新鮮でノーブルな豚ホルモン専門店 : Iwasaki Horumon

東急世田谷線の上町駅から徒歩10分、
世田谷通り沿いにある、品の良い豚ホルモン専門店。
ボウリング場やゴルフ練習場がある
オークラランドの対面だ。
このエリアは、地元住民に愛されている
イタリアンや和食店が点在していて、グルメ偏差値は高い。
さて、「岩崎ホルモン」だが、
オーナーシェフの岩崎さんが、
豚ホルモンの本場・埼玉県熊谷市で修行し、
独立後に熊谷で人気店を育て、
2017年8月に現在の場所に移転してきた。
夜は豚ホルモン専門店、昼は豚の食肉処理場でも働き、
新鮮な豚ホルモンを仕入れるルートを確立したという。
「ストレスなく育ってきた豚は、腸の色が白い。
　ストレスを受けた豚の腸はピンク色になっている。」
たしかに、真っ白な腸を出してくれた。
その新鮮なホルモンを、ボイルしたり
薄く切ったり、細かく包丁を入れたりして、
美味しく食べられるよう、工夫している。
お任せコースを予約していたので、
希少部位が次々と出てくる。
前半の塩ダレの豚ホルモンは、
白ワインと合わせたくなる味。
とにかくノーブルなのだ。
ガツ芯、ガツ刺し、カシラ、モツ、生テッポウ、タケノコ。
岩崎さんが、部位について丁寧に説明してくれる。
後半の辛味噌ダレの豚ホルモンは、ご飯に乗せて食べた。
とにかく美味い。
白ワインから、黒ホッピーに変えて、ガンガン飲む。
たくさん食べたが、肉のポーションが小さいので、
まだまだ食べられる気にさせてくれる。
希少部位は、品切れになることもあるので、
お任せコースを予約することを、お勧めする。
店内は、スタイリッシュな内装で清潔感に溢れている。
ホルモン専門店にありがちな、いわゆる大衆居酒屋とは
一線を画している。
にもかかわらず、安い。