奥様公認酒場とは… : Iwateya Shiten

-----------ORDER-----------

・氷頭
鮭の鼻先の軟骨部分を指す。氷のように透きとおっているためこのように呼ばれる
薄く切ってお酢味のなます状でお目見えだ。
量で食べるものではなく、「菊の司」のあてとして、上品に食べる

・豚タンの燻製
どちらかというと薄味だが、うまく燻製されていて、ペースト感が強い。
ブラックペッパーがアクセントだ。

・豚タンの塩焼き
コリコリ感がよく、塩味と豚肉の甘味がいい。

・酒
創業1772年の老舗酒造、菊の司酒造の「菊の司」を冷で1合。
オリジナル徳利でドーンと登場だ。
淡麗辛口は東北のお酒の特徴、徳利の雰囲気が味を昇華させて、とてもいい。

呑める人と来なければ、ここの良さは、やはり解ってはもらえない。
岩手のお酒にはやっぱり岩手の味覚がよく合う。


-----------閑話休題-----------

店は、上野広小路を白山通りから裏路地に入ってすぐの場所。
「奥様公認酒蔵」とは、これほど心強いものはない。
実績とコンセプト、客層が相まって、こんなキャッチフレーズが生まれるのだろうと推察される。
カウンターを囲むお歴々が生きる証となって店の雰囲気を作っている。。。
超常連さんたちだ。
店主、女将さんと談笑している。
何人かはお客さん同士で話をしている。
木の香りがしそうな店内は、風合いのある柱、机、椅子、座布団で昭和感満載。
杉玉がぶらさがり、雰囲気満点。
メニューも三陸のもの、東北地方のものが沢山…、
解説も記してあるが、分らなければ聞けばいい
居心地がいい
人が集まるはずだ…
次回は、岩手人を連れて、解説付きで呑みたい

ご馳走様でした。