공식 정보
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점포명 |
PRONTO(PRONTO)
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장르 | 다이닝 바、이자카야、이탈리안 |
예약・문의하기 |
03-5461-3655 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
東京都港区港南2-15-2 品川インターシティ S&R棟 B1F |
교통수단 |
시나가와역에서 도보 6분 시나가와 역에서 343 미터 |
영업시간 |
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예산(리뷰 집계) |
¥2,000~¥2,999~¥999
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지불 방법 |
카드 가능 (VISA、Master、JCB、AMEX) 전자 화폐 가능 |
좌석 수 |
100 Seats |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 20인~50인 가능 |
금연・흡연 |
흡연/금연석 분리 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
가능 |
공간 및 설비 |
세련된 공간,차분한 공간 |
음료 |
소주 있음,외인이 있음,칵테일 있음,엄선된 소주,엄선된 와인,엄선된 칵테일 |
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요리 |
채소 요리를 고집함,건강/뷰티 푸드 메뉴 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
숨겨진 레스토랑 |
서비스 |
2시간 반 이상의 연회 가능 |
아이동반 |
어린이 가능 |
홈페이지 | |
가게 홍보 |
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何年ぶりでしょうか、プロントさんにやってまいりました。私はスパゲッティーは大好きなのですけれども、どういうわけなんでしょうか、家で茹でることもなければ(せいぜい、災害用に備蓄してあるものを、賞味期限切れ前の「ローリングストック」作戦で集中的に茹でるときだけであります)、コンビニエントストアーでスパゲッティーのあれこれを見て美味しそうだなあと思っても買うことがなく、また外食でもこうしたカフェやファミリーレストランでスパゲッティーを頼むことも、スパゲッティー専門店でいただくこともほとんどありません。もう本当に、何かのちょっとした巡り合わせでしか、大好きなスパゲッティーを食べることがないのです。しかし、今日はそのちょっとした巡り合わせの日です。今月末が有効期限の1千円分のスクラッチくじを持っていたため、私はプロントさんに足を踏み入れたのであります。
11時半を過ぎてまだ多くの会社さんはお昼休み前でございますから、店内もほどよく空いております。いただいたのは、「ナスとベーコンのトマトソース」です。これは、プロントさんでのものに限らず、私のもっとも大好きなスパゲッティーなのであります。100円を追加して大盛りにいたしまして、さらに320円であたたかい紅茶を付けました。しばらくして届けられたスパゲッティーのその艶やかさを写真で是非にご覧ください。いざいただいてみますと、これはもう、評価がわずか3.0台であることがまったく信じられないほどの完成度の高いお味です。ナスとベーコンのトマトソースというスパゲッティーは定番であって、お店で出すのになんら難しいものではないと思われがちでありますが、そんなことはありません。滅多にスパゲッティーを食べないという貴様が何をそんなに偉そうにと言われてしまいますが、私はこのスパゲッティーにはうるさいンです。多くのところはトマトソースのバジルの香りが強過ぎたり重たくべちゃっとしてしまっていたり、ナスに少しあおいくさみがあったり、塩気がやや強過ぎたり、簡単なようで意外とぴったりとまとまったものはないのであります。そもそも、トマトソースを作ること自体が、地味に高度なものです。しかし、このプロントさんのものはもうどうしようもなく完全にまとまっていることは写真が証明しております。トマトソースの量は寸分の狂いもなく最適で、熱々のナスの調理も万全。唯一あるとすれば、私はもう少し塊感のあるベーコンが好きなのでありますが、こちらは平たく薄いベーコンであることが残念ですが、しかしベーコンが多過ぎも少な過ぎもせず、ナスとトマトの甘みとベーコンの塩気が完全に調和しています。そうして、こういった全国チェーン系カフェの「大盛り」というのは得てして「この程度で大盛りを名乗るのか」となってしまうのが多いように思いますが、プロントさんのものは本当にしっかり多い。もちろんデカ盛りのようなチャレンジ系のような多さではなく、大盛りってこういうことだよねというしっかりした量を提供してくださいます。どうしてこれが3.0台なのでしょうか。チェーン系に高い評価をつけると恥ずかしいということでありましょうか。大盛りにしてもたったの780円です。普通なら680円しかしません。これはコストパッフォーマンスもとんでもないです。
さらには、この品川インターシティ店さんは、店員さんのサービスが素晴らしい。別段ナニをするわけでもありませんが、ハキハキと、それでいてうるさくない、快活な接客をしてくださいます。特に、これはきっと確実に店長もしくは職場の模範的なリーダー格として尊敬を集めているであろう、ある男性店員さんの動きが素晴らしい。もし全国プロント接客選手権なるものがあれば、5本の指に入るであろう心地よさでありました。それは、まるであたかもシェフ自身がサーブしてくれたかのように、スパゲッティーを持ってきてくれたときの輝きに極まっておりました。
夜には、喫茶店と酒場の組み合わせで「キッサカバ」と称したメニュウも展開されておるようです。考えてみますと、大変にユニークな立ち位置を獲得しているお店であります。飲み屋さんでありながらお昼もやっており、それでいて片手間感のないお昼。すなわち、昼と夜のどちらが主なのかすぐにはわからない絶妙な力加減なのであります。同じ「カフェ x スパゲッティー」という組み合わせで言いますと、エクセルシオールカフェさんですとかタリーズさんなんかもあるわけですが、これらはいずれもやはりコーヒーを主軸としておることから、「お昼に食べに行こう」ということにはあまりならないと思うのです。これら二店はお店の雰囲気も、お昼を食べるというよりもコーヒーを飲むことに最適化しており、お昼の居心地がよいとは言えません。しかし、プロントさんはと言いますと、ちゃんとお昼ごはんのお店と認識されるように飲み物とのバランスを取っております。これはもちろん、カフェ側が弱いということでありますが、では飲み物全般がつまらないかというと、甘いものが好きなお客さんにしっかりと刺さるデザート系のお飲み物もきちんとコンパクトに押さえてあり、「しっかり食べたいけど、飲み物もちょっと楽しみたい」という層の心をつかめる感じになっておるように感じるのです。この立ち位置をとるカフェというのは、他に思い浮かびませんし、しかもこのカフェが夜は酒場になるわけです。こうした唯一無二の立ち位置でむやみに競争を避けるところにこそ企業経営における「戦略」すなわち「戦いを略す」というものがあり、極めて参考になるものでありました。後続の類似チェーンが出てきているようには見えないことから、それほどビジネス的に旨味のあるカテゴリ・イノヴェイション的な事業というのでもないのでしょうけれども、事業において大事なのは必ずしも売上や利益の規模だけではございません。こうした「他の何者でもなくプロント」という立ち位置で経営を持続されているというのは、社会に豊かさを与える1ピースとして、極めて尊敬に値することではないでしょうか。
長々と書きましたが、単純にこのナスとベーコンのトマトソーススパゲッティーの大盛りを、あの男性店員さんのサーブを受けて、またすぐにでも食べに来たい、と思った次第です。