シャリの大きさが売り？ : Sushi Zen

港南口に何軒かあるおすし屋さんの一軒。
あまり「ここをひいきにしたい」、というところが見つからないので、
期待をし過ぎないように、と思いつつ、こちらでランチ。

席はカウンターの奥を薦められました。おすしをにぎるのは、ご主人一名？
かなり広いお店なんですが、おばさまたち2人がフロアを忙しそうに動き回り、
時々声をかけてくれます。

にぎり１．５人前1300円をオーダー。いちはん、と呼ぶらしい。
巻きもの(鉄火と河童）がダブルになる他、1人前とは異なるホタテなどが
入っていました。マグロ、ぶり、たこ、あじ、たまご、あなごなど、普通の
ねたです。

お絞りはないみたいです。ですので、おはしで頂きます。
ネタに、おしょうゆをつけようと、おすしを反転させると、まったく
ネタは剥がれません。しっかりとネタとシャリが一体になっている。

しかし、シャリが大きすぎ、と思いました。
ネタとまったく同じ長さと幅のシャリが付いてきます。
ネタを食べようとすると、一口では難しく、頬張る、そして息苦しくすらなる。
シャリも酢飯の味つけがいまひとつ。単に酢が薄くのっているものでした。

アナゴの味はよいです。ネタも悪くはないのです。
ご主人もまじめそうな感じで、目配りもできている方でした。
ただ、美しく、おいしい寿司を目指すのであれば、少しアートが課題なのでは
と思いました。