絶滅寸前の本格的居酒屋 : Ootaki

東急池上線・戸越銀座駅から商店街を北に３分ほど歩いたところにある、いかにも「居酒屋」といった佇まいの店。

厨房を囲むＵの字型のカウンターだけのお店。

店は、姐さん風「いい女」系のおかみとその息子さんらしき２０代後半男性が仕切っています。

６時頃入店すると、まだ他にお客さんはおらず、アタシが口開けの客の様相。

まずは瓶ビールを注文。
おとおしは「里芋と豚肉の煮物」。
このおとおしが美味！。他の料理も期待が持てます。

ただ、この日はユルイながらもまだ「仕事」があったのであまりたくさんの呑み喰いは出来ません。

そこでまだシーズンのだった「カツオのたたき」（１０月頃）。ネギ・みょうがと頂きましたが、コレもなかなか美味しいカツオでした。

そして、居酒屋らしく串焼き。種類は失念しましたが、牛バラと鳥ももだったきおくがあります。

アルコールは瓶ビールから緑茶ハイに代えて２杯。

なかなか美味しい居酒屋料理とアルコールでお値段は２０００円代後半だったと思います。

雰囲気も良いし、決して高くはないのですが、最近の「激安酒場」の出現により、フトコロから出て行くものが多く感じられてしまいます。


尚、このお店、以前は「ランチ営業」もしていましたが、先日、昼時通った時には店は閉っていました。
たまたま休業だったのか、ランチをやめてしまったのかは不明です。

ランチの「イワシ丼」なども美味しくて副菜も多く満足できるランチだったのですが・・・・。


時代の流れと不景気で経営が蒸すかしくなっている個人経営の居酒屋。

少しでも長く営業し、地元の人々に愛され繁盛してもらいたいものです。