最後はスリットロールにラム酒の香りのホイップクリームがたっぷり絞られたクリームパン。
以来50年間、数えきれないほど昼食にパンを食べる事があった。
もちろんたまにはブーランジュリーの銘店も。
しかし、私はこれ以上の名選手が揃ったランチパンのチームにお目にかかった事が無い。
(これは懐かしさや感情的な部分で美化して言っているのではなく、本当にそうなのだ。もちろん私の舌が靴べら程度の出来なのかも知れないが、パンを作るおばちゃん達の素朴な手作りの味わいが、本当に美味しかった)
50年間逢いたくて、逢いたくてたまらなかった恋人を見かけたような気になって、一目散に飛んで来た。
2023年11月14日 初訪問
神保町の交差点から水道橋に向かう道の、左側を歩き、水道橋の駅もだいぶ近くなってきた頃、見えてくる2階のお店。
(最寄り駅は水道橋だが神保町エリアと言って良い場所だと思う)
歩道から店に登る階段を見上げると簡素な造りに見え、この立地でも成り立つ神保町の懐の深さと、お店の方の逞しさを感じる。
お店に入るとL字型のカウンターに椅子が8席。
2人のアジア系と思われる外国の方が切り盛りしている。
ホリが深く眉の濃い、キリッとしたイケメンと言っていい、日本語の上手な方が接客対応。
とても感じが良い。
店内も清潔で、椅子が固定でないのが嬉しい。
メニューはチキンライス、ドライカレー、オムライス系で数種類。カレーが7種類、スパゲティ5種類、ハンバーグ2種類に、トッピングとしてとんかつ等の揚げ物や、ミニハンバーグ、タンドリーチキン、目玉焼等。
迷わず「ミートソーススパゲティを下さい」止めろ、止めろ、と心の中で思いつつも「目玉焼きのトッピングもお願いします!」(何でも目玉焼き乗せるの止めようと思ってたでしょ〜!)
思った通りのビジュアルでミートソーススパゲティ950円に良い焼き加減の目玉焼き100円が乗ってきた。合計1050円(税込)
旨い!
やや控えめだが、程よい味付けで、先ずは目玉焼きを横によけてスパゲティだけで。
途中で目玉焼きを崩して添えられてきた粉チーズもかけて味変。
(私は使わなかったが、こちらのお店は、味を少し控え目にして、卓上にセットされた塩、コショウで、いつでも塩加減を調整出来るようになっている)
旨い!旨い!と食べ進んで来たが、ちょっと待てよ。
追いかけて来た恋人はどこへ行った?
振り返ったのは人違いの美人だった!
まあ50年も前の味付けに出会えるわけはないのだった。
ところでさっきから気になっている事がある。
こちらのお店の方達は、どの国であれ、どう見てもカレーの美味しい国の出身だよな。
メニューもカレーの種類が1番多いし、食べログの写真で見るこちらのカレーもインドとはまた少し違う「コレ絶対旨いやつ〜♪」なのだ。
ミートソーススパゲティも美味しかったが、投稿はカレーも食べてからでないと…。
2023年11月28日 再訪
前回同様、非常に日本語の上手い、感じの良いイケメンさんが対応してくれる。
「こちらのカレーはサラサラみたいだけど、どこ風のカレーですか?スリランカとか、パキスタンとか、南インド系とか?」と聞いてみた。
「ネパールです。ネパールのカレーを少しだけ日本の方が食べやすいようにアレンジしています」
「ハァー、するとお二方もネパールの方ですか?」
「そうです」
「チキンカレーをお願いします」
「辛さはどうします?」
「こちらのお店の標準の辛さで」
「わかりました。チキンカレー中辛1つー!」
とその時、少し離れた席のお客さんのキーマ茄子カレーが目の前を通り過ぎて行った。
照りっ照りの素晴らしい茄子が乗っている。
「あっ、あっ、チキン茄子カレーで!」
またやってしまった…。
チキン茄子カレー1150円がやって来た。
ご飯を中心に右側はとても魅惑的な色(黄色みの中に赤みが入っている)のサラサラなカレーソースに、鶏もも肉がゴロゴロ、そして照りっ照りの茄子。左側はキャベツの千切りと、櫛切りのトマト、ブロッコリーが1片づつ入ったサラダに、糸を引くようにマヨネーズが掛かっている。
カレーを一口。
マイルドだが優しさの中に深さもある。
スパイスは、パウダーでもホールでもない、粗挽きされたようなクミンシードが強め。
途中、桂皮(ニッキ)のかけらも出て来た。
ヨーグルトが少し入っているのだろうか?
癒し系のエスニックカレーだ。
ネパールカレーといえば、今はすっかり再開発された渋谷駅南口側の桜丘エリアに「カンティプール」という店が最近まであった。
カンティプールはニンニクがしっかり効いて、カレーソースももっと赤っぽかったが、確かに味の底流は通じるものがあるような。
カレー天国の神保町で、また1軒、癒やされるカレーを出す新しいお店に出会ってしまった。
ご馳走様でした。
長いレビューにお付き合い頂き、有難うございました。