공식 정보
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점포명 |
Chin ya
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장르 | 스키야키、샤브샤브、일본 요리 |
예약・문의하기 |
050-5589-7307 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
東京都台東区花川戸2-16-1 |
교통수단 |
아사쿠사 역에서 608 미터 |
영업시간 |
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예산 |
¥10,000~¥14,999 ¥3,000~¥3,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥15,000~¥19,999¥10,000~¥14,999
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지불 방법 |
카드 가능 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
서비스료 / 차치 |
サービス料10% |
좌석 수 |
74 Seats |
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개별룸 |
가능 ※방비 4,000엔을 받습니다.・일본 개인실 「상가(사키카타)」 8석 ・양 개인실 「대유산(마츠치야마)」 7석 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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홈페이지 | |
오픈일 |
2022.3.18 |
전화번호 |
03-3841-0010 |
※例によって余談から始めます。お店については***以下をご覧ください。
7月下旬の週末。
ついにこの日がやって来た。
私がドイツに行った時によく週末を共に過ごす仲の良い3人組が来日した。
彼らは全員ドイツ事務所のスタッフで、
この頃は新型コロナの影響でまだ海外からの旅行者を原則受け入れてはいなかったが、
わが社の心優しいアドミのスタッフが彼らに「業務出張」のお墨付きを与えてしまった(汗)
幸い成田空港での検査で陰性が確認されればもう待機期間は無くなっていたので、
便到着後、2時間ほどで彼らをピックアップすることができた。
彼らについては、既に私のドイツのログをご覧の方はご存じでしょうが、
40代の大柄で心優しいゲイのフランス人(以下『ゲイ君』)、
30代の竹を割ったような性格で姉御肌の生粋のドイツ人女性(以下『姉御』)、
30になったばかりの甘えん坊のアメリカからの帰国子女(以下『帰国子女』)の3人。
予め申しあげると、彼らとはもう7・8年の裸の付き合い。
と言っても、
ドイツにはカラダを外気にさらすことを美徳とする「FKK」と言う言葉があるので、
ドイツ国内には多数の「テルメ」という男女の区別のない温浴施設があり、
老若男女が皆サウナやプールに入ったり日光浴をする時だけ裸になってのんびりする。
(それ以外の場合は基本バスローブを着用するのでいわゆるヌーディスト施設とは違います)
我々も皆でそこによく行くという意味です。
ちなみに今はドイツ人に対してうかつに「FKK」と言う言葉は使わない方が賢明です。
『娼館』と勘違いされる場合の方が多いので・・・(汗)
でも、私が言うのもなんですが我々4人は本当に仲が良い。
他人には決して見せない本音や弱気も晒し合える仲。
年齢も国籍も言葉も人種も育ちも違うこの4人の事を周囲の人間は「奇跡の関係」と言う。
私自身もこの友情をとても大切にしているつもりです。
彼らひとりひとりの人となりは追々触れて行きますが、
普段は明るすぎるぐらい陽気な連中だということは言っておきます。
成田で彼らをピックアップした私はそのまま自宅に連れて行った。
この日から2泊は我が家に宿泊する予定。
彼らの事をすでに知っている妻にも改めて彼らを紹介して、
あまり英語が得意ではない妻も彼らを手料理でもてなした。
彼らについては昔からよく話していた事と、
これまでもリモートでは何度も会話はしているので、
妻も言葉のハンデを感じないほど打ち解けていた。
そして翌日、
こんどは留学に備えてずっと英語を習得してきた(結局留学はしなかったが)息子2号を伴って浅草見物に出かけた。
私は彼らが日本に来た時にどんなものに興味を持つのか知りたかった。
食事についてはいろいろな仕掛けをするつもりだったが、
彼らは思った以上に見るもの聞くものにいちいち興味を示した。
当然質問攻めになるので息子2号を連れてきたのは正解だった。
(ちなみに妻は言葉の問題があるのでお留守番)
息子2号は普段なかなか発揮することのない自身の英語力を駆使して、
これまたなかなか機会のない外国人とのコミュニケ―ションに終始積極的に対応してくれた。
特に普段はなかなか積極的に心を開くことのない「帰国子女」が、
息子の真面目さと無邪気さを気に入って、姉御と共にまるで舎弟のように使っていた(笑)
***
そして、遅めのランチはここ『ちんや』。
雷門の近くにあった頃から外国人が来るとよく連れてきた店だ。
ちなみに当時は、地下に『ちんや亭』と言うカジュアルな洋風レストランがあって、
デートやビジネスランチなどでここ『ちんや』よりもよく通っていた。
今回が移転してから初めての訪問(移転時には既に『コロナ』だったからね・・・汗)。
さすがに「伝統」よりも「ハイカラ」と言った感じの店内。
コンセプトは「大正ロマン」だという???
真新しいが古い洋館のような個室に案内された我々が食べるのは「すき焼き」。
私の彼らへの第一の食の仕掛けだ。
最初は店員さんが作ってくれる。
彼らはとても興味深そうにそれを眺めている。
「よしよし、つかみはOK」と思ったのもつかの間、
出来上がったすき焼きを溶いた生卵の中に入れた途端、
「これをこのまま食べるのか???」
と急に表情が変わった。
実はドイツ(海外)では生卵はます食べない。
風習では無くてドイツのほとんどの卵は生では食べられないのだ。
知らずに食べた日本人がお腹を壊したという話はよくある話。
でもこの雰囲気を変えたのはやはり息子だった。
彼は慣れた扱い(何故???)で肉を生卵に浸けて啜るように口に入れると、
その美味しそうなルーティーンに好奇心旺盛な「姉御」が飛びついた。
「レッカー!」(ドイツ語で美味しいの意味)というと、
すぐに「帰国子女」が追随し、食に対して最も保守的な「ゲイ君」も恐る恐る口にした。
当然「大丈夫か?」と尋ねられたが、
「日本の卵は殺菌処理されているから大丈夫」と説明したらとりあえずは納得してくれた。
でも・・・、
事情を知らない息子はとても不思議そうな顔をしていた。
このあと、息子のハリキリ具合が多少抑え気味になったのは気のせいだろうか(笑)
その後「すき煮」を食べる事になるのだが、私の彼らへの仕掛けはここから。
『ちんや』の「わりした」はかなり甘めなのである。
やはり予想通り、彼らは「甘い!」と言いながらこの甘い料理をとても不思議そうに食べていた。
ドイツでは煮込み料理の中に「甘酸っぱい」料理はあるが甘いだけのものはなかなか無い。
でもまんざらでも無さそう。
特に生卵に浸けてまろやかな味になった肉はとても気に入ったようだった。
そこで私と息子がダメ押し。
ご飯をこの段階でもらってすき焼きを浸けていた卵、
付け合わせで出てきた「しぐれ煮」をちょいと乗せて卵かけご飯を作って食べたとたん、
「姉御」の唾を飲み込む音が聞こえたような気がした。
皆、日本料理はドイツで食べているので、箸の使い方などの要領はわかっていて、
私と息子がしたいわゆる「搔き込む」と言う食べ方をすぐに習得して一気にご飯を食べていた。
まるで、どこからか「孤独のグルメ」の「エレキのツンドラ」の音楽が聞こえてくるようだった。
ちなみにこの日食べた「すき焼き」は「ランチすき焼き(桐)」(11,800円)
先付と前菜にロースとリブロースのすき焼きにご飯と味噌汁が付くコース。
肉質の割に他店に比べて結構リーズナブルな気がします。
我々の珍道中はまだ始まったばかり。
しばらくはこんな調子で続きます・・・(汗)