気取らなくていいお寿司屋さん。
前回のレビューを見ると、クリスマスくらいに来ているので半年以上経っての再訪となる。
カレー的に言えば、老舗スリランカレストランの「セイロンイン」の3軒となりくらいかしら。
ガラガラと引き戸を開けて、入店。
まだ4回しか来てないし、半年もあけて来る程度の客だが覚えていてくれて、暖かくお出迎えして頂けたのが嬉しい。
麦ソーダをチェイサーに、土佐鶴を冷で。
こちらでは日本酒は酔鯨か、土佐鶴のみ。
ああそうだ、前回、初代が高知出身だったのでそうしているという話を聞いたのを思い出した。
お通しは小鉢に生のシラス。命むき出しの甘みに感謝。
いつものように刺身を最初に頂く。
大将が脇差のように長い包丁でさくを切り身にし、下駄に次々と載せていく。
まぐろの赤身、中トロ、いか、タコ、かんぱち、子持ち昆布など。
一昨日、近所の平禄寿司に入ったのはここで食べる予定があったので舌を下方修正していたのだ。やっぱり、全然違う。口に含んで咀嚼するたびに笑みがこぼれる。
刺身の余韻を残しつつ、日本酒を口に含むと、「日本人でよかった」と、心底思うのだった。
刺身を愉しんだら、立派なカニの詰め肉があったので我慢できず注文。肉厚なカニ肉、美味し。続いて、白身。珍しいところでコチなんぞよかったなあ。
立派なホタテの貝柱を厚切りにしてもらって、にぎり。
たまらんね。
隣では近所の常連らしきお父さんが小学生の息子を連れて晩酌。
小さい頃にこんないい店に連れてきてもらえるなんて、うらやましいな。
土地柄、客層もいい。自然とカウンター席通しで会話が生まれるのも心地よし。
また、お金に余裕がある時にきたいところ。
クリスマスイブにこそ。
この日僕は高円寺の某立ち飲み屋で趣味の間借りカレー屋さんをやったのだが、まず、人通りもなく、そして、クリスマスイブの昼間から立ち飲み屋でカレーを食べて、酒を飲む。しかも、高円寺だなんて、そんな奇特な人はあまりいなくて、暇だった。隣のまずいと有名なケーキ屋は列をなしていて、世の不条理を感じざるを得なかった。
しかし、奇特な、というか大事な顧客様は多少しいらして、少しの現金が入ってきたのでこれはもう豪勢にいかないとやってられないとばかりに、こちらへやってきた。
前回、カウンターで大将と会話もしたので覚えていてくれたようだ。
「イルミネーション見た?」、どうも人が多いと思ったら、目黒川沿いがイルミネーションで彩られているらしい。「その光ものより、こっちの光ものが好きなので」、ネタケースを指さす。我ながら決まったな。
黒ラベルの大瓶をお願いし、前回と同じく刺身を適当に。相変わらず、美味い。ネタがいい。特にホタテ、タイラギ、青柳などの貝類は臭みとは無縁。しっかりとした歯ごたえの後、甘味が口に広がる。
熱燗を追加し、握りに移行。タコは合掌造りのような形で面白い。コハダ、しゃこ、塩辛のにぎり、うに・・・などなど、今、思い出しても食べたくなるなあ。
何となくカレーの話になったのだが、大将は無類のかれーすきで毎朝カレーを食べているらしい、何十年も。イチローみたいだ。
昼に提供していたカレーが1食分ほど余っていたのでジップロックに入れておいたのを思い出し、恐縮しながら差し上げた。
うーん、感想を聞きにまた行かなくてはいけなくなった。
素敵な町のお寿司屋さん
たまに会っては晩御飯をご馳走してくれる、貴重な存在である中学校時代の塾の恩師より、例のごとく、仕事帰りのお誘いを受ける。場所は中目黒指定。「寿司か、鍋」という指定も頂き、すぐに食べログる。個人経営でそこそこの値段で、良さそうなところを自分なりに選んだ結果、こちらの「福寿司」へ。
駅からは近いがどちらかいったら、寂れた通りの一角に店はあった。
外観。のれんも扉もピカピカで清潔感がある。引き戸をガラガラやって入ってみれば、外観同様にピカピカで清潔な店内。白木のカウンターに、大きなネタケース。その中に美味そうなネタが整然と並んでいて、見るものわくわくさせる。
カウンター席、既に刺身で一杯やっている常連のお父さん(何となく社長ぽい)の隣に座る。
大将は紺色の作務衣、白いお洒落眼鏡。歩くたびに、下駄のカラン、カランと音をたてていた。
まずは、黒ラベルの大瓶でプハア。
立派な黒い寿司下駄が目の前に置かれ、ガリ、すり下ろしたての生わさびが載った。
我々も適当に刺身をお願いした。
大将は脇差のように長いキラリと光る庖丁をまな板の上で滑らせ、次々にネタを刺身にしていった。本マグロの赤身、中トロ、コハダ、イカ、タイ、ホタテなど。
あ、子持ち昆布も美味かったなあ。
いやはや、どれも文句なくうまくて、先日、北海道旅行で食べた海鮮系のどれよりも美味かった。
結局、築地に全部いいのは集まっちゃってる説・・・。
これは早々に日本酒に移行せねば。
こちらのお店は大将で2代目、58年目と中々、歴史のあるお店だ。元々、先代は高知出身ということでお酒は高知のお酒、土佐鶴。これをぬる燗で。
美味い魚に美味い酒。チェイサーハイボールしながら、2人で6,7合は飲んだか。
間に挟んだ厚岸産の生ガキ、手作りの柚子香るいかの塩辛、たまらないね。
握りももちろん頂いた。赤貝、北寄貝、トリガイ、貝尽し。あなごにしゃこは煮キリが良い塩梅。
狙い通り、町場の気さくな感じもありつつ、きちんと味もよく、お値段もそれなり。むしろ、大分飲んだし、安いと思う。
中目黒で寿司となれば、こちらに決めた。近いうちにこの辺で用事があるので、再訪は近そう。
점포명 |
Fukuzushi
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장르 | 스시(초밥) |
예약・문의하기 |
03-3713-1631 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
東京都目黒区上目黒2-7-7 |
교통수단 |
中目黒駅下車、中目黒商店街入り口前を左折した路地先30メートルほど 나카메구로 역에서 185 미터 |
영업시간 | |
예산(리뷰 집계) |
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지불 방법 |
카드 가능 (JCB、AMEX、Diners) 전자 화폐 불가 |
좌석 수 |
20 Seats ( カウンター7席、テーブル4席×2卓、座敷1) |
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개별룸 |
불가 4~6人が座れる畳座敷あり |
금연・흡연 |
전면 흡연 가능 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
차분한 공간,카운터석 있음,좌식 있음 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,소주 있음 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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서비스 |
축하・서프라이즈 가능,테이크아웃 가능 |
홈페이지 |
半年に一回ペースとなっている。
無回転寿司屋ですから、そうそう来られるもんじゃないからね。
二階堂のレモンサワーでシュワっとしたあとは、いつも通り、対象に刺身を適当に切ってもらう。
お通しはあん肝。
好物の登場で思わず、「やったー!!」と声を上げる子供のような自分。
この辺が全国の女性たちの母性本能くすぐり続けているのだろう。
あん肝が来たら、日本酒よね。
常温でコップになみなみと注がれた、土佐鶴。
酒らしい酒でいい。
ここのホタテは肉厚で注文必至。
みる貝も美味かったなぁ。
結局、貝と青い魚の握りを少し食べて、最後はトロたくでしめ。
贅の限りを尽くし、後ろ髪をひかれ仲間ら広尾の仮住宅に戻るのだった。