점포명 |
Fukushuu yatai(Fukushuu yatai)
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장르 | 중화 요리 |
예약・문의하기 |
03-3495-5868 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
東京都品川区西五反田4-30-9 1F |
교통수단 |
東急目黒線【不動前駅】徒歩2分 후도마에 역에서 69 미터 |
영업시간 | |
예산(리뷰 집계) |
¥2,000~¥2,999~¥999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 |
좌석 수 |
47 Seats ( 丸テーブル5卓、角テーブル2卓) |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 20인~50인 가능 |
금연・흡연 |
전면 흡연 가능 ランチタイムは全席禁煙 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
불가 近くのコインパーキング:西五反田4-3-9かむろ坂パーキング62台収容、ほか |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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数日前の某全国紙に「温暖化、転換点到達の恐れ」という何とも寒気のする記事が出ていました。
記事を読んで見ると、イギリスのエクセター大学などのチームが、地球温暖化によって後戻りできない変化を起こす「ティッピングポイント(転換点)」にまもなく到達する恐れがあるとの報告書を発表したというものです。
そして、転換点に達することは社会の崩壊を意味するとのコメントも発表しているらしいですから穏やかではありません。
転換点とはいわゆる不可逆的変化のことと思われ、良く例として出されるのが、「コーヒーにミルクを入れると広がるが、広がったミルクが集まってくることはない。」というものです。
これを地球温暖化に適用すると、緩やかに見えた温暖化の影響は転換点に達すると突然激化し、後戻り出来ない変化を引き起こすと言われているんですね。
具体的なリストして挙げられているのが、グリーンランドと西南極の氷床、永久凍土の融解、熱帯のサンゴ礁の死滅、海洋の流れである大西洋南北熱塩循環(AMOC)の停止の5つで、これらが連鎖的に起こる恐れもあるとされています。
しかも、史上最高の暑さを記録した2023年は一時的に転換点を超えたように見え、これは転換点が近づいているシグナルかもしれないという見方もされているのは空恐ろしいです。
転換点を超えては戻りを繰り返しているうちに、ある日突然、二度と元の姿には戻れなくなってしまうということですよね。
こんなことを考えると、今、新聞には国際情勢としてはロシアによるウクライナ侵攻やイスラエルによるガザ地区侵攻、国内的には派閥の裏金疑惑みたいな記事が並んでいますが、そんなことをやっている場合ではないという風に思えてきます。
今盛んに言われているSDG'sなどももっともっと真剣に取り組まないといけないのではないかと改めて感じるところですが、食べログが対象としている飲食についても人間の基礎的な営みという意味ではSDG'sとの関係でも重要な分野ですので、改めてしっかり発信していく必要を感じているところです。
この日のランチで訪れたのは、不動前にある大陸系大衆中華の当店になりましたが、中華料理というのは、何でも料理(食べるもの)にしてしまうみたいに言われているように、個人的には、資源の有効利用という面ではSDG’sとも無関係ではないように思っています。
当店は、創業年等の基本情報ははっきりしないお店ですが、食べログが始まった時期あたりからのレビューがアップされているところを見ると、大陸系大衆中華の中ではかなり早い段階から営業していたお店で、近年跋扈しているブローカー系の大陸系大衆中華とは一線を画す個人営業の色彩の強いお店と思われます。そして、店名が福州屋台ですので、経営者は福建省に縁のある方ではないでしょうか。
福建省は台湾海峡を挟んで台湾と向かい合う海岸線の長い省であり、海の幸から山の幸まで豊富な料理の素材に恵まれています。
味付けについては、全体にあっさりしており、塩味は控えめで、砂糖による甘い味付けのものも多く、ニンニクを多用していることも特徴に挙げられます。
日本でも一番名の通っている福建料理と言えば、やはり青椒肉絲(チンジャオロース)が挙げられると思います。
当店の場所は、不動前の駅からかむろ坂に向かう商店街沿いで、通りからちょっと奥まったところにあるビルの1階になります。
店頭の看板には一品料理のメニューと定食、セットメニューが掲示されていますが、一品料理メニューは劣化しているのに加えて字が小さいので、値段などが良く分からないものも多いです。
その点、定食、セットメニューははっきりと書かれており、恐らくランチタイムはこれを注文する人が多いんだろうなと感じました。
店内は赤い丸テーブルが中心で、9人用3卓、6人用2卓が配置され、これ以外に椅子が4脚セットされた変則的な4人用テーブルが2卓あります。
先客は2名で、うち1名は店外でタバコを吸っていました。
食べログ店舗情報では全面喫煙可となっていましたが、少なくともランチタイムは全面禁煙になっているようです(店舗情報修正済み)。
お店は厨房に男性2名、接客主担当の女性1名の計3名態勢で繰り回されていました。
私は空いてた6人用円卓の一角に着席しました。
卓上にはメニューは一切置かれておらず、壁に店頭掲示のものとほぼ同じメニューが掲げられていましたので、その中の「本日のサービス品 定食」メニューから回鍋肉定食@750円を注文しました。
提供は、さすが大陸系中華という素早さで、2分ほどでの提供です。
回鍋肉定食は、メインの回鍋肉の他に、搾菜、スープ、デザートの杏仁豆腐がセットされています。
回鍋肉はキャベツの緑色がとても鮮やかで、これに豚細切れにまとわりついた甘めの味噌の風味が絡まって味を引き立てており、とても美味しいです。
いかにも中国風家庭料理という感じの味わいで、これは個店中華ならではでしょうね。
スープや搾菜もそれなりのクオリティでしたし、自家製という杏仁豆腐もミルキーかつクリーミーで、私のいつもの杏仁豆腐5段階評価では、最上位のAランクを献上出来るなかなかの杏仁豆腐でした。
企業系、ブローカー系の大陸系大衆中華だと、料理もどこか金太郎飴みたいな感じを受けることが多いのですが、当店はその面でひと味違うように感じました。
だからこそ長い間営業を続けていられるのだと思います。
大陸系中華も差別化の時代に入っており、ガチ中華路線などに方向転換しているお店も見られますが、基本に忠実な家庭の味を前面に出せば奇を衒わずとも差別化になるということを当店は示してくれているような気がしますね。