공식 정보
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인터넷 예약
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점포명 |
Tai Ryouriban Nipa
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장르 | 태국 요리、카레、이자카야 |
예약・문의하기 |
050-5593-0329 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
東京都千代田区神田神保町1-3-22 |
교통수단 |
진보초역에서 도보 5분 진보초 역에서 154 미터 |
영업시간 |
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예산 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
예산(리뷰 집계) |
~¥999
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지불 방법 |
카드 가능 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 전자 화폐 가능 (교통계 전자 화폐 (Suica 등)、iD) QR코드 결제 가능 (PayPay) |
좌석 수 |
18 Seats ( 전석 테이블) |
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연회 최대 접수 인원 | 18명 (착석) |
개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 20인 이하 가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
세련된 공간,차분한 공간,소파자리 있음 |
음료 |
소주 있음,외인이 있음,칵테일 있음 |
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요리 |
채소 요리를 고집함,생선 음식을 고집함,영어 메뉴 있음 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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서비스 |
2시간 반 이상의 연회 가능,테이크아웃 가능 |
아이동반 |
어린이 가능(유아 이상 가능,미취학 아동 이상 가능,초등학생 이상 가능),유모차 입점 가능 |
오픈일 |
2024.3.19 |
전화번호 |
03-6673-4828 |
NHKの大河ドラマ「光る君へ」が始まって丸4か月となり、全体の1/3が終わりました。
大河ドラマでは、今までほとんど取り上げられたことがなかった平安時代中期の貴族社会を描いた物語で、私はかなり興味深く視聴しているのですが、視聴率とか世間の評判はあまり芳しいものではないようです。
しかし、このドラマを見ていて感じるのは、今から1,000年以上前の文化や生活様式などが今とは全く異なる時代にあっても人間の心理というのは現代と共通するところが少なくないということ。
枕草子にしても源氏物語にしても改めて目を通してみると今の時代にも通じる話しがてんこ盛りなのには驚かされます。
歴史は繰り返すとか歴史に学ぶと良く言いますが、これはまさに真理だなと思いますね。
さて、今年のGWはショートトリップをいくつか計画してはいるものの、基本は遠出しない考えで、この日は谷間の平日で出勤日でした。
通勤電車が空いていないか期待したのですが、普段の8掛けくらいの混雑でした。
なかなか盆や正月のようなわけにはいきませんね。
仕事も比較的暇で、午前中はのんびりと過ごし、昼過ぎから雨が止むとの予報に従って少し遅めのランチをとることにしました。
それで伺ったのが、神保町の靖国通りの裏通りの老舗喫茶店が林立するエリアに今年=2024年3月中旬にオープンしたばかりのこちらのタイ料理店です。
タイ料理もいまや珍しい存在では無くなり、とりわけ神保町はカレーを含めたエスニック料理店が集積している場所ですので、ここでの新規出店は相当の覚悟がいるものと思います。
因みにタイ料理店についても、神保町駅周辺800mエリアだけで12店ものお店が確認出来ます(食べログ検索による。)。
当店の店名の「バーン・ニパー」(Baan Nipa)のbâan(บ้าน)は、タイ語で家、住宅のことで、Nipaの方は人名で、「ニパーさんの家」というような意味になります。
先日、神保町の韓国料理店「申家ねごはん」というお店でランチをした際、同店の店名の「申家」(しんげ)は「(韓国人の)申さんの家」という意味だということを学んだのですが、当店の店名も同じような意味合いで名付けられたと思われます。
オーナーさんは女性で、確かにニパーさんとおっしゃるらしいですね。
靖国通りのすぐ裏の通りにあるお店で、お隣りはかつて老舗純喫茶「ミロンガ・ヌオーバ」の古い店舗(昭和4年築と伝わる。)で、現在はその移転跡の建物を美術画廊「GALLERY KOGURE」が「襤褸 (boro)」という喫茶店に改装して営業しています。
この日当店に到着したのは12時半頃。
店内は狭苦しい感じで、テーブル席が入って左右に計18席、詰め込まれるようにして並べられています。
4人用テーブルは、4名全員が座るのは華奢な人であってもかなりきついと思われます。
卓上にはランチメニューが置かれていますが、専門の業者に委託したのではないかと思われるなかなか整ったきれいなメニュー表です。
単品メニューとセットメニューから構成され、セットのトップメニューのAセットは、ガパオライス、トムヤムクン、パッタイのセットです。
タイ料理ではサイドメニューはあっても、あまりメイン料理同士の組み合わせセットというのは見られないと思うので、面白いですね。
何となく町中華の炒飯、ラーメン、餃子セットを思い起こさせます(笑)。
こと程左様に当店のメニューは多分に日本人向けにカスタマイズされた感じのメニューになっています(特にセットメニューは色んな種類を食べたいというニーズを反映したものと思われる。)が、お値段は一番安いヌードルものの単品で@1,050円ですからタイ料理店にしてはやや高めの設定です。
食べログの有料店舗会員になっていることも含めて、広告宣伝には相応のコストをかけているお店という印象で、それが価格に跳ね返っているのだとすれば、これまでの私の経験と照らすと、事前のイメージとしてはあまり良い感じを受けません。
注文は、ハーフカオマンガイとハーフタイ風醤油ヌードルのセット(Tセット)@1,280円にしました。
やはりいいお値段ではありますね。
実は、カオマンガイは我が家の娘が今ハマっており、翌日の弁当の仕込みのため、たまに家中に臭いをまき散らすので食べてみたいと思っていたところで、この日の注文はそれが影響された形となりました。
タイ風醤油ヌードルは麺をバーミー(中華麺)とセンレック(中細ビーフン)から選べますので、センレックにしました。
先客は3組5名で全員が女性でしたが、皆料理は出されており、私の注文も待つこと3分ほどでの提供となりました。
お店は厨房に男性、ホール係に女性でいずれもタイ人と思しき方がやっておられますが、この女性がオーナーのニパーさんのようですね。
提供されたTセットは、カオマンガイ、タイ風醤油ヌードルにミニサラダが付いています。
クルワンプルーン(タイの調味料入れ)に入った4種類の調味料(砂糖、ナンプラー、酢、唐辛子)が添えられます。
カオマンガイは、ハーフサイズとのことですが、普通の一人前サイズに見えます。
カオマンガイの普通サイズの単品を頼むとかなりのボリュームになるかもしれません。
ライスは長粒種ではなく、ブレンド米という感じです。従って、当然バスマティライスでもありません。
炊き込みご飯の風味はいい味出していますが、ブレンド米を使っているあたりにカスタマイズの色が漂ってますね。最近の円安の影響もあって、ブレンド米の方が原価が安いせいかもしれませんが。
鶏肉は、やわらかいながらも多少クセのある味ですが、パクチーの風味とは良く合っています。
ガチとはほど遠いカオマンガイではありますが、味は悪くなかったです。
タイ風醤油ヌードルの方は、サイズは確かにハーフですが、具(ひき肉、豚肉、パクチー、干しエビ、青ネギ、もやしなど)がかなり盛りだくさんで入っており、思った以上に食べ応えがあります。
ナンプラーの香るあっさり醤油味も美味しかったですし、カスタマイズ・タイ料理とは言ってもなんちゃってとは異なり味は悪くなかったです。
ミニサラダは、大衆的インネパカレー店で出される例のニンジンドレッシングもので、これは数合わせの一品と言っていいでしょうね。
カスタマイズ・タイ料理ですから、本格的にタイ料理を好んで食べる人には恐らく物足りなく感じるのだとは思いますが、私はこういうタイ料理の提供の仕方があっても悪く無いと思いますし、ガチ料理がもてはやされている今だからこそむしろその好対照として目立つような気もします。
場所は、かなり目立ちにくいところではありますが、神保町の深掘り探検には欠かせない路地でもあり、この点はそれほどハンディにならないと思われ、圧倒的に女性の支持層が多いと思われるこの日の客層などから見ても、意外に健闘するのではないかと感じました。
お値段が割高に感じられる点はありますが、例えばプチデザートを付けるなどで印象を変えることは可能かと思います。
まだまだオープンして2か月経っていませんし、これから色々と試行錯誤があると思いますが、ニパーさんには定着できるお店を目指して頑張ってもらいたいですね。