大雪予報、日曜雨の夜に貸切でまったり。 : Wagokoro Kagiri

大雪予報の日曜雨の夜、小料理屋かぎりさんのカウンター貸切で季節の魚や野菜を使った匠の料理を喜多屋純米吟醸蒼田とともにゆったり堪能しました。夜は前日１５時までの予約制、まさかの天気ながらも予約通り伺ってよかったです。ランチで何回か伺っていたので事前にお店には相談の電話を入れて「他に予約は無いけどよかったらお越しください。」との優しいおかみさんの言葉に甘えました。
まずはプレミアムモルツマスターズドリームで乾杯。前菜は出汁が心地よいわさび水菜、たっぷりの白子ポンズ。刺盛りは生タコ、トロ、〆鯖、きんき、くろむつの炙り、うに海苔巻。うに海苔巻は特に絶品。生ダコにとゴマ油も準備戴きましたが、それだけでちびちびつまみになります。次はうどと帆立の白味噌和え。ゆず香る白味噌が帆立とよく合います。うどのシャキシャキが素晴らしい。
太刀魚鳴門巻き、太刀魚を鳴門状に巻いて蒸されスライスした一品。初めて見た料理。淡い出汁が太刀魚の旨味をじゃましません。目についた虎河豚の唐揚げ、身がたっぷりでにんにく醤油の香りよい揚げたれが河豚の旨味を引き立たせます。日本酒福岡八女の喜多屋蒼田（そうでん）が爽やかな甘味で和の料理にピッタリ、私の地元福岡の酒ということもありどんどん進みます。
ちょっと小休止して、尼鯛鍋。尼鯛たっぷりでびっくり。〆の雑炊まで一気に美味しく戴きました。京急立会川駅より徒歩１分、まさに小料理屋さんというジャンルのお店かと思います。お値段もかなり良心的です。
最初は無口だったご主人もコロナ渦での気概を色々語って戴きました。９時閉店で寒い雨の中、身も心も温まりお店をあとにしました。ランチも日替り２種類で満足できます。

土曜ランチに初訪問。ランチはカマス塩焼き、ミックスフライの二種類。昼飲み前提でおかず両方をお願いしました。　
まずはクラッシックラガーで一息。つきだしは白菜煮。
定食小鉢は真子煮付け、水菜おひたし、大ぶりな白子ポン酢。真鱈の真子に白子。白子はランチダブル注文のサービスかな。どれもしっかり和風だしが効いて上品な味。
カマスはきれいにさばかれて食べやすい。あっさりカマスですが旨味たっぷり。さくさくふわふわです。しかる後にミックスフライが登場。牡蠣、鶏、ホタテ。分厚いホタテが半レア、秀逸。刺身用のホタテなのでしょう。途中でごはん、味噌汁をお願い。炊きたてごはんが美味しい。ごはん、味噌汁はおかわり大丈夫だそうだが〆食事モード。
場所は京急立会川からすぐ。蒲田からだと大井町からしばし歩くか、京急利用。京急も普通のみ停車なので通過が挟まれ時間は少しかかりますが、たまに土曜ふらふらとランチや飲みに寄るには最適です。仕入れの業者さんが野菜を納品に来られました。ご主人が宣言の中頑張るからと声をかけていました。昨日からまた始まりましたね。お客さんは近くにお住まいや勤務の方々という雰囲気。一階はカウンタ、２階もあるようです。満席近く混んできたので食事後退席。ご夫婦経営の感じよい小料理屋さんでした。翌週土曜はカマスに大粒カキフライでした。