行列ができるのも頷ける、価格＆栄養バランス＆ボリュームを両立したお弁当 : Obentou No Kawano

唐揚弁当（550円）

自宅テレワークのランチを地元で調達。
今日はちょっと時間に余裕があったので、浜松町まで。
狙いは「行列のできる弁当屋」として有名らしい「かわの」さん。
なんでも、創業昭和55年の老舗なんだとか。場所的には、御成門と大門と汐留のちょうど中心といったちょっと中途半端な立地。

ランチタイムのピークを外し、13:30くらいに行ったので行列はなく先客１。
メニューを見つつ先客の動きを観察すると、お弁当を受け取り、セルフのお汁コーナーでお汁を注いで出ていきました。
もしかしてお弁当注文客には味噌汁サービスとか？と思ってよく見ると100円とのこと。しかしめちゃくちゃ具沢山な汁（日替わりで、今日は焼き鯖の味噌汁で10品目入りとのこと）なので、これはサービス価格ですな。前客のおっちゃんは、汁はほとんど入れず、カップをほとんど具で満たして行きましたｗ

弁当は全て550円で、ラインナップとしては、日替わり（この日は牛タンさがり塩焼）、日替わり丼（この日は真ふぐの漬け丼）、日替わり魚（この日は巨大な縞ほっけ）、魚弁当から揚げ物を抜いておかず多めご飯少なめのヌキヌキ弁当、あとは定番の唐揚げ弁当とメンチ弁当といった陣容。
完全に日替わりの方がコスパよさそうな感じですが、やっぱカラアゲニストとしては初回は唐揚げでお手並み拝見でしょう！と唐揚げをオーダー。
おかずは既に容器にスタンバっており、熱々のご飯を盛り付けて提供。お代を払って受け取り至急帰宅。ちなみにレジ袋はバイオマスのやつです。真面目！
ちなみにサラダや副菜（焼きそばとか）が１パック100円で買えるのはなかなか良心的ですね～。こりゃ人気出るわけだ。

帰宅し、御開帳。
ほぉ、からあげ弁当というと、ご飯の白と唐揚の茶色、というコントラスト低めな色合いのものが多いですが、青菜の緑、ウインナーの赤、レモンの黄色、と彩りいいですね。
マイ保温バッグに入れて持ち帰ったのでまだご飯は温かいですが、おかずは冷めてます。
まぁでも、チンカチンカに冷えてるってわけでもなかったので、温めずそのままいただきましょう。（弁当ってちょっと冷めても旨いってのが実力だったりするからね）

ボリュームはかなりあって、唐揚げは小ぶりのものが５個分（「分」と書いたのは、一口サイズの細かいやつもゴロゴロ入ってたから）。コロッケ、ウインナー、小松菜のおひたし、桜大根、そして黒胡麻がかけられたご飯。

では早速唐揚げから。
自家製、カリッとした小麦粉主体の衣で、部位はモモ。下味は醤油＋強めの香味野菜（生姜ニンニク）ですね。
これはもうね、王道！って感じの唐揚げです。やや冷めていたので肉は硬めでしたが、しっとりした食感で味も染みているので問題なし。（途中で試しにレンジで温めてみたら、衣がしんなり、肉は固くなっちゃってそのままの方がよかった）
ボリュームは１個20〜30gくらいでしょうか。他にもおかずがあるので量的には十分。

コロッケは冷食利用かな？ねっとりしたジャガイモのタネがいい感じ。下には千キャベが強いてあります。
ウインナーはあの赤い懐かしいやつ。普段なかなか食べないので、こういうのはうれしいｗ
おひたし（江戸前風に言うとおしたし）は、小松菜と油揚げ。茎部分のパキパキの食感とほろ苦さがいいですね。味付けは薄味。量がしっかりあるので、口直しにちょうどいいです。

ご飯はかなりミッチリ詰めてあり、300g弱くらいあったんじゃないかな？
炊き具合もジャスト、臭みない米で旨いです。

ということで、サクッといただき満足でごちそうさま。
メインの唐揚げだけじゃなく他の副菜もバリエーション豊富で、なんとなく健康にいい感じがするお弁当でしたね。しかもボリュームもちゃんとあるので男子も満足。これで550円は良心的だと思います。

でもやっぱり、コスパがさらにいいのは日替わりとか魚の弁当だろうなぁ。。ここに100円足して具沢山味噌汁を付ければ、650円で栄養バランスもお腹具合もバッチリ！な感じだと思いますね。
ここはまた来てみたいかも。