小鉢不要説 : Yoshida Tonjiruten

お昼ごはん

■豚汁定食¥700
■味付けのり¥30

天下の東京大学のお膝元に豚汁専門店があるのをご存知だろうか。
グッと気温も下がってきたことだし、以前から気になっていたそんな東京では珍しい豚汁専門店『吉田とん汁店』に伺ってみることに。

平日は東大生で賑わっているであろうかと、あえての土曜の13:30頃に訪問。
店内は、横一列のカウンターのみ。ちょうどひと席だけ空きを発見。
謎に外国人だらけでこんなところでもインバウンドの影響を感じたのであった。

メニューは、「豚汁定食」のみ。
ごはんの量のみ問われ、普通盛りでお願い。また、別途¥30の味付け海苔をお願いした。

2〜3分で到着。
豚汁・白ごはん・自家製浅漬け・小鉢2品という構成。
メインの豚汁は豚肉がホロホロと崩れ、野菜がゴロゴロと入る。
ニンジンやじゃがいも、大根など。
謎なのは、豚汁にかかる魚粉。この魚粉が豚汁の味を支配しており、個人的にハマらない。もっとオーソドックスで勝負してほしい。

また白ごはんも、メニューには“つやつや美味しいごはん”と表記されているのだが、つやつやというよりはパサパサ。ホカホカ感があるとはお世辞にも言い難かった。

そして、もっとひどかったのが、小鉢2品。これはもう完全に不要。
マルシンハンバーグみたいなハンバーグ（というよりおそらくマルシン）とカピカピのシュウマイ。こんな冷凍食品を付けるくらいなら、追加料金のかかる生卵や味付け海苔をデフォルトでつけたほうがよっぽどマシでしょう。