점포명 |
Chimoto Souhonten
|
---|---|
장르 | 화과자 가게、빙수、화과자 |
예약・문의하기 |
03-6454-6042 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
東京都杉並区阿佐谷南1-14-13 T.コンフォート 1F |
교통수단 |
東京メトロ丸ノ内線【南阿佐ケ谷駅】徒歩3分 미나미아사가야 역에서 170 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
¥1,000~¥1,999
|
지불 방법 |
카드 가능 전자 화폐 가능 |
좌석 수 |
30 Seats |
---|---|
개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
카운터석 있음 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
---|---|
서비스 |
테이크아웃 가능 |
すずらん通りで松山あげのいなり寿司を購入した後、更に北に向かうと、西から北へと曲がって延びる阿佐ヶ谷パールセンターという商店街に合流する。そしてその商店街を少し進んだところに本日最後のお店として選んだ “ちもと総本店(※) 阿佐ヶ谷店” さんがある。
こちらの本店は旧軽井沢通りの最奥部にあり、約1年前の軽井沢小旅行の際、“ちもと餅”と“蕎麦団子”をテイクアウトして帰りの新幹線で頂いたところとても美味しかったので、今回その唯一の直営店である阿佐ヶ谷店さんに行ってみようということになったものだ。
甘味処はなぜか必ずと言って良いほど麺類を置いている。恐らく連れのだれかが甘味では満足出来ない場合に利用出来ないからだろう。ちもと総本店さんでも蕎麦やうどんがメニューに並ぶ。ランチ時間に訪れた以上、そういう腹にたまるものを頼むのが普通かもしれないが、自分は量よりもその店でしか食べられないものや店が強力に推す一品に惹かれてしまう。先日門前仲町の甘味処で店推しのあんみつに会い、御前汁粉を急遽あんみつに変更したこともあり、今日こそは御前汁粉にするか、それともあんみつを続けて食べ比べをするかなどと思考を巡らしながら店内に入る。
ところがメニューを開いた瞬間、またしてもこれしかないだろうという一品が目が入り、御前汁粉でもあんみつでも、ましてや麺類でもない以下を注文した。
□たまゆら こしあん (850円)
□抹茶と和菓子 [蕎麦団子] (780円) [同行者]
(和菓子はちもと餅と蕎麦団子から選択)
■たまゆら こしあん
初めて聞く名前だ。たまゆらの構成が写真と解説付きでメニューに載っており、店内の壁にも大きく貼り出されている。「当店オリジナルメニュー/自家製こしあん蜜と柔らか寒天がとろけるあんこ好きにはたまらない一品」、これは間違いなく店推しである。
“たまゆら” を調べると「勾玉(まがたま)同士が触れ合って微かに音を立てること、転じてその状態がほんの短い時間であること、儚いこと、一瞬」という意味だがこれだけでは分からない。まずは食べてみよう。
“たまゆら こしあん” が背の高い逆三角錐状のグラスに盛り付けられて運ばれて来た。見たこともない大きさの寒天がごろごろと入っている。あんみつに入っているような寒天と比べると、一辺がおよそ2倍ほど、体積にすれば8倍ほどもある。これは見た目が強烈だ。見方を変えればところてんと同じくらいの量なので驚くことではないのかもしれないが、大きなブロック状なのでとにかく迫力が凄い。説明書きによれば、柔らかな寒天の上に栗の甘露煮と白玉が乗せられ、こしあん蜜がグラス全体を満たしている。柄の長いスプーンが添えられており、和風パフェのような外観である。
まずはこしあん蜜を味わってみる。何という美味しさだろうか。これは完全にこし餡のスープだ。白蜜を使ってこし餡を伸ばし液状にしたものか。そうだ、これは冷やし汁粉の寒天バージョンに違いない。とにかくいつまででも啜っていたい、スプーンが止まらない美味しさだ。^_^
次に寒天を1個食べる。大きいと言っても弾力や崩れ易さはそれ程違わないらしく、プリッとした歯応えの直後、あっという間に解れていき、さっきまでの迫力が嘘のように元の形は微塵も無い。なんと儚きことか。解れた隙間にはこしあん蜜がすぐさま入り込み、寒天全体がこし餡味で満たされる。この一連の変化は感動的でさえある。そして寒天が解れていく儚さこそがたまゆらと名付けた理由ではないかと思い至る。(^^)
途中栗の甘露煮で一拍置く。栗の甘露煮が箸休め的な位置付けとは贅沢なり。
白玉はつるんと滑らかで、柔らかな弾力が嬉しい。餅粉とこし餡は何時でも何処でも最高の相性、こしあん蜜もまた然りである。
具材を食べ尽くすと、底に残るものはこしあん蜜。他の構成要素と混じり合っていないので、元の状態を維持している。よって最後に残ったこしあん蜜は元の美味さそのままだ。柄の長いスプーンを最後のひと掬いまで有効に使い完食した。正に幸せの一言に尽きる。(*˘︶˘*).。*♡
お会計とともに予定していた以下の商品を購入し、店を出る。
□ちもと餅(※2) (250円) ✕2個
□蕎麦団子 (230円) ✕2個
昨日は門前仲町の甘味処であんみつの美味しさを認識した。そして今日はここちもと総本店さんでたまゆらというこしあん蜜を使った極上の一品を味わった。何れもこし餡の新たな美味しさとの出会い、この上なく充実した二日間だった。
そしてその最後をたまゆらで締められたのはとても後味が良い。後になって振り返れば儚い記憶になってしまうかもしれないが… 。(˘⌣˘ )
※1 ちもと総本店
以前東京にあった “ちもと本店” からの暖簾分けで軽井沢と箱根、都立大学に3つの店舗が構えられた。何れも本店で修行をした職人さんが開業したもので、店舗名はそれぞれ “ちもと総本店”、“ちもと”、“御菓子所 ちもと”。現在これらの店舗は全く別の店として運営されているが、店のマークや幾つかの商品は酷似している。
※2 ちもと餅
ちもと総本店の “ちもと餅” と 御菓子処 ちもとの “八雲もち” は類似性のある商品。何れも求肥と黒糖を使ったマシュマロのように柔らかい和菓子で、竹の皮に包まれている。ちもと餅は信州産の胡桃を、八雲もちはカシューナッツを使用しているところが明確な相違点。