점포명 |
Kototoi dango(Kototoi dango)
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장르 | 화과자、화과자 가게 |
03-3622-0081 |
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예약 가능 여부 |
예약 불가 |
주소 |
東京都墨田区向島5-5-22 |
교통수단 |
東武伊勢崎線・地下鉄 浅草駅 徒歩15分 히키후네 역에서 688 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
~¥999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 QR코드 결제 가능 (PayPay) |
좌석 수 |
35 Seats |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 店のすぐ外で平気で喫煙する不届き者がいます! |
주차장 |
가능 お店に向かって左側に4~5台分あり |
공간 및 설비 |
차분한 공간,좌식 있음 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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홈페이지 |
葉桜と化しつつある隅田川の桜を愛でにはるばる向島行脚。
吾妻橋を渡った対岸は賑わう浅草だが、こちら側は桜のシーズンも終わりに近づいて人通りも少なく静か。
言問という名にはたいへん風流な謂れがあって、六歌仙のひとりで恋多きイケメンだったとも伝わる歌人・在原業平の詠んだ和歌
名にし負はば
いざ言問はむ都鳥
我が思ふ人は
ありやなしやと
に因むと云々。
訳あって都落ちし、東国へ流れてきた業平が隅田川に差し掛かった際に見かけた鳥=都鳥(ゆりかもめ?)を見て、都に残してきた恋人を想って詠んだ歌とされている。
それを植木職人で文人墨客と交流のあった初代・外山佐吉が隅田川の地に因んで命名。この辺り一帯は八代将軍吉宗公の命により植樹された桜並木が名所となっており、花より団子を地でいくべく団子屋を開業。ときに幕末のこと。
それが転じて言問橋や言問通りの名にまで寄与したのだから、こちらが元祖ということになる。
業平は伊勢物語の主人公ともされ、兄の行平もプレイボーイで鳴らしたとかで、どの家庭にもある行平鍋(雪平鍋)は彼の故事から命名されたもの。
隅田川を臨む墨堤通り沿い、というか首都高6号向島線向島ランプのすぐ脇。
裏には野球グラウンドが広がり、少年野球の一団が汗を流しているのが見える。一本足打法で鳴らした王貞治氏もここから巣立っていったとか云々。
長命寺桜もちの発祥で知られる「山本や」とは、墨堤通りを挟んで目と鼻の先。
こんな近くに由緒ある名店が軒を連ねているというのも偶然とはいえ珍しい。
桜の時期とあって混み合うかと思ったら店内ガラガラ、その殆どが年配客。
レジカウンターにて店内利用を告げると、ほぼ自動でメニューが決まる。
ことといだんご召し上がり@780
要するに三色団子にお茶がついてくるセットのことね。
開け放たれた窓からは桜越しにスカイツリーを一望できる絶好のロケーション。
これで桜が満開だったら。。。さぞ混み合うだろね。
串に刺さない団子というものに矜持を感じる。
こしあんとしろあんは想像していたが、もうひとつは食べて思考が止まる。みそっぽいけど何だろう。会計する際に店員に尋ねたところ、お茶のおかわりは大丈夫だったかとの詫びとともに団子にまつわる栞をくれた。
三色団子の内訳は
こしあん
しろあん
みそあん
みそあんの正体は京都の白味噌と新潟の赤味噌のブレンドだそう。みそあんはあまり見かけないし、これは土産に買って帰ってもいいかな、と思いつつ店を出てしまった。
店内奥には店の歴史を物語る資料が展示され、さながらミニ博物館のようでもあり。時間があったらじっくり見たかった。
ここから言問橋まで歩いてみるのもまた一興。
これを機に古典を読み漁ってみよう、とはなかなかならないけどね。