점포명 |
Pase ri(Pase ri)
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장르 | 이탈리안 |
예약・문의하기 |
03-5487-2717 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
東京都品川区上大崎2-26-5 メグロード B1F |
교통수단 |
JR山手線【目黒駅】西口 徒歩2分 메구로 역에서 100 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
¥6,000~¥7,999
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지불 방법 |
카드 가능 (JCB、AMEX、Diners) 전자 화폐 가능 |
좌석 수 |
20 Seats |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 店内禁煙(喫煙場所有り) |
주차장 |
불가 近くのコイン・パーキング:上大崎4-3-17に9台収容、ほか |
공간 및 설비 |
카운터석 있음 |
음료 |
외인이 있음 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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14年11月:
また来るよ、という約束を果たした。
3軒目で訪れる。ギリギリカウンターに2席空き。
赤ワイングラス@500円+税で乾杯。
サンマのエスカベッシュとカポナータ2点盛り1,200円+税
果実味のあるワインに満足できるしっかりした味。
2,376円払ってご馳走様!
頑張れ!中西洋也シェフ!!!
14年10月:
目黒西口の雑居ビル、メグロードの地下1階で17年、メガネのお兄さんがひとりで回しているトラットリアがある。
前から存在は知っていたがランチをやっていないので来る機会がなかった。
夕食を簡単に済ませる必要があり、18時過ぎに訪れる。
幸いこの日口開けの客。
なぜ口開けの客が幸いかというと、初めての店の場合、主人と色々話ができるからだ。
食事だけでもいいかと聞くとメガネのお兄さんが元気なはきはきした声で「どうぞ!」
カウンターに座り、渡された分厚いメニューブックを見る。
前半がワインボトル、だいたい3千円くらいのイタリアワインを中心に揃えているようだ。
後半の食事メニューを眺めて、「ズッキーニのフリット」(1,000円+税)と「ルッコラとパルミジャーノのスパゲッティー」(1,200円+税)にしようかと思うが、パルミジャーノが被るので、「ルッコラとドライトマトのスパゲッティー」(1,300円+税)にする。
メガネのお兄さんは話好き。
「かつて中華屋でバイトしたり和食の料理人と交流したりで和と洋と中で、椎茸ひとつ、酒を振ったり、油を通そうとしたり、水分を通さなかったりと流儀が違うのが面白い、好きな車に例えるとジムカーナ、ロードレース、ラリーの違いみたいなもんですかね。」
「今凄いんす、油変えなくていいウォーターフライヤーとか研がなくていい包丁があるんですよ。
ウォーターフライヤーなんか高くて大きくて買えません、五感を駆使しての昔ながらの揚げ方です。食材を切ってるうちに研げる包丁、その屑どこにいっちゃうんでしょうねぇ。」
「ズッキーニのフリット」が届く。
もちろん熱々。用心しながら食べる、やはり熱い!衣薄く、表面カリッ、中ジュワッとうまく揚がっている。
パルメジャーノも脇役に徹し、ズッキーニを引き立てていて美味い。
食べ終わるとメガネのお兄さん、さっと食器を下げる。
終わった先からきれいにしていく。一人でずっとやってきたせいである。
「お客さんにはせわしないと思われるかもしれませんが、手順を変えると後半段々自分がダメになるような気がしてきっちりやっちゃうんですよね。」
フリットは好きでよく頼むんだが、今でもこの店は古いレビューにもあった、ズッキーニのフリットとモッツァレラチーズのフリットしかないんだね、と振ると
「実はメニューあんまり変えないんですよ。定番しか出さない焼鳥屋みたいなトラットリアを目指してるんです。」
「ルッコラとドライトマトのスパゲッティー」が届く。
メガネのお兄さんがスプーンを手渡してくれる。
皿の上はルッコラで埋め尽くされている。
底のほうからすくってよくかき混ぜて食べてくださいと指示。
オイルで炒めたパスタにドライトマトが散らされ、その上に一面のルッコラ。
そうすることでパスタの余熱でルッコラは半生のようになる。
この半生の感じがとってもいい。
口にするとルッコラの旨みがすぐにきて、特有の苦味はほとんど消されている。
オリーブオイルの加減も塩加減も控えめで丁度よく、ドライトマトの酸味・旨味とあいまってルッコラと非常にいいハーモニー。
少し蒸されたせいか、ルッコラと周りの細かなバジルが口の中でミントのような爽やかな感じに変化するのが面白い。
美味しいよ!味って維持していくことって大変なことだよね、と私が言うと
メガネののお兄さんがニヤリと笑って、
「”変わらない為に変わり続ける”ってことが一番大事な事なんです。」
「あっこれって「あら輝」の大将も言ってますがね、矢沢永吉の言葉なんすよ!
料理人って矢沢永吉結構好きなんです(笑)」
ご馳走様!と2,484円を支払うとメガネのお兄さん、深々とお辞儀をして、外まで見送ってくれた。
こんなお店、まぁ気になったら寄ってみて。