地元に根差した鳥惣菜屋さんのお弁当 : Tatsumiya

唐揚げ弁当（497円）

自宅テレワークのランチを地元で調達。
今日は大井町、ゼームス坂沿いの鳥総菜店「辰己屋」さんへ行ってみることに。
ランチタイムに前を通ると結構客が待ってるのが気になっていたのです。

平日12:40到着。前客はいませんでしたがあれよあれよと言う間に後客ゾロゾロ。
店構えはかなり渋い感じで、緑青の覆う銅葺きファサードの看板建築に、焼鳥と揚げ物が並ぶカウンター、それから色あせたお弁当サンプルの入ったショーケース。店内飲食はできません。
お弁当のラインナップを見てみると、カウンター内の焼鳥や揚げ物を中心に、定食スタイルかカレーに載せたタイプかの２択。焼鳥が得意っぽいのですが、カラアゲニストとしてはやはり唐揚げからでしょう、と唐揚げ弁当を口頭オーダー。ちなみにこのタイミングでは、焼鳥のモモ、ヒナ、レバーは売り切れてました（夕方に向けてまた仕込むんでしょうが）。
店内は接客の女将さんと、奥で調理する大将の二人体制。

唐揚げは、揚げ置きのものをショーケースから取り出すのみなので、瞬時に弁当ができあがり、スーパーでセルフレジ後に野菜や惣菜を入れるような小ぶりなポリ袋に入れられ手渡し。取っ手付きのレジ袋は別売りです。マイ保温バッグを持っているので問題なし。
メニュー表を見て、460円をお釣りなしで準備していたのですが、女将さん「497円ね！」と。あ、ここはまだ外税表記でしたか・・慌てて小銭入れをまさぐり、お釣りなしピッタリ支払いで受け取り。

至急帰宅し開封。
あら、意外に（失礼）ちゃんとしてるじゃないの！
その店構えから、結構やっつけ系の見た目の弁当なのかなぁ、と思っていたのですが、なんと容器は二段式で「から好し」もびっくり、といった感じw
下段にはライス、上段に唐揚げon千キャベ、マヨ、漬物２種類、ポテサラ、煮物といった布陣。

では早速唐揚げから。
おそらくランチタイム前にまとめて揚げ置きされたものと思われ、完全に冷めているタイプ。
ただ、唐揚げって「冷めても旨い」のが１つの評価軸ですからね。これぞお弁当の唐揚げって感じで意外に悪くない。
部位はモモ。ややパサな部分もありますが基本しっとり。皮はちょいブヨ。安い鶏の臭みも一部あるけど、キリッと濃い目の生姜醤油の下味でカバー、といった感じ。サイズ感は30g程度の物が５個。
衣は小麦粉系でカリサク感はなくソフトタイプ。なんとなく、一昔前のスーパーの惣菜売り場で売ってたような雰囲気かな。
最近のスーパーは「あご出汁香る・・・」「ｘｘｘ鶏使用の・・・」等の素材にこだわった物や「中津からあげ」等のブランドを名乗る物も増え、従来とは比べ物にならないくらい進化してますからねぇ。。

ご飯は固めに炊かれたもの。ボリューム感は結構あって、250gくらいはあったんじゃないかな？
漬物はたくあんと柴漬けのダブルなので、ご飯のお供にちょうどいい感じ。
ポテサラは業務用ですが、しっかり量があるのがうれしいところ。あと、その横にチョコンとあるしいたけの煮付けが抜群に旨かったｗ

ということで、かなりお腹一杯、満足でごちそうさま。
あまり期待のハードルを上げずに臨んだからか、なかなか好印象の唐揚げ弁当でしたね。これでワンコイン以下なら十分リピートありだと思います。
ちなみに会計時に、次回から使えるサービス券をもらいました（２枚で50円割引or豚汁サービス）。こういう地味なサービスもリピーターを生む要因でしょうね。
カレーも自慢っぽいので、次回はカレーにしてみようかな？