공식 정보
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점포명 |
Berubetto
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장르 | 바、이자카야、다이닝 바 |
예약・문의하기 |
03-5481-3981 |
예약 가능 여부 |
예약 가능
遅れる際はご一報下さい。 |
주소 |
東京都世田谷区代沢5-19-14 メゾン渡辺 1F |
교통수단 |
시모키타자와역에서 466m 도보 6분 시모키타자와 역에서 466 미터 |
영업시간 |
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예산 |
¥3,000~¥3,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥3,000~¥3,999
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지불 방법 |
카드 가능 (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) 전자 화폐 불가 |
서비스료 / 차치 |
チャージ料500円 |
좌석 수 |
15 Seats ( 카운터 6석 테이블 2명×1 3명×1 4명×1) |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
전면 흡연 가능 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
불가 인근에 동전 주차 있음 |
공간 및 설비 |
세련된 공간,차분한 공간,카운터석 있음,소파자리 있음 |
음료 |
외인이 있음,칵테일 있음,엄선된 칵테일 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
숨겨진 레스토랑 |
오픈일 |
1995.6.26 |
가게 홍보 |
【시모키타자와역 도보 6분】어른의 은신처적 공간”BAR
젊은이로 굉장히 돌려주는 시모키타자와에서, 원 랭크상의 어른을 위한 어른의 공간에서 즐거운 시간을 보내지 않겠습니까? 70년~80년대의 양악, 일본악이 흐르는 점내♪계절의 과일을 사용한 칵테일은 여성으로부터도 호평 받고 있습니다♪특히 인기는 모스코뮐! ! 보드카와 생강의 클래식 타입으로 제공 ♪ 물론 메뉴에없는 것도 주문 가능! ! 요리도 큐칸반 샌드(오이 |
下北沢はわたしが育ったいわばふるさと。かつてタモリが「東京の名古屋」と喝破したように、よくもわるくも雑駁なまちだ。スペシャルに美味しいとか高級、いまどきのこじゃれた店は少ないかわりに、ほとんどがサンダル履きや短パン、ドレッドヘアでもOK。気安く、楽しいというのが下北沢らしさでもある。
そんななかにあって、下北「らしくない」スタイリッシュな本格ショットバーが、Velvet(ベルベット)。知り合いのブティック・オーナー(もちろん下北の店、下北在住)に紹介され、わたしが行きつけに。そしてその後10年来、ずっとふたりで通い続けている。
一見バーとはわからない入り口から、投げ入れの季節の生花、やわらかな照明、長く伸びたカウンター、居心地のよいソファや椅子、アンティークのつまみ皿やグラス類、店の調度品ひとつに至るまで、スタイリッシュな居心地のよさで、下北にいることを忘れてしまいそうなほど。スタッフ全員が、いつもきちんとのりのきいたワイシャツを着ていることも下北らしくない。
以前、軽井沢万平ホテルのカフェを訪ねた際、「ギャルたちが雰囲気を壊すことはありませんか?」と訊くと、支配人は「それがどういうわけか、ここにいらっしゃると皆さん、お嬢さま(の振る舞い)になるんですよ」と言っていたことを思い出す。
そうベルベットのカウンターに座ると、傍若無人な下北人も、いつもの振る舞いを忘れて、ちょっと大人の振る舞いをするようになる。
Tシャツ・短パンの若者がアート論を語ることもあれば、クリエイターやコンサルなど自由業系のひとが仲間と集っていることもある。大人のカップルが静かに話しているかと思えば、代沢あたりのお屋敷の旦那さまが、仕事帰りに、「ほんとうにうまい酒をのむ自分の時間」を過ごしに来ていることもある。
わたしはいつも、モスコミュールやコアントローを使った私専用のオリジナルカクテル、年代物のカルヴァドスなど。ツレは、その日によって、フルーツや夏場ならモヒートなどのカクテルをまず1杯。それからポーランドのベルヴェデールウオッカや、レアもののアイレイやハイランドなどモルトウイスキーの飲み比べを、マスターの会話とともに楽しんだりする。
オーナーマスター&メインバーテンダーのNAOさんは、熊本県出身。下北沢の別のおしゃれなバーで仕事を覚えた後、この店を開いて約14年。元サッカー少年というがっしり系体躯で、美しい細指のバーテンダーではないけれど、彼の生み出すカクテルは、他のバーにはない、やわらかで優しい、ここならでは味がする。
本格ショットバーとはいうものの、生ビールでもグラスワインでも、嫌な顔ひとつしない。もちろん「アイレイで何か……」といえば新しくみつけたおすすめを出してくれるし、「こういう感じが好き」と言えれば、オリジナルでカクテルをつくってくれる。友だちが、最善&ほんとうに美味しいお酒をサービスしてくれていると思える。商売的な気配りというより、お客一人ひとりに対する、思いやりにあふれているのだ。
このNAOさんのお人柄を中心とした、いわば素顔のおつきあいは「下北沢らしさ」でもあるだろう。わたしたちとは、美味しい店にご一緒したこともあるし、近所のセレブスーパー信濃屋でばったり会ったときは、立ち話もする。店で使っている極薄のタンブラーうすはりグラスも分けてもらい、自宅で使わせてもらっている。また、わたしたちの思い出のペアグラス(バカラ)をもう10年にわたってキープしてくれていたりする。
NAOさんの対応・サービスは、いわゆる本格バーや、新宿のトリスバーイーグルなどのホテルマン風ホスピタリティサービスとは大きく異なる点だと思う。
ツレがお遊び相手の女性をお連れしたときは、NAOさんの顔色ですぐにわかってしまった。下北沢ならではの店づくりを解せないひとなのだろう。下北沢らしくないスタイリッシュさと質をもちながら、下北沢ならではの濃い人間関係で店を育んでいる繊細なバランスを理解できない、うちのツレが阿呆。NAOさん自身は、もちろん立ち入ったりはしなし、告げ口もしないので、なんだか気の毒になってしまった。
つけ加えれば、おつまみも気持ちがゆき届いた絶品揃い。枝付きの干しぶどう、下町のお菓子屋さんのチョコレートコーティングしたオレンジピール、手作りのビターチョコ、日向夏のピールなど。この心づかいは、有名バーでも経験したことがない。
下北らしい素顔のおつきあいで、ほんとうに美味しいお酒の時間をもちたくなったら、ぜひ。