とろろそばも美味
投稿こそしていなかったが、少なくとも2カ月に1度のペースでは通い続けている。
暑い日々が続き、早くも夏バテ気味なので、とろろそばでも食そうと本日はこれを選択。
写真撮影が店内では一切厳禁となっており写真は撮れていないが、コシがありつつ細く切られた蕎麦は健在。
冷水で引き締められた蕎麦は見た目にも美しい。
久々なので、蕎麦のみ少し口にする。香りも良い。
そして、摺り下ろしたてのとろろに、のり、ネギ、山葵。そして卵黄。どれも隙がない。
これらにつゆをかけて一気に啜る。
絶品である。
〆はもちろんそば湯で。
卵ととろろとつゆと組み合わさると、極上のスープのようである。
本日も素晴らしかった。
夏は暑く冬は寒い店内で季節感を十二分に感じながらそばを手繰る
平成27年10月某日
前回往訪時から日をおかずに往訪(苦笑)。
久しく、ここの、「もり」を食する機会に恵まれなかったので、それを期待し入店したところ、先客がこれを阻碍するような注文をしていない!
ということで、晴れて(?)「もり」を久しぶりに注文。
掲示の写真がこれまで、二点もの暖かい汁そばで有ったことは不本意だった。
ここの蕎麦は繊細なので、どちらかというと、冷たい蕎麦が良く合う。
おなじみ薬味の白ネギに、おろしたての山葵が添えられる。
そばつゆは甘めでダシが利いている。
まずは何もつけずに一口二口。
その後山葵のみで一口。
そして後は、つゆに薬味を入れて手繰ってずるずると。
爽快である。
ほんのり甘いそば湯で〆て充実した昼食であった。
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平成27年10月某日
日なたはまだまだ暑いくらいだが、朝晩や日中も日陰は肌寒くなりかけてきた。
鴨汁(鴨せいろ)か鴨南蛮で一瞬悩むが鴨南蛮に流れるのは自然の流れか。
こちらの鴨南蛮や鴨汁は、注文してから鴨を焼く。
熱した鉄鍋に脂を伸ばして溶かし、鴨肉を焼き始める。
途端に鴨の臭いが店内に充満する。
きびきびとした店主の手つきはいつみても気持ちがいい。
細く刻まれた薬味白ネギが小皿に添えられた(註:写真には写っていないが、「天ぷら」の写真の左側に写っている物と同様である)丼は視覚的にもすばらしい。
鴨肉も半レアで仕上げられて鮮やかである。
焼き目の香ばしさと肉汁あふれる鴨肉。これがまたネギと良く合う。
至福の時である。
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銀座の外れのそのまた奥の裏路地にひっそりとたたずむ小さな店。
カウンター4席にテーブルが2卓とこぢんまりした店を店主が一人で切り盛りする。以前は奥さんが手伝っていたという話も聞いたことがあるが、私が通うようになってからはずっと一人でやっている。
店主は神経質そうで無愛想で不器用ながら人柄は悪くはない。
店の外には「急いでいる人はご遠慮ください」という貼り紙も。
店主の勧める席に着座するのが良い。
空いている席があるからといって、「ここいい?」などと言って自分から座らない方が良いだろう。
着座してもいきなり注文をしない方が良い。
手書きの品書きを手に取りじっと眺めよう。
言葉数の少ない店主であり、自身のテンポを乱すようなタイミングで注文をしようとすると嫌がるので、声をかけられるまでしばし待ち注文をする。
どこか茶室を思わせるような独特の張り詰めた静謐な空間。
大声で放談に興ずる客も少ない。
静けさの中で注文した品をじっと待つ。
冷暖房が不備であり、夏は暑く冬は寒い。でもこれで良い。
そばは上品に細切り。
この細切りの麺を楽しむには汁そばよりもせいろがいいだろう。
換気が良くないので、天ぷらや鴨の注文が入るとそばの香りを楽しめない。
もしせいろだけを堪能しようと思った矢先そんな注文が入ったら、その流れに身を任せるのが吉。
しかしこの店はそんなことで文句を言っては楽しめない。
たまにはこういう店でそばを手繰り、季節を感じるのがいい。
なお写真は平成25年往訪時のもの。天ぷらそば(メニュー表記は「天ぷら」。天せいろは「つけ天」。)。小海老と小柱のかき揚げが胡麻油の香り高く揚げられる。
점포명 |
Kobiki Chou Yudukamiya(Kobiki Chou Yudukamiya)
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장르 | 소바、덴푸라 |
예약・문의하기 |
03-3567-0838 |
예약 가능 여부 |
예약 가능
昼予約不可。 |
주소 |
東京都中央区銀座1-22-14 |
교통수단 |
신토미초 역에서 304 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
좌석 수 |
9 Seats ( カウンター3席、2席卓×1、4席卓×1。) |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
흡연/금연석 분리 時間分煙 平日のお昼は吸えません 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
카운터석 있음 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,소주 있음 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
숨겨진 레스토랑 |
아이동반 |
※土日は、お茶お水のサービス無し。 |
비고 |
店内すべて撮影禁止。 |
久々の湯津上屋へ
相変わらずの店内写真撮影厳禁、季節感漂う冷暖房なし、店主一人のみ。
でもそれがいい。
先客が天ぷらそばを頼んでいたのか、入店すると一面ごま油の香りが。
よく見るとちょうど揚げていた。
こういうときは、かけそばのような淡いものではなく、天ぷらそばか鴨南蛮かといったところ。
店主から注文を聞かれる寸前まで迷いに迷って鴨南蛮。
鴨ロースを鴨の脂身で焼きはじめ、その滲み出た脂で葱を焼く。
これらとつゆを合わせ、付け合わせに極薄で輪切りにした白葱。
店の佇まい、店主の立ち居ぶるまい、客のわきまえた態度、この三者が相俟ったまさに様式美的な空間で饗される安定の一杯。
うまい。
最近はそば屋でも蓮華様の食器を提供する店も多いが、そのような余分なものはない。
何から何まで、様式美。
こういう得がたい店は長続きを是非してもらいたいものだ。