昔ながらのホームの立ち食い蕎麦 : Tokiwa Ken

平日の朝､新幹線への乗り換えで品川駅に。
15分の余裕が有ったので、サクッと立ち食い蕎麦をいただきました。

店頭の券売機で「かき揚げ」500円を購入して入店。
店舗は階段下に有りスペースに制限が有りますね。店内は立ち食いのカウンターのスペースのみで10人は入れないぐらいだと思います。

入店して“そば”とコールして食券をカウンターにおくと2分程度で配膳です。

蕎麦汁は期待通りの真っ黒で、塩分高めで甘味はすごく抑えて有ります。こう言うのはたまに食べたくなるんですよね！最近は都内でも濃いめの蕎麦ツユを提供する立ち食い蕎麦が少なくなって来ました。
蕎麦はもちろん茹で麺で柔らかめです。
かき揚げは、もちろん揚げ置きで薄めです。
昔の立ち食い蕎麦がそのまま残っていて懐かしさも有り美味しかったです。

女性の店員さんの声掛けが良く、”おはようございます！“から始まり、”お待ちどうさま“､退店時には“いってらっしゃい！”と元気な声で声掛けをしてくれました。

そう言えば､40〜20数十年前は、同じ常盤軒で品川丼やお好みそばと言うのが有りました。店舗は隣の東海道線のホームだったような気がします。
品川丼はどんぶりご飯の上に濃いめの蕎麦ツユに浸した､かき揚げが乗っていて､更にどんぶりに蕎麦ツユが入ったスープを渡してくれて､そこに､ワカメ､ネギ､天かす､刻み揚げ等を好きなだけトッピングを入れて食べられました。その後､スープはどんぶりから小さなお椀に変わりましたが、通学経路だったり会社が品川だったりしたので定期券で駅構内に入りランチにしていた事を思い出しました。
お好み蕎麦は、かけ蕎麦の上に、好きなトッピングが出来ました。
あの頃から蕎麦ツユは濃いめで、今となっては懐かしい思い出です。

ご馳走さまでした。