점포명 |
Harubaru tei
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장르 | 라멘、이자카야 |
예약・문의하기 |
03-3427-3242 |
예약 가능 여부 | |
주소 |
東京都世田谷区経堂2-15-15 |
교통수단 |
最寄り駅:小田急小田原線『経堂駅』(137m) 교도 역에서 189 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
좌석 수 |
8 Seats ( +4人掛け野外席あり?) |
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개별룸 |
불가 |
금연・흡연 |
전면 흡연 가능 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
불가 近くにコインパーキングあり |
음료 |
일본 청주(사케) 있음 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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비고 |
不定期に1ヶ月以上の夏休みをいただいており、 |
暮れの30日の利用。
日本酒3種、つまみ2種、〆の「香麺」、吟醸酒4合瓶の土産、「ネギトリ」一人前の土産で計\4,300で想定内の夕餉であった。
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小田急「経堂駅」を少し登戸方面へ、住宅街へ入り込もうとする入り口辺り、路地に面してこのはるばるていが店を構える。二階建てのアパートの一階部分を改造し、ラーメン屋にしたようで、カウンターは横一列の8席しかない。
入り口の右側に「支那そば」と大書された白いちょうちん、左側の入り口の大きな暖簾には不思議な絵が描かれ、何となくインディオを髣髴する絵柄。また庇には手書き文字で「はるばるてい」と書かれている。
昼の開店は12時であるが、まずその時10人程度の行列が出来ているであろう。まず最初に入店できる数以内に並ばないと、3・40分は待つことになる。従ってどうしても効率的に入店しようとするなら、開店の20分程度前から、あるいは夕方の17時丁度あたりの夜の部最初に店に行くことが望ましい。
インディオの雰囲気と伝えたが、この店主そのものが顔の色といい、全体的な有様といい、何となくインディオっぽい。
それもそのはず、このオヤジは毎年7月終わりから9月始めまで店を閉め、南米やヨーロッパなどを放浪する。好きな音楽もフォルクローレなどそちらのものが好き。かなり色濃い店であるので、人によっては合わない人がいるかもしれない。
当方約1年半ぶりということで久々の訪問であったが、前回利用した時店を手伝っていた「まるっこい」金髪の若者は昨年独立して駒場東大前で嚆矢(こうし)というラーメン屋を開業し、はるばるていとほぼ同様なメニューでなかなか人気があるとのこと。
今回は彼の代わりに以前に店にいた店主の弟のような雰囲気の助手?が手伝っていた。
なぜこんなにも行列し、たかがラーメンなのに待ち時間が長いかといえば、実はラーメンを食する前にほとんどの客が酒を楽しむためで、ビールは「ハートランド(¥550)」、日本酒はオヤジが全国から選んだ比較的珍しいものが冷蔵庫に隠されており、日本酒を注文した時ににやっと笑い「こんな酒知らんだろう」とでも言いたげな表情を見せる。まぁ確かに一杯¥500であるから格安であることは確か。酒はその他ワインやレモンをベースにした「ピカソ」とか「シェリー」などの怪しげなカクテルがあって、飲み易さからそちらを注文する女性客も目立つ。
そういった酒類を、ラーメンのトッピングにもなっている「チャーシュー」や「ねぎとり」「ねぎワンタン」「メンマ」「胡瓜」「煮卵」「水菜」さらに裏メニューの「豚耳」などをつまみに長々と居酒屋然として使うため、一向に列は動かない。
事実オヤジは自分の店は「ラーメン居酒屋」であると言っている。
さてこのつまみがなかなか旨い、全ては自家製で仕事の合間にもチャーシューやトリを店内のオーブンで焼いたり、オーブンを磨き上げたり忙しないが、全て自然食材で風采からは想像も出来ないくらいこだわりがあり、また清潔さが好きなようだ。
こんなオヤジと冗談を言ったり、旅行の話をしたりしながら憩う常連客が毎日のように詰め掛ける。
先ほどのトッピングはラーメン(この店では「支那そば」と言う)をベースに乗せ掛けて食事とする。味はかなり特徴があり、私は旨いと感じるが合わない人もあるかもしれない。しかしこれだけ人気があるのだから多くの人は支持しているようだ。
その他店一押しの「香麺」があって、これは茹で上げられた麺に調合された油や調味料、それにチャーシューとトリを小刻みにしたものとのりが載せられ、別に「ラーチャ」という店主秘蔵の辛い調味料が添えられてとにかくあせらず長時間かき混ぜてラーチャの赤みが全体に回るころ食べ始めるもので、初めて食したときはそれなりに感動した。
家族連れで訪問する客も多く、小さな子供にも意外と優しくしているのを見ると、このオヤジも結構愛すべき人間なんだろう。
とにかく入店するタイミングが問題であるが、なかなか隠れた名店と言えるかもしれない。(とは言っても「週刊朝日」などにも大きく取り上げられたので、一部では有名な店なんだろう)