ザ・下町大衆酒場 : Taishuusakaba Isemoto

高崎屋酒場を後にして、消化不良なのでもう一軒寄って帰ることに。
こちらも以前からの宿題店だった伊勢元。
建物が三角形のような形で入口が2面あり、こちらも正しい下町大衆酒場といった店構え。
引き戸を開けると結構な人数が座れそうなV字カウンター。
店内が明るくて清潔なのもいい。
店はご夫婦かな、厨房に男性、ホールに女性の2名体制。

酒はチューハイ（250円）をオーダー。
甲類焼酎を炭酸で割ってレモンを入れた甘くない私好みのチューハイ。

お通し（250円）にほうれん草としらたきのタラコ和え。

ツマミはオススメメニューから新玉ねぎしらすサラダ（550円）をオーダー。
暫くすると皿の上に鰹節がこんもりと盛られた一品が提供される。
鰹節の下には温泉玉子、新玉ねぎ、しらす。
甘味と酸味のあるドレッシングが掛かっている。
新玉ねぎが柔らかくて甘みがあって美味い。
食べる度に身体中の血液がサラサラと流れていくような感覚になる。

酒を緑茶割（350円）にチェンジ。
すると冷たいのと温かいのがあるというので温かい方でお願いした。
この日は寒かったので、これは有り難い。

ツマミは先程食べられなかった生あげ（450円）をオーダー。
結構な大きさでこちらにも鰹節が掛かっていた。

私の隣りの男性がおもむろに本を取り出し女将さんに渡している。
新刊が出てサイン会もして来たと話している。
作家の先生のようだがそれ以上は分らなかった。
確か本のタイトルはファイア・・・なんとかだったような。

さて今夜はここまで、〆て1850円。

女将さんの接客が優しく丁寧で気分よく飲めた。
下町大衆酒場然とした店だが女性一人でも安心して入れる酒場だ。