さいたま市と旧中山道で繋がる板橋の駅近低価格中華料理 : Chuugoku kajousai doushimbou

最近、都内での所用が増えました。この日は板橋を訪ねます。
板橋は、埼京線に乗れば必ず通り、また、都営三田線に乗り換えるために何度か下車したことはあります。しかし、板橋そのものを目的地にしたのはこの日が初めてかもしれません。
所用を果たしながら、街を歩いてみます。駅の北側の踏切は旧中山道。この旧中山道が、私が普段通っているさいたま市の道に繋がっていることを思うと、親近感が沸きます。西口駅前には「中山道と板橋宿場」の案内看板があります。江戸時代、板橋を朝発った旅人は、大宮や上尾にその日の宿を得たかもしれません。私も少しかつての板橋宿に沿って、広い歩道が確保された旧中山道を歩いてみました。
線路の東側に回って、線路近くの何ともそそられる小路に足を踏み入れたりしながら、東口駅前にある新撰組局長近藤勇の墓所を訪ねます。隊士で、明治も活躍した永倉新八が建てたのですね。「燃えよ剣」に夢中になった若い頃を思い出します。
さて、昼食です。日曜日は閑散とする街が多い中、板橋は魅力的なお店がいくつも営業しています。そんな中で、墓所のほど近く、日替り600円の看板に魅かれ、こちらのお店にします。
店内は結構な賑わいです。グループ、ご夫婦、ファミリー、おひとり様、と、多彩な客層です。その日替り税込600円をお願いしました。この日は「玉ねぎと豚肉の醤油炒め」と、店頭看板に書かれていた気がします。（定かではなくすみません）お茶は店員さんが持ってきてくれましたが、それを少しこぼしてしまい、拭くためのおしぼりは、頼んで持ってきてもらいました。
このお店、ランチメニューもお安いのですが、それ以上にインパクトがあるのは、780円（推定税抜）の、アルコール1杯＋料理2品のセットです。他の同様なセットを提供するお店と違い、真っ昼間からOKです。この日の私は、何となく飲む気にならず、普通にランチを頼みましたが、後客のおひとり様2組が、判で押したように、そのセットと、餃子を頼んでいました。そうか、そっちを頼むべきであったか。
とは言え、日替りも、おかずの量は値段相応若干控え目ながらも、スープ、漬物、杏仁豆腐が付き、全体としては充実の内容と言えます。小皿料理が豊富なようで、セットを軸に、好きな飲み物と、好きな小皿料理を頂くと、お安く飲めそうです。
本日の所感：十条もいいけど、板橋もいいなあ。