ヴィクトリー焼は上ハラミ塩 : VICTORY

取引先に誘われて、久しぶりに大井町に遠征。いつも行っていたポワソンルージュの近く、こちらの焼肉店へ。汚い焼肉屋と言われましたが、全くそんなことはありません。壁も床も椅子も机も脂っぽくない清潔感のあるお店です。

18時ごろ入ると先客一組。19時には満席。やはり焼肉屋はコロナに強い？

まずは生。おすすめの通り、上タン塩、ハラミをタレで先輩がオーダー。気になるものという事で店名が入ったヴィクトリー焼（特上ハラミ塩）を注文。センマイ刺しとキムチ盛り合わせを合わせて。

まずは生で喉を潤わせて、センマイ刺しとキムチを。センマイの食感良し。辛味噌タレに合います。キムチ盛り合わせは定番の白菜、オイキムチ、カクテキ。甘め先立ち辛さ控えめの本格派。

上タン塩は冷凍スライスタイプ。しっかり焼、大量焼の先輩に合わせて、焼き奉行は任せます。ジューシーで生レモンを絞り、白髪ネギを巻くと旨い。キレの良い脂と歯応え。脂の香りで驚きはありませんが質の良さを感じます。

ヴィクトリー焼は良い感じにサシが入ってハラミ。脂が溶けて、噛む方向と平行に丁寧にカットされた横隔膜の筋肉が解れて行きます。内臓だけに脂の処理、掃除、鮮度が伴わないといけないですが、流石店名の逸品です。タレ焼の上ハラミと比べても、溢れるものが違いました。途中から芋焼酎の水割りにチェンジです。

野菜を食べたくなり、名前がついたヴィクトリーサラダを塩ダレで。サニーレタスとキャベツざく切りに塩昆布。ちょっと今の時期のキャベツは肉厚でごわついて食べにくい。キャベツの時期に合わせてカットを変えると良くなりそうでした。

締めはカルビスープに冷麺。何方も牛スープが効いて、冷麺は更に鰹出汁。冷麺は酢を大量に入れてしまぃますが、此方はベースの出汁を消さない程度がベスト。麺のコシとりんごを含めた具材のハーモニーが良いです。カルビスープも肉ゴロゴロ、辛さ控えめで良いですね。

すっかりご馳走になり、お値段は分かりませんが大変良い肉を出すお店です。

ごちそうさまでした。