立ち食いそば界の角富士夫(角冨士夫)5 : Kanda Tomi Soba

先日のこと、立ち食いそば界の角富士夫(角冨士夫)こと、かんだ冨そばに行ってまいりました。なぜこの浜松町きっての超名店、かんだ冨そばが、立ち食いそば界の角富士夫(角冨士夫)の名を欲しいままにし、決して手放すことがないか。それは、冨の名が由来していることと、なんと角富士夫氏は、我が出身大学の硬式野球部監督を務める程、超有名選手であることと、浜松町の超有名店の功績が激しくも煌びやかにリンケージするからに他なりません。
さて、角富士夫ですが、福岡第一高等学校3年生時代に投手として甲子園に出場。2本塁打を記録し、1974年ドラフト2位にて我らがヤクルトスワローズに入団します。入団1年目は41番を背負い、怪我に悩まされながらも徐々に頭角を現します。1978年には、主に三塁手として、一時は首位打者になるなど攻守に貢献しします。前身球団を通じても初めてのリーグ優勝と日本シリーズ制覇にも貢献します。翌年には角冨士夫の代名詞といわれる背番号5番を背負い、パンチ力を備えた打撃と、堅実な守備を武器に、正三塁手として長らく活躍。1984年には現役生活で唯一の一軍公式戦全試合出場を果たします。1987年には、前年まで三塁手としてMLBで活躍していたボブ・ホーナーが入団した影響で、正三塁手の座をホーナーに譲りますが、翌年にはボブ・ホーナーが1年でMLBに復帰したため、翌1988年から正三塁手に返り咲くと、1990年には現役生活で唯一の打率3割を記録した。1991年には、セ・リーグの三塁手部門でゴールデングラブ賞を獲得するなど、守備面でチームのAクラス入りに貢献します。1992年・1993年にはジャック・ハウエルに正三塁手の座を明け渡しますが、1992年にはチームのリーグ優勝決定前日（10月9日）の対広島東洋カープ戦で佐々岡真司から代打決勝3点本塁打を記録。西武ライオンズと対戦した翌年の日本シリーズでも、自身およびチーム15年振りの日本一達成の瞬間を、三塁手としてグラウンド上で迎えることができます。

さて、立ち食いそば界の角富士夫(角冨士夫)こと、かんだ冨そばですが、まずはその特徴でもあるパンチ力のあるバッティング(そば)ですが、バットコントロール・選球眼・長打力共に最高の実績(コシがあり、喉ごしも最高！)を持っています。また堅守を誇る守備力(だし)ですが、見事なまでのグローブ裁きと野球センスを感じます(非常に美味しいだしです)。まさに名店ですね！そして、最後に立ち食いそば界の角富士夫(角冨士夫)こと、かんだ冨そばの指導力(オペレーション)ですが、まさに角冨士夫氏は私の母校である東京国際大学 硬式野球部の監督です。2019年2月7日付で監督に就任しており、同大学には、ヤクルト時代のチームメイトで、コーチ時代に捕手兼任で一軍監督を務めた我らが古田敦也27が特命教授として在籍しているほどです。同部の監督に招聘された元・プロ野球選手は、先々代の古葉竹識、先代の山中潔に続いて3人目であり、類稀な指導力(オペレーション)を誇る、超名店です！！！

またこの立ち食いそば界の角富士夫(角冨士夫)こと、かんだ冨そばの席には1～9番までの打順(座席番号)が記されています。まさに先発オーダーですね！！！まさにプロ野球・大学野球！角冨士夫監督が記す先発ラインナップを示す、まさにバックスクリーンを彷彿とさせるスタジアム(店舗)です！！この初対戦の日、はからずも小生は角冨士夫の背番号である「5」に案内され、第一戦を勝利で締めくくることができました！

2019年8月22日(木) かんだ冨そば第2戦目
なんとなく攻略法が見えてきました！本日は田舎二枚もりの大盛りに生たまごを先発ラインナップに加えましたが、なかなかの高級取りですね。
前回の初戦では、確か二枚もりの大盛りを先発に据えましたが、あまり違いが分からず、とにかく完璧なる猛打賞(どちらも美味しい！)とのこと。故に2,400万円(240円)の年俸(値段)の差があるのであれば、田舎そばではなく、通常の二枚もりで十分という事ですね！
しかしながら、この立ち食いそば界の角富士夫ことかんだ 冨そばには、ざるそば二種もりなるクローザーがいる事が判明しました！その実力は未だベールに包まれていますが、恐らくは食べ比べが出来るクローザーなのかと想像します！

2019年10月9日(水) 11:30再戦
細麺、完敗。。。田舎蕎麦がいいわ。今日は完敗。。

2020年10月12日(月) 14:15 再戦
時間も時間とあって、無観客試合(お客さんは誰もいませんでした)での再戦でした。3番打者での出場を指名され(3番席を指定され)、無観客のため、2番席に鞄を置いた時のこと。すかさずアンパイヤ(店主)に、席下の荷物置き場に荷物を置くようにと。
正直、そんなに美味しい蕎麦でもなく、、来るのか？と思いつつも、アンパイヤは絶対なので従い、再戦しました。
再戦はなしですな。
今日は、小銭入れを忘れて、お釣りにご銭を欲しくなかったので、2枚もり大盛り生たまご1,000円を先発に据えますが、3打席連続凡打で、4打席めは代打を送られての交代で、翌日からファーム落ち(再訪なし)です。味は変わらずですが、細麺は細すぎて、しかも短すぎて箸で摘めません。食べ物は絶対に残すな！と教育を受けた小生には厳しい闘いでした。