品川・大井町、「北海王」。【21th】 : Hokkaiou

海鮮丼に並べられていた海鮮類は、全て高いレベル感を感じた。

この店、少なくとも海鮮類で「3.19」に沈むような店では無いと思う。


品川・東急線大井町駅の高架下の商店街の一番駅寄りな感じの場所。
前回、向かい側のイトーヨーカドーの「くら寿司」で食べた帰り、一つの出口正面にあったこの店のランチ看板は目に入っていたので、インプットしておいた。

店頭のランチ看板を見て、そのままイン。
仕切りのある広めのカウンター席に座った。


「北海王丼」(1,408円)＋「ご飯大盛」(110円)＋「ザンギ」(750円)　――　写真の通り。

北海王丼という名の海鮮丼、かなりイイ感じである。
見た目からも、その新鮮さやレベル感は十分に伝わってきた。
食べれば、より納得。

メバチマグロ、カンパチ、サーモン、イクラ、甘エビなど。
イクラは、ご飯の上にもまぶされていた。
トップにあった刺身はホヤを蒸したモノっぽかったが、クセが少なくよくわからなかった。
また、甘エビと書いたが、エビは赤エビっぽい雰囲気の味わいでもあった。

極上の海鮮丼と比べるわけでなく、2,000円以下程度の海鮮丼として、かなり高いレベル感。
サーモンとイクラだけでも、この価格帯でおかしくないような気がした。


ザンギ、「中札内どりのザンギ」と書かれていた。
何ら詳しくないが、コレもかなり美味しかった。
下味の濃厚感と、鶏肉のジューシー感が、メシが進む感じ。

粉吹き状の衣の感じも、美味しさを閉じ込めている感じでイイ。
見た目は白っぽいが、噛むと、フワッと出てくるザンギの味わいの多彩感が良い。


うん、全体的に、大きく満足した。
各々の味わいの良さ、ソレに、満腹感。
ごちそうさまでした。


僕らは、若い店員さんやバイト君などを、ついつい先入観などで、あまり良い評価するのが難しいが、ヒマな寿司屋の二代目などより、よっぽど実践数をこなしているのだと思う。

刺身の包丁の当て方一つ見ていても、熟練職人とあまり相違ないような光景を目にしたりする。

また、料理に対する向き合い方や、情熱は、…伝わってくるモノだと思う。


（文責：京夏終空、2021.6.13）
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