공식 정보
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점포명 |
Sarashina Souhonten(Sarashina Souhonten)
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장르 | 소바 |
예약・문의하기 |
03-3389-4218 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
東京都中野区中野5-56-7 |
교통수단 |
JR中央線、東京メトロ東西線【中野駅】北口 徒歩4分 나카노 역에서 276 미터 |
영업시간 |
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예산 |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 |
좌석 수 |
23 Seats ( 1F:カウンター8席/テーブル12席 2F:テーブル10席/座敷28席 3F:座敷16席) |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
카운터석 있음,좌식 있음,일식 난방(코타츠; 마루청을 뜯어 그 위에 설치한 열원을 갖춘 밥상)있음. |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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아이동반 |
유모차 입점 가능 |
NHKの朝ドラの「舞いあがれ」が終盤戦に入りました。
当初は、タイトルからもパイロットを目指すヒロインの物語と思われ、前半の航空大学校に通うあたりはそれ一直線かなと思ったのですが、一転、実家のネジ工場で働いたり、更には起業も志すという風に展開が目まぐるしく変わっています。
ドラマの中で、現下の経済政策の上でも重点になっている中小企業問題やスタートアップ、更には女性活躍(ダイバーシティ)をテーマにしているあたりは、さすがNHKらしいとも思われますね。
ドラマの舞台も長崎・五島や北海道・帯広、宮崎、東大阪と全国に散らばっており、地域振興の面でも貢献しているように思います。
ドラマの展開や役者さんについては、SNSで色んな評価が飛び交ってますが、これは今の時代には付きものなので仕方ないことでしょう。
食べものの話題も出てくるドラマなので、グルメの視点から見ても面白いですよね。
さて、この日の食べログ活動ですが、上記の朝ドラの余韻もあって地域色豊かなものを食べようと考え、久しぶり讃岐うどんを食べる気になって香川の一福の系統を引き継いでいると言われている中野の「うどんや 大門」をターゲットにし、開店時刻の11時10分ほど前に訪れました。
ところが、店の前で開店を待っていると、店内にいた店主さんが私が待っているのを見て言うには「うちは12時からだよ」とのこと。
食べログなどの店舗情報は11時からになっているのでその旨伝えると「あー、コロナの前まではね。」とのことで、店舗情報が古かったことが判明しました(即修正しておきました。)。
さすがに1時間待つ気もしませんし、中野は地域色云々にこだわらなければいくらでも美味いものを食べられそうなお店があるので、同店は潔く諦めて、その周辺で適当なお店を探します。
そんなことで、実地探索の結果探り当てたのが当店ということになります。
11時前でしたので、まだ営業しているお店の方が少ないくらいでしたが、当店は、10時45分から営業しています。
これも何かの縁ですし、裏路地に古風な佇まいでひっそりとあるお店であることにも惹かれるものを感じました。
某ブログに書かれていた情報によれば、当店は、大正9年に台湾で生まれた日本麺食史研究の第一人者である新島繁氏(「蕎麦の事典」という書籍も残している。)が1948年(昭和23年)11月に新宿駅西口で創業した「郷土そば さらしな」(現在は閉店)が嚆矢になっているようです。
1950年(昭和25年)には東京駅八重洲口に2号店(現在は閉店)、1957年(昭和32年)には中野に3号店となる「さらしな総本店 中野南口店」(現在も営業中)をオープンし、店舗網を拡大していきます。
経営は、1983年(昭和58年)からはご子息に引き継ぎますが、その後、1989年(平成元年)に中野の2店舗目としてオープンしたのが当店ということになります。
更に2000年(平成12年)には田無に「さらしな 田無店」オープンしており、現在は、中野に2店、田無に1店の3店舗経営となっています。
当店の場所は、中野駅から中野サンモールのアーケード街を進み、中野ブロードウェイに突き当たる一本手前の筋を右に入って30mほどの右手になり、黒い板張りのファサードに瓦があしらわれた風情ある建物で営業しています。
店内は、蕎麦打ち場を囲むように8席のカウンター席がある他、2人テーブルが2卓づつ配置された空間が3か所ありますが、この他、2階、3階にも客席があるようです。
早い時間ということもあってか、先客は誰もいない様子でしたので、私は2人テーブルの一つに着席しました。
卓上には、和紙で作られた小冊子という感じのメニューが置かれていますが、そばの他にうどんの提供もあります。
蕎麦屋のうどんにはあまり惹かれないのですが、当店のうどんは、「上州の地粉使用」と書かれており、期待できそうな気もします。
そばのお値段は、二八やさらしなのせいろが@880円ですが、田舎そばは@1,050円とプレミアが付きます。
天ぷら系のそばは、冷たいそばだと天もり@1,900円とかなり割高ですが、その廉価版で、梅天もり@1,550円というメニューもあります。
梅天もりは天もりの海老2本が1本になるだけなので、これで十分と思い、その田舎そば版があるかと思って尋ねると、「梅天盛りはサービスメニューなので、田舎はやっていないんですよ。」とのこと。
仕方なく天もりをの田舎そば版を注文しました。
田舎そばは、さらしなや二八より170円高いので、田舎天もりは2,070円かと思ったら2,100円になるとのことで、いわゆる便乗プレミアムといったやつですね。
この点については、あまりいい印象は受けません。
待つこと7分ほどで注文の田舎そば天もりが出来上がってきました。
田舎そばは、黒さはそれほどでもありませんが、玄そばの星が点在する瑞々しいそばで、とても美味しそうなビジュアルです。
もの凄くコシの強いそばですが、噛み締めるとそばの香りが口の中に広がり、これぞ田舎そばといった味わいでとても美味しいです。
つけつゆには白ネギとわさびを投入しますが、わさびも本わさびのおろしたてのようで、そばの風味をさらに引き立ててくれます。
絶品の田舎そばですが、量がいかにも控えめなのはちょっと残念です。
もっとも、大盛りは+150円とそば本体の値段の割には比較的良心的なので、成人男性なら大盛りがオススメですね。
天ぷらは海老が2本の他はナス、カボチャ、芽キャベツで、ネタとしては平凡ですが、揚げたてですから、美味しいのは美味しいです。
お値段が高いので、希望を言えば時節柄ふきのとうやタラの芽あたりが入っているとグッと評価は高まったのですが、これは仕方ないですかね。
ランチで2,000円オーバーはやや予定外でしたが、極上の田舎そばを食べられたので、良しということにしておきます。
当店は、この日の本命だった「うどんや 大門」に振られたことで巡り会えたお店でしたので、これもご縁ということですね。