落ち着くお店 : Koroku

偶然、喜多見に立ち寄った。
会社帰りだが、まだ18時台と早い時間。
夜でも定食を出している店は無いかと食べログをチェック。
口コミは無かったが、この店の情報が出てきた。
喜多見の駅前から世田谷通りを目指し、
国本学園を過ぎたあたりで二の橋方向の路地へ。
幼稚園が見えた頃にさらに路地を覗くと
「小六」の看板が見えた。
店の前まで行くと、古びた感じのいわゆる定食屋。
覗いてみると、厨房の側におばさまが一人。
カウンタに2人座っていて、常連らしくおばさまと話し込んでいる。
とりあえず入ってみる。
「いいですか?」
「あ、どうぞ」
カウンタの奥のおじさんと厨房のおばさんが同時に声をかけてくれた。
何故、カウンタのおじさんが？
銀だらの定食を頼むと、カウンタ奥のおじさんが立ち上がって
銀だらの調理に入った。あら、店のオヤジさんだったのか。
常連の人とおばさんが相変わらず話し込んでいる。
その話の中から、おじさんは体を壊して長く
立っていることが出来なくなっているらしいことが判明。
で、定食が出てきました。
銀だらの付け焼きはおいしゅうございました。
ご飯も大盛で、みそ汁もおいしゅうございました。
ただ、定食1000円はちょっと厳しかった。
ご飯とみそ汁とメインの銀だらが付いてくるだけで
小鉢も何も他には付いてくるモノが無かったし、
銀だらももう一回り大きい切り身だと良かったな。
でも、満足でした。
ただ、オヤジさんは体を壊している状態で
この先店を続けていくのはどうなのだろう、と
人事ながら心配になってしまいました。