공식 정보
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점포명 |
Ruryutan Isogai
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장르 | 프렌치 |
예약・문의하기 |
050-5590-6626 |
예약 가능 여부 |
완전 예약제
苦手食材・アレルギーはご予約時に必ずお伝えください |
주소 |
東京都文京区本駒込6-15-19 春日ビル 1F |
교통수단 |
JR 야마노테선 고마고메역에서 도보 5분 도쿄 메트로 난보쿠선 고마고메역에서 도보 5분 고마고메 역에서 436 미터 |
영업시간 |
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예산 |
¥15,000~¥19,999 ¥10,000~¥14,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥20,000~¥29,999
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지불 방법 |
카드 가능 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
영수증 |
적격 청구서(인보이스) 대응 영수증 발행이 가능합니다. 등록번호T8010001180741 *최신 등록 현황은 국세청 인보이스 제도 적격 청구서 발행 사업자 공시 사이트를 확인하거나 음식점에 문의해 주시기 바랍니다. |
서비스료 / 차치 |
サービス料 10% |
좌석 수 |
10 Seats |
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연회 최대 접수 인원 | 10명 (착석) |
개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 인근에 동전 주차 가능 |
공간 및 설비 |
차분한 공간,자리가 넓은 |
음료 |
외인이 있음,엄선된 와인 |
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이럴 때 추천 |
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위치 |
숨겨진 레스토랑 |
서비스 |
축하・서프라이즈 가능(생일 접시),소믈리에가 있음 |
홈페이지 | |
오픈일 |
2022.3.14 |
전화번호 |
03-3944-0299 |
初訪問。
駒込 六義園の隣にある仏料理店。
以前はかなりリーズナブルな価格帯のビストロだったらしいが、今年3月に就任したシェフにより大幅リニューアルしている。
新シェフの名前は磯谷(いそがい)さん。かつて芝公園に存在したミシュランガイド2つ星獲得グランメゾン「クレッセント」で料理長をされていた方です。
クレッセント❗️
私が憧れていたお店です。いつか あの壮観な洋館の中で 優雅にクラシカルな仏料理を食べてやる…と思い描いているウチにコロナ渦で閉店してしまい枕を涙で濡らした私にとって、これほど嬉しいニュースはありません。しかも先行レビューによるとクレッセントのスペシャリテ「トマトのコンプレッション」も当時をバッチリ再現した姿で提供されているようです。これはもう行くという以外の選択肢はありません。
予約は電話で。本当は一人でランチ訪問するつもりでしたが、色々あって二人での訪問になりました。
お店はけっこうこじんまり。まあ 元々はビストロだった店ですから そこは当然でしょう。
が、店の入口部分にはクレッセントの建物に飾られていたプレートが! 2022年7月現在 クレッセントが存在した場所は跡形もない更地になっているので、このプレートを眺めるだけで少し嬉しくなります。
店内に入ると厨房のシェフの笑顔がお出迎え。客席はテーブル席のみ。我々は二人卓に案内されます。
そして卓上のセッティングがまた(#^.^#)
立派なショープレート。
クレッセントのエンブレムの入った水飲みグラス。
磨きあげられたクリストフルのカトラリー。
クレッセントのロゴが入ったおしぼり。
ビストロのセッティングでわありません。まごうことなきグランメゾン級のセッティングが我々を出迎えてくれます。
どうもプレートやシルバーにリネン等はクレッセント閉店後に廃棄される予定だった品を磯谷氏が引きとったのだとか。つまり この日のセッティングは在りし日のクレッセントのセッティング同様のハズ。
なんという事でしょう。
今!私が憧れていた店のセッティングが目の前にあるのです。
芝公園で一度止まってしまったクレッセントの刻が駒込で再び動き出しているのです。これを胸熱と言わずに何と言う‼️
予約時にコース決定していたのでショープレートの上には この日のコース内容を記した紙が。
そしてソコには「トマトのコンプレッション」の文字。
その瞬間 自分の頬が緩んでしまうのを自覚しますが 止める事ができません。だって私は ずっとこれを食べたかったのですから。
さらにメインは私の大好物の子羊。このシチュエーションでポーカーフェイスを保てる人間なぞ どこにもいやしませんよ。
お料理はシェフが、接客はサービス担当男性が担当。この お二人だけで店をまわしていましたが、完全なる分業制というワケではなくて 時には接客担当男性が厨房に入ったり 時にはシェフがお料理を運んできたりとフル回転のお仕事っぷりでした。
我々がオーダーしたのは12000円(税別 サ無し)のマルシェコース。こちらの店のスタンダードなコースという事でしたので初回には良いかと思いオーダーしました。
以下 コース内容&感想。
冷製コンソメとヴィシソワーズ:ジュレ状にした冷たいコンソメに冷たいじゃがいもスープを合わせて二層式に盛り付けたスープ。しかと芋を感じながらも 舌触り滑らかなヴィシソワーズも良いのですが、それ以上だったのがコンソメジュレ。クリアかつ深みのある旨味を持つジュレの食感の なんと儚い事か。
このギリギリの弛さだからこそ、口に入って冷たさを感じた瞬間に溶けて旨味を解き放つのです。一皿目からレベルの高さを見せつけてきます。
パン:丸っこいハード系のパンが提供されます。焼きたてらしくホカホカです。なんと自家製なんだとか。お代わりパンも焼きたてなのが嬉しいですね。
トマトのコンプレッション:クレッセントの超有名なスペシャリテであり、私が食べたいと憧れていたお料理です。
二種のトマトで トマトジュレ トマトムース トマトのタルタルを作って それを地層のよに重ねる。そして地層の周囲をカットしたトマト果肉でコーティングしてあります。
周囲にはミニトマト、ソースもトマトと トマト尽くしの一皿。
トマトだけで構成された皿がこんなに美味しいだなんて♪♪♪
トマトの香り 甘味 酸味が このキューブの中に全て詰め込まれています。否、トマトの魅力を凝縮して詰め込まれています。これはトマト好きな人間、つまり私にはたまらなく美味なお料理です。
お味が素晴らしいだけでなくビジュアルが美しいのも また良いですね。かなり以前からあるスペシャリテとの事ですが、古臭さなぞ微塵も感じません。 時代に合わせて少しずつブラッシュアップされているのかもしれませんね。
甘鯛松傘焼き:鱗をつけたまま表面香ばしく、身はプリップリに焼き上げられた甘鯛はシェフの火入れ技術の高さを雄弁に物語っています。 この甘鯛の旨味の引き出し具合……見事ですわ。
ソースはトマトを加えたソースヴェルジュ。甘鯛との相性完璧でした。
道産子羊鞍下肉のロースト:メインは北海道産の子羊。子羊の中でも最も柔らかで最上の部位と言われるセル ダニョーをしっとりと焼き上げてあります。
脂身の少ない部位ですので子羊特有の香りに関しては やや希薄なのですが、筋肉繊維の滑らかさや 口に入れてからのほどけ具合は極上。ほどけ具合が極上という事は 旨味の拡がり方も極上という事です。
香りが物足りない部分は同じ子羊のモツ(心臓と肝臓)を一緒に盛る事でカバーしてあって子羊好きの我々 大喜び。
付け合わせに なんだか変わった品が?
辛子蓮根ならぬトマト蓮根ですって。これが子羊を盛り上げる名脇役でした。にしても 魚料理も肉料理にもトマトが絡む………もしかして磯谷シェフはトマト好きかしら?(後で聞いたら やはりそうでした)
子羊カレー(追課金500円):メイン後に「まだお腹に余裕があるようでしたら」との接客担当男性の台詞。
余裕です。ていうか超余裕です。のでカレー追加。
メインとはうってかわって子羊の香りがビンビンに漂うカレーです。が、スパイスもしっかり香るので これなら子羊苦手な人でも美味しく食べれるのでわ?
子羊肉はホロホロに煮込まれていて旨いですねぇ。カレーは香りは豊かですが辛味は穏やか。生クリームやトマトも加えてあり いかにも仏料理屋のカレーといった風情。
美味しいが もっと大盛りで欲しいかも。
トロピックキューブ:デザートです。
キウイ パイナップル マンゴー バナナ ドラゴンフルーツ ココナッツムースをダイス状にカットしルービックキューブよろしく組み上げた一品。
ビジュアル(///ω///)♪
お料理作るのがシェフ一人の店ですとデザートが鬼門のケースが多々ありますが、こちらには んな話は無縁でしたね。
かなり構成要素多いのですが とっちらかった印象は無くて、きちんとデザートとしてまとまっているのが凄い。
パッションフルーツのクリームが良い調律役になっているよです。
あまりに見事なデザートに我々二人 テンション↑↑↑
シェフは「切っただけですから」とご謙遜されてましたが、いやいや んな簡単なモノでわありませんよコレ。
カフェ&小菓子:食後の飲み物はいくつか選択肢ありましたが我々は紅茶をチョイス。
小菓子は マカロン アーモンドチョコ タルトヴォードワーズ。
タルトヴォードワーズとは珍しい。スイスのレマン湖のあるヴォー地方の伝統菓子ですね。このタルトはタルトを空焼きせずに、タルト生地に直接フィリング(クレームドゥーブル)を流し焼いて たっぷりのシナモンをふりかけたタルト。 レシピ見ればわかるよに非常に素朴な菓子なんですが、磯谷シェフが修行した店(ジラルデ)でも提供されていたらしいんで(ジラルデのレシピは少し特殊だったそうな)その流れなんでしょな。
とても美味しかったです。クレッセントには行けませんでしたが、この日 ここで この料理を食べた事は この先ずっと記憶に残りそうな…そんな素晴らしい食事になりました。
ただ、お味だけなら文句無しなのですが 細かい部分で気にコトがいくつか。
まずはボリューム。スタンダードと言われるコースに更にカレーを追加しても 完食後にまだ胃袋に余裕があると感じる状態。我々でこれなので健啖家の方には全く足りないでしょう。も少しボリュームあると嬉しいのですが。
ナイフも問題。全てクリストフルのカトラリーというのは確かに優雅ではありますが、実用性に関しては正直 疑問。特に今回の魚料理「松傘焼き」のよな仕立ての場合は、良く切れるナイフを用意して欲しいです。クリストフルだと魚の身が潰れてしまいますので。
酒のお値段がやや高め&状態も決して良くはなかった…のもマイナスポイント。特に 最初のシャンパンの状態は(>_<) 専門のソムリエさんがいないので仕方ないと言えば仕方ないのですが。
グランメゾン級のセッティング&料理に接客が追い付いてないのも気になりましたが、そこはサービス料無しだったんで許容範囲ね。赤ワイン一杯 サービスしてくれたしね(笑)
少し細かい事を書きましたが お料理に関しては本当に素晴らしかった。メイン食べてる時には二人で「ディナーで来ようぜ?」と相談していたぐらいですから。
っても真夏はキツいので(駅から遠いから)涼しくなった頃にでも違うお料理を食べに行きたいです。メインだけでなくデザートも色々な引き出しがあるようですしね(*^^*)
二人で訪問。
マルシェコース(12000円×2)
子羊カレー(500円×2)
ミネラルウォーター(900円)
グラス泡(2000円)
グラス白(2200円)
別途消費税
会計33110円