速く出さなきゃいけないのは分かるけど！ : JUICY PAPA

　この日はビックサイトでの展示会で、仕入れ先の原料メーカーが自社商品のセミナーをやるので聞きに来て欲しいと言われたので、昼飯を食う時間もなく13時過ぎからのセミナーに参加しました。
終わったのが14時半で、次のアポイントが輸入商社のブースで15時からなので、セミナーのあった会議棟の1階にあるフードコートで手っ取り早く何か胃袋に入れておきましょう。
　このフートコートは海鮮丼、うどん、洋食屋、つけ麺、カレーライス等の店が入っていて、誰も待っていなかった洋食屋の一番メインの鉄板ハンバーグ850円にしてみました。
窓口のカウンターで注文し、会計してそのまま3分程待っていると、トレイにハンバーグののった鉄板皿とご飯がセットされます。
それを受け取り、自分で空席を探し運びますが、流石にこの時間ですから空いてはいましたが、それでも半分くらいは利用されています。

　席に着き、早速 箸でハンバーグを切り分け食べます。
このハンバーグは、焼き置きを湯煎で温めたモノに甘塩っぱいトロミのついた照り焼きソースを絡め、熱した鉄板皿の上に置いて焼き直しているようですが、うーん 全然焼き直されてはおらず茹でハンバーグのようです。
当然、肉汁も出てきませんがパサつきも無く、この茹でたような食感も良くないし、なによりこの照り焼き味のようなソースが不味いですねぇ。
　付け合わせは茹で過ぎた大量のモヤシとコーン、1欠片の茹でブロッコリー、皮付きのフライドポテト３欠片です。
この付け合わせの大量の茹で過ぎモヤシがまた酷く、ロクな味付けが為されておらず、酷く不味くてとても全部食べる気になりませんでした。

　この手の店では品出しの速さを求められますので、調理法に制限が掛かるのは仕方のないところです。
ハンバーグの焼き置きも仕方のないことですが、それなら多少の油でもかけてレンジで温め、熱した鉄板で表を１分焼いて、裏を30秒焼いたまま熱した鉄板の上に置きっぱなしにして、熱したデミグラスソースを掛けても3分以内で出せるはずです。
付け合わせのモヤシは止めて、皮付きのフライドポテト、人参のグラッセ、玉葱の輪切りを蒸したもの等なら僅かなコストアップでいけるはずです。
　とにかく工夫次第でもっと美味しく出来るはずなので、ちょっと考えて欲しいですね。
さて、急いで輸入商社のブース迄行きましょう。
打ち合わせの後は、いつもの後輩の営業マン君と別の商社の担当者と3人で大井町で飯食う約束ですが、とても腹が空きそうになりませんねぇ、無理して昼飯食わない方が良かったかなぁ！