実は商品開発力がズバ抜けたお店 : Sutamina En

【2023年6月 再訪】

関西からの客人(とその友人)を平日のスタミナ苑にご案内。張り切って2時から先行して並びます。
考えてみたらこの時期のスタミナ苑って来たことがなかったです。で、日差しが強烈で遮るものが無し(T_T)
晴れてる日の夏場に並ぶのは想像以上にヤヴァいです。コレはガチで熱中症対策しないとかなり危険ですね。
3人揃った段階でローテーションで日陰に移動したり凍らせた麦茶飲んだりと、結構色々大変でした(^_^;)
そんなこんなでようやく開店時間。苦労の甲斐あって一巡目に入店。入口手前のテーブルに陣取る事が出来ました。

メニューはいろいろありますがオススメとボリュームとの兼ね合いで基本は私が全体的にチョイスです。
酒はいつもだとウーロン杯ばかりですが、今回は酒好きがそろったこともあって結構突っ込んで色々飲みました。
実はスタミナ苑には専任の酒担当がいるくらい酒も充実しています。詳しくは写真からご確認ください^ｍ^
毎度頼んでるウーロン杯メガジョッキを9杯くらい？と冷凍焼酎万暦やその他色々と堪能させていただきました。
ちなみに毎回のことですが、レビューは出てきた順番通りではなくカテゴリー毎に分かりやすく整理しています。

・生野菜 900円
ナムルかキムチも併せて頼むことが多いんですが、今回は肉に集中すべく野菜系はこの生野菜のみという潔さ(^_^;)
野菜は葉物中心で味付けは擦り胡麻と海苔にほのかな酸味のドレッシング。食感と味付けの組み合わせが抜群です！

・ハツのタタキ 250円×3人前
・牛もつ味噌煮込み 1200円
ハツのタタキは数量限定。早くから並んだご褒美です。脂身の無い筋肉質な部位ですが硬くはなく適度に弾力があります。
しっとりさもあるハツをバルサミコ酢と辛子で食べるんですがこの味付けが秀逸。フレンチの前菜のようです(^_^)
煮込みは一人一皿でよかったとの声も上がるほど好評でした。注文は味噌味ですが塩味と食べ比べてもよかったかも。
ドロドロでどこをどう食べてもホルモン。普通の煮込みとは全然別物です。コクがあってほんのり甘みもある極上の一品。

・ミックスホルモン 2550円
・レバ塩 1550円
・上ミノ 1700円
・ナンコツ塩 1200円
スタミナ苑はホルモン焼き屋と認識する人もいるくらいホルモンが大充実。その中でも代表作がミックスホルモンです。
塩ダレで味付けされた艶やかなハツ・ギアラ・コブクロ・センマイ等。ジューシーなセンマイは特に好評でした(^_^)
上ミノはホルモンを表現する言葉として最もふさわしくなさそうな「ふんわり」さ。このミノめっちゃ旨いんですけど⁉
ナンコツ塩は物凄い大きな塊で登場。ナンコツ周りの肉と脂もそのままついていて凄い手数の包丁が入っています。
ナンコツ部分はコリコリ・プチプチ。肉と脂が同量くらいあってそこにやや強めの塩。味わいも食感もかなり良好です。

・上タン 2700円×2人前
・特上ハラミ 3100円×3人前
実際の提供はこの2品が最初でした。そして私にとってのスタミナ苑ではこれが不動のスターターです。
上タンはやや薄目のカットで塩ダレが塗ってあります。炙るとプリプリ感が強調されて肉実が迸ります(T_T)
特上ハラミは仕入れによるのか毎回微妙に違う気がします。今回はゴロッと厚みを持たせたカットでした。
金繊維が柔らかにほぐれながら旨味を口中に放出してゆきます。もう何度も食べてますが毎回絶品です(T_T)

・ミスジ 3100円
・上ロース 3100円
・並切り落とし 1700円
本当はヒレ肉も食べたかったんですが私の前に並んでいた団体分を最後に痛恨の売り切れ。ぐぬぅ無念です(T_T)
ミスジは軽く噛み切れて脂があってもあっさり感じます。そしてやっぱり山葵はマスト。追加しても良かったかも。
上ロースはシルクの舌触りでとろけます。タレの焦げる香りも素晴らしすぎ。どうなってるのよ、この店の味付け(T_T)
ちなみにスタミナ苑のロースに並はありません。中・上・特上となっています。肉質への自信の表れですね。
並切り落としはカルビに近い脂ののった部位中心。食感にムラがありますが味わいは極上。むしろこの方が旨いかも。

・テグタンスープ 1350円
・半ライス 350円×5人前
今回一番好評だったのがこのテグタンスープ。毎回思いますがこのスープ何で出来てるのかさっぱりわかりません(^_^;)
塊のテールがゴロッと入っている以外に具材は無し。多分野菜もたくさん使ってると思いますが全部溶けています。
まろやかで旨味に溢れまくったこのスープは白米と最強に合います。〆にこれ以上のものは無いと断言できる旨さ(T_T)

・杏仁豆腐 450円
最後に甘未も。杏仁粉の風味がめちゃめちゃ濃くてここまでくるともはや粉モンです。甘さ控えめで非常に上品な味わい。
暴力的ともいえる肉とホルモンの宴を〆るのはこういうスイーツがぴったり。この杏仁豆腐も実は名物です(^_^)

・手作り冷凍餃子10個 600円×2人前
前から気になっていたテイクアウト専門の餃子を今回初めて購入。数日後、自宅で調理していただきました。
薄目の皮に餡がたっぷり詰まっていてめちゃめちゃジューシー。餡の旨味が濃厚でジュワッと汁気が溢れます^m^
何喰っても旨いお店ですがまさか餃子も絶品とは驚きです。皮はフツーですが餡の旨さがかなり凄かったです。


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【最後に】
最近はお店の人が肉を焼くスタイルのお店もありますが、やっぱり自分で焼いた熱々を食うのが楽しいです(^_^)
スタミナ苑は素人が焼いても上手く焼けるカットで、味付けや食感の持たせ方も非常に良く練られています。
そして焼肉本体よりも素晴らしいんじゃないかと思えるのがサイドメニュー。サラダもスープも極上品揃いです。
さんざん飲み食いして土産まで購入した今回のお勘定は一人約18000円。今回はかなり酒を飲みすぎましたね(^_^;)
とはいえスタミナ苑はやはり素晴らしい！今後も通うことを誓いつつ大満足で帰路につきました。ご馳走様でした。

【2022年2月 再訪】

関西から知り合いが上京。スタミナ苑に行きたいというのでさらにもう1人誘って3人で訪問です(^_^)
予約出来ない大人気店であることに加えこの日は祝日。コロナ過の現在、開店時間は16時なので2時台から並びます。
これだけ早ければ一番乗りだろう…と思いきや、なんと既に8人並んでいました。その後も行列は伸び続けます。
後から知りましたがどうやら休日は開店が更に早くて15時開店となっていた模様です。いや～危なかった(^_^;)

そんなことが発生しつつも何とか1巡目に潜り込むことに成功。今回も目一杯アレコレ頂くことにします。
注文は一番詳しい私に一任されたので毎度頼むお決まりの流れでボリュームを店員と調整しつつ料理を決めます。
ドリンクは終始ウーロンハイ(500円×計6杯)です。スタミナ苑のウーロンハイは他所と全然別物なんです(^_^)
この味が気に入った同行者は途中から普通に烏龍茶(400円×3杯)に切り替えていました。それもまた良し。

・上タン 2600円×2
・特上ハラミ 2500円×2
スタミナ宴のスタートは毎回この２品です。日によって品質にムラも感じますが、それでも常に最強以上の旨さ。
プリッとした弾力と柔らかさを備えた上タンは旨味と脂を口中に放出しまくり。やっぱりコレ旨いです(T_T)
普通のタンも頼んだことがありますが、並と上では値段以上に味の差があります。ここは迷わず上を頼むべし。
特上ハラミは熟成しまくっていて筋繊維が柔らか&旨味の塊。適度に肉肉しい歯触りも相まって悶絶します！

・上ヒレ肉 3500円を1.5人前で注文
・並切り落とし 1600円
精肉系は赤身と脂の優った部位から夫々１品。上ヒレ肉は枚数の関係から１.5人前に調整してもらいました。
一般的にヒレはサシが少なくあっさりしていますが、スタミナ苑のヒレは赤身主体でありつつ程よいサシ入り。
ギュッと噛み締めると旨味と脂の両方の旨さを味わえます。上質のステーキみたいな充実の食べ応え^m^
並切り落としはカルビ的な部位で脂がかなり多め。脂の甘味と暴力的な香りをド直球に楽しめます。

・牛もつ味噌煮込み 1100円
・ハツのタタキ 200円×3
・ミックスホルモン 2450円
ホルモン系は毎度頼んでいるこの３品。スタミナ苑には色んな名物がありますがミックスホルモンはその代表格。
精肉系が旨い焼肉屋は値段に応じて沢山ありますが、ホルモンを美味しく食わせてくれるお店は本当に貴重です。
これまで散々スタミナ苑のホルモンレベルの高さを説き続けていますが、やっぱりこの店のホルモンは最強です(T_T)
臭みや癖など一切ないクリアな味わい。個々のホルモンの食感や味わいを徹底的に味わい尽くすことが出来ます。
ホルモンがあまり得意でない…という人にこそ是非試して貰いたいですね。

・生野菜 850円
地味な料理名ですがこれもスタミナ苑を代表する名物。スタミナ苑はこういうサイドメニューの完成度が非常に高いです。
たっぷりの擦り胡麻に海苔の風味とほんのりした酸味。シャキシャキ野菜とめっちゃ好相性な味付けになっています(^_^)

・半テグタンスープ 850円
・半ライス 300円×3
〆はテグタン&ライス。一人前でもかなりのボリュームなので半テグタンにしましたがこれでも十分です。
辛さはピリ辛程度で超まろやか。舌触りの良さと旨味の含有量が半端ないです。最強の飯の友(T_T)

・黒豆杏仁豆腐 550円
最後はスイーツもちょこっとだけ。杏仁粉の風味をしっかり感じる本格的な杏仁豆腐。黒蜜も甘みが自然です。

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【最後に】
今回も相当沢山食いまくってしまいました。毎度ですが折角来たんだから…と目一杯頼んでしまいますね(^_^;)
注文内容や流れはほぼ決まりつつありますが、何度食べても感動します。やっぱりいいお店なんだと再認識。
本日のお勘定は３人で〆て30050円。お土産の手作り冷凍餃子(550円)を除くと1人ほぼ1万円でした。
ご馳走様でした。

【2021年12月 再訪】

大阪から知人が東京に来ました。関東圏のもう1人を誘って3人で飯を食うことにします(^_^)
ご希望はスタミナ苑。緊急事態宣言は解除されましたが、現在も営業開始時間は当面1時間繰り上げとなっています。

というわけで気合を入れて14時30分に到着。猫が並んで？いましたが順番を譲ってくれたので1番乗りです(^_^;)
行列は3時過ぎの段階でもう10人を超えました。最終的には30人を優に超える結構な行列となりました。

入店後、最初にほぼ大半の注文を済ませてしまいます。知人達の要望を聞きつつ私のオススメに沿ってサクッと注文。
ドリンクは各自好きに注文します。私は終始ウーロン杯(500円)で途中からメガジョッキ(値段不明)に変更。
スタミナ苑は烏龍茶が非常に美味しいのでこのウーロン杯も他店とは全然違うクオリティです(^_^)
今回は相当色々食べまくりました。レビューは食べた順番ではなくカテゴリー毎に整理しています。

・生野菜850円×2人前
スタミナ苑の名物ともいえる生野菜。まろやかな酸味のある味付けですり胡麻と海苔がたっぷりです。
物凄いそっけない料理名ですが味わいは抜群。これは思わずおかわりしてしまいました(^_^)

・牛もつ味噌煮込み1100円
・ミックスホルモン1100円
・上ミノ1600円
スタミナ苑と言えばホルモン！という人も多いはず。中でもミックスホルモンはほぼ全ての人が頼む名物です。
ホルモンはどれも艶やかで鮮度抜群。内容はお任せですが大体ハツ・コブクロ・センマイ・ギアラの４種盛りです。
物の良さと下処理の巧みさに加え塩ダレの味付けが絶妙で、何回喰っても毎回唸る旨さ(T_T)

・ハツのたたき200円×3人前
数量限定なので早い者勝ち。中心部はほんのりレアで噛みしめる充実感がある締まった肉質(^_^)
味付けはバルサミコ酢？ほんのりした酸味が赤身の旨さをグイッと引き上げています。非常に繊細な一品。

・上タン2600×2人前
・特上ハラミ2500円×3人前
私的にスタミナ苑のツートップと思う絶品の上タンと特上ハラミ。タンは並よりも断然上がオススメです。
共に熟成が決まりまくって旨味の塊。タンはプリプリと心地よい食感で簡単にかみ切れる柔らかさ！
ハラミは筋繊維全部に旨味が濃厚に絡まっています。そして解れるような柔らかさと素晴らしい香り…(T_T)
この2品は何回喰っても旨いです。こんなうまい食い物って他に中々ありません。

・上ロース3000円
・上赤身1900円
・切り落とし2100×2人前
・特選上カルビ時価(1枚1400円〜×3枚）
精肉は4品注文。ホルモンと比べると出来栄えにブレ(90～120点)がありますが、今回アタリは上赤身でした。
赤身と言っても焼いて固くなることはなくしっとりさをキープ。噛むとジュワッと肉汁があふれ出てきます(^_^)
切り落としも普通の焼肉屋のソレとは比較にならない異次元のクオリティ。目一杯脂ギッシュですがそれが旨い！
上ロースは旨さに加えて舌触りと蕩け食感が頭一つ抜けています。炙った時の香りの良さも抜群ですね～
時価の特選上カルビは見た目からして他とは別物。サシが凄くて薄いピンク色に見えます。これ凄いな。
脂が凄いので極軽めに炙るだけで直ぐ焼けます。そして口に入れた端からサラサラと蕩けてゆきます⁉
これは正に「特選」で「上」です。香りが鼻孔から突き抜けます。ぬぉあ！なんじゃこりゃ(T_T)
時価という恐ろしい価格設定ですが、たまの贅沢と思えば思い切って頼むのも大いにアリです。

・半テグタン950円
・野菜スープ550円
・ライス大 400円
〆は毎回テグタンとライス。これもスタミナ苑名物ですね。今回は気になっていた野菜スープも頼んでみました。
テグタンは緩いとろみがあって辛さはほんのり。肉や野菜(多分)の旨味が溶け出していて超まろやか(T_T)
これはスープ単体で飲むだけでなくご飯と合わせるのが絶対の正解です。米の甘味で旨さが数倍膨らみます。
野菜スープは野菜と言いつつデカい肉がゴロっと入っています。味わい的にはフレンチのポトフですね。
この一杯が550円ってちょっと凄いです。これで昼に定食やったらめっちゃ売れると思います(^_^;)

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【最後に】
時価の肉がいくらだったのか確認していませんが、通常の飲み食いであれば恐らく8千円～1万円だと思います。
で、今回のお勘定は〆て1人約15500円。明らかに食い過ぎました。もの凄くお腹が苦しいです(^_^;)
とはいえスタミナ苑にくるとここぞ！とばかりに食ってしまいます。こればかりはどうしようもありません。
ご馳走様でした。

【2020年10月 再訪】

関西からの友人を晩飯にご招待。彼のリクエストはスタミナ苑です。お任せください、得意です私(^_^)
平日に休みを取って15時から並びます。この時は1番乗りでしたが開店までに20人近くの行列になりました。
ちなみにコロナ禍の現在は営業時間が16時～21時と前倒しになっているようです。ご注意ください(^_^;)

案内されたのは久しぶりに座敷の方です。あれ？いつの間にか内装が綺麗になったような…？
その後の料理でも器が以前より洗練されてる気がしました。この店、まだ上を目指して色々変化するんですね～

最近は焼肉もお店の人に焼いてもらうスタイルがあったりと色々ですが、ここは所謂昔ながらの焼肉屋。
「素人が焼く」ことに標準を合わせたカットと味付けですが、それでいて全てが素晴らしく旨いのです(T_T)
サイドメニューやホルモンを充実させたパイオニアでもあり、焼肉屋ってこんなに楽しくて美味しい！という見本。
旨さのためなら何でも全部やる！という弛まぬ努力と、それ以外は割と雑というギャップもまた魅力？です(^_^;)

この店に来て頼むものは大体固定化されつつあります。今回も私的定番中心に目一杯注文しました^m^
酒は最初ハイボール(650円)からスタート。その後はウーロンハイ(450円・メガジョッキだと？)に切り替えです。
ちなみにスタミナ苑は烏龍茶がめっちゃ旨いんですが、このウーロンハイも他店とは一味以上違う味わいでした(^_^)
極上茶葉から抽出した烏龍茶をチューハイに使うとか一体どうなってるんでしょうか。しかも氷はかち割氷です。

※レビューは出てきた順番に準じつつ、多少カテゴリーごとに整理して書き出しています。ご了承ください。

・上タン 2300円×2
・特上ハラミ 2200円×2
私のスタミナ苑のスタートはこの2品から始まります。色々頼んでも大体最初の方に提供されます。
いつも思いますがこのタンには酒か油が塗ってあるんでしょうか？この色ツヤはマジでヤヴァイです(T_T)
適度な弾力と厚み。かみ砕いた時に溢れ出る肉汁と脂。こんな旨いタン、他では中々味わえません。
そしてタンと同等かそれ以上に旨いのが特上ハラミ。筋繊維の1本1本にまで旨味がギュッと絡みついています。
柔らかで噛むとジュワっと肉汁が溢れ出てきます。赤身系の旨味がマックスに高まった超絶ハラミです(T_T)

・中ロース 1900円
・上ミスジ 2700円
スタミナ苑のロースに「並」はありません。ロースの肉質に相当な自信がある表れでしょう(^_^)
実際、この中ロースは素晴らしい味わいです。とろける脂身と赤身部分の旨さ。和牛特有の素晴らしい芳香。
中でこの旨さとは本当に驚きます。ちなみに上ロースだと舌触りが更に滑らかになってサシも多くなります。
この辺りは好みも関係してきますが、私は上ロースより中ロースの方が好きだったりします。
上ミスジは初めていただく1品です。味が付いているので山葵だけつけて食べるように言われました。
そのままでも旨いですが脂が多いので山葵と合わさると急激に旨味がグイっと立ち上がる感じです^m^
この日の精肉のオススメがこの上ミスジだったんですが、やっぱり最強に旨いです！

・ミックスホルモン 2200円
・レバ塩 1300円
・ハツのタタキ 200円×2
・牛もつ味噌煮込み 1000円
スタミナ苑では精肉よりホルモンを推す人も多いと思います。この店のホルモンは本当に素晴らしいです(^_^)
ミックスホルモンはハツ・子袋・ホルモン・センマイは多分ほぼ固定。レバーは入っていたりいなかったり。
この日レバーは入ってなかったので別途注文しました。ホルモン全般に旨いですがこのレバ塩がまた最高です(T_T)。
ホルモンは下処理が素晴らしいので臭みは一切なし。普段香りと感じるホルモンの香りが実はクセだと気づかされます。
部位ごとの食感の素晴らしさをシンプルに引き出した一皿ですが、この皿全部が本当に宝石のように輝いて見えます。
ハツのタタキは煮詰めた煮汁がワンポイントで使われた見た目にもお洒落な一皿。ここは本当に焼肉屋なのか？(^_^;)
煮込みはシマチョウあたりを中心に色々入ってます。「ビールとご一緒に」とありましたが、確かに酒の進む味。
水も使わず純粋にホルモンだけで炊くそうですが、それでこの旨さと蕩ける食感が出るとは驚きです。

・生野菜 750円
・お通し：茄子の煮物
実はこの生野菜もファンの多い一品です。レタスにどっさりのすり胡麻と海苔がかかったオリジナルのサラダ。
サラダって普通はそんな旨いことは無いですが、スタミナ苑の生サラダは味付けが秀逸。かなり旨いです(^_^)
実はスタミナ苑で仕入れている野菜はどれも一級品ばかり。お通しの茄子ですら手抜きのない旨さです。

・半テグタン 850円
・半ライス 250円×2
・味付玉子 100円
何の味なのか分からないくらい色んな旨味がギュギュっと凝縮されているテグタン。コレも名物ですね。
1人前だとかなり多いので半分サイズにしましたがそれでも食べ応え十分。なんでこんなに旨いのよ(T_T)
そのままでも超旨いですがご飯の甘みと合体すると更にスーパー旨くなります。ぬうぅ相変らず最強かよ。
今回初めて味付玉子を頂いてみました。しっかり茹でで黄身の密度が濃いです。良い玉子使ってますね。

・杏仁豆腐 350円
〆はさっぱりと杏仁豆腐で。杏仁粉をたっぷり使った本物で甘さと香りが素晴らしいです(^_^)

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【最後に】
スタミナ苑に来ると毎回張り切って色々食べてしまいます。今回も2人で相当飲み食いしてしまいました。
精肉系ばかりでも相当楽しめますが、この店ではホルモンやサイドメニューも交えるのが正解だと思います。
連れてった関西の友達も格が違うと絶賛していました。旨いモンって最高ですね。良かった良かった(^_^)
本日のお勘定は1人約12500円。うーん、ちょっと食いすぎ・飲みすぎですがもはやいつものことです。
次はいつ来ようかな～。ご馳走様でした。

【2015年3月　再訪】

休日に5名で訪問しました。2時くらいから先行して並んでくれた方のおかげで何と一番乗りです^m^
最初の1回転目に潜り込めないとそのまま2時間待ち以上が確定してしまいます。有難や有難や。

今回も凄い量を食べてしまいました。スタミナ苑に来ると毎回張り切って食べてしまいます(^_^;)
私以外の4人は初めての訪問でしたが味にサービスにと大満足の様子で、食べる度に歓喜の輪が広がります。
こういうのを見ると私まで何だか嬉しくなります。訪問ハードルが高過ぎるお店ですがやはり来て良かった(T_T)

今までは2人か4人で来ることが多かったのですが、5人だと肉系は2～3人前くらいを頼むと1人当たり丁度の量です。
ホルモン系やサイドメニューは1人前でも十分ですね。これが一番種類を楽しめるオーダーだと思います。
肉系は並・中で十分です。というか、特選を除けばロースやカルビに至ってはそっちの方が旨いかもしれません。
タン・ハラミは上・特上を迷わずチョイスして下さい。値段は倍ですが味は5倍位の差があります。
サイドメニューはお好みで自由に選べばよいと思いますが、ご飯ものはボリュームが凄いので注意しましょう。
個別の料理に関しては以下に記載します。

ロース系
中ロース・上ロースと食べました。どちらも甲乙つけ難い素晴らしいレベル^m^
上の方が舌触りが良いですが、味ムラのある中の方もこれはこれで魅力的。なんにせよ凄い高いレベルでの差です。

カルビ系
中切り落とし・特選カルビと頂きました。中切り落としでも凄まじいサシの入りようです。これで本当に中なのか？^m^
流石に特選カルビの舌触りやとろける食感との差は歴然としていますが、切り落としの味が落ちるってわけじゃないです。
とはいえ「折角ここまで来たんだから」という意識から特選カルビも頼んじゃうんですが(^_^;)

特上ハラミ
この店で一番旨いのは特上ハラミか上タンです。柔らかくほぐれる筋繊維と活性化しまくった旨味･･･
焼き加減はミディアムレア位がお勧め。毎回必ず頼む品ですが、何度食べてもウルトラスーパー旨いです(T_T)

上タン・並タン
上タンの旨さは文句無し。これは酒か何かを揉み込んでいるのでしょうか。味わいも極上ですが食感が非常に官能的(T_T)
並タンも同じタンの部位違い(先の方)だそうです。素材が固いからなのか、薄い削ぎ切りにするために一旦冷凍させています。
旨いは旨いですが上タンを知ってしまうと味わいが軽すぎて全然物足りません。その差はあまりにも歴然としています。

ミックスホルモン・炙りレバ塩
スタミナ苑と言えばホルモン！という人も多いはず。やはりミックスホルモンは外せませんね^m^
素材の良さはもちろん、下処理の確かさを感じるつややかで美しいホルモン達。
炙りレバ塩は前回もかなり良かったのですが、今回大アタリでした。ブリブリの食感と濃厚な旨味が堪らん(T_T)
このレバーはごく軽めに炙ってササっと喰うのが絶対のお勧め。なんでこんなに美味しいの？

ハツのたたき・アキレス腱
並んだ人の順番で優先権のある数量限定の品。なので並んだら絶対頼んでしまいます(^_^;)
ハツはフレンチの様な優雅なたたずまい。赤身の旨みがキュッと凝縮されているので良く噛みしめて食べるべし。
アキレス腱は前回やや硬めだったのですが今回はトロトロ。これくらいの仕上げの方が私は好みです。
こういうのもぬかりなく旨いのが流石だよなあ。

煮込み味噌味
前回は塩味でしたが今回は味噌で。ちなみにお店の人のお勧めも味噌なんだとか。
ドロドロに煮詰めた旨味濃厚なホルモンは塩よりもこってりした味噌の方が確かに合います^m^
これは酒の肴にも最強だしご飯にも絶対合います。

ナムル・生野菜
スタミナ苑が凄いのはこの手のサイドメニューまで徹底されて旨いということです。
特にこの生野菜はスタミナ苑を代表する逸品です。レタスと海苔って凄く合います。
一見シンプルですが自然な酸味と海苔の旨味、レタスのシャキシャキががっちりハマって非常に旨い(^_^)
肉の合間に食べれば口もさっぱりするし一石二鳥の優れ物です。

テグタン・コムタン
そこらの洋食屋のビーフシチューよりも数段上のテグタン。これもスタミナ苑の名物です(^_^)
仕上がりに時間がかかるので最初のオーダーで頼んでおきましょう。1つでも十分な量があります。
今回は欲張ってコムタンも頼みました。こちらは牛テールがベースのおじやです。こちらも物凄い旨味です。
テールも巨大なのがゴロっと入っていて見た目にも大迫力。人数がいるときはこのダブル〆をお勧めします^m^

杏仁豆腐
食事の最後は杏仁豆腐でサッパリと。ねっとりした食感で甘さは控えめ。なんとも落ち着く上品な味わいです。
怒涛の飲み食いの〆にふさわしい一品ですね。

今回はビールを呑みまくりましたが、総額は49900円で1人当たりほぼぴったり10000円でした。
これだけ無茶苦茶喰いまくってこの値段は良心的だと思います。この店に永遠の忠誠を誓ってしまいそうです(T_T)
やはりスタミナ苑はいつ来ても大満足させてくれます。こんなに素晴らしい焼肉屋はちょっと他にありません。
本日も満点評価でございます。ご馳走様でした。

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第一回ザガットサーベイ東京版において味の部門でトップにもなった、いまさら説明不要な超有名焼肉屋です。
場所は最寄駅という概念が無いくらいどの駅からも遠いです。強いて言えば舎人ライナーの江北でしょうか。
私は車を出してくれた方に王子駅で拾ってもらいましたが、それでも10分以上かかります(^_^;)

外観はボロボロで本当にここが名店かと目を疑うレベルです。しかも木がお店の一角を浸食しながらでかくなってます(^_^;)
店内は丸椅子を配したテーブル席と小上がりで、多分３０人くらいのキャパシティです。
今時珍しくガスコンロで焼く昭和のスタイルですが、私は炭火よりもガスコンロの方が綺麗に焼けるので好きだったりします。

ここ数年御無沙汰していましたが、それまでは年に1・2回訪問していました。通算でも10回以上利用してます。
ハラミ・タン・ホルモン類は毎回安定していますが、精肉は95～120点位で味にブレがある印象です。
ちなみに120点に当たると悶絶します。肉の美味しさは最後舌触りにあると初めて知ったお店でもあります。
仕入れの影響なのか、毎回アタリがどこにあるのか分からないので、ついついあれこれ食べまくってしまいます。
お店の人もそんな心理を察してか言葉巧みに色々勧めてきます(^_^;)

この店はサイドメニューやドリンクにもこだわっていて、〆のご飯ものやスープ類も素晴らしいレベル。
焼肉はメニュー構成と食べる順番で満足感が決まると私は勝手に思っているのですが、そういう意味でも完璧です。
肉も旨いしホルモンも最高。脇を固めるサイドメニューも楽しいし、野菜も旨い。もう言うこと無しです(T_T)

これだけ美味しいので、土日は毎回凄い行列です。この日はわざわざ平日に休みを取って開店１時間前から並びました。
１回転目に潜り込めないとかなり悲惨なので万全の態勢で臨みましたが、平日だと以外にスンナリ入れるみたいです(^_^;)
とはいえ、並んだ人には数量限定の品が優先的にオーダーできる特権があります。こういうのがこの店は上手いよなあ。

今回かなりたくさんの料理を食べていますが、お店の人が出してくれた順番が秀逸です。
焼肉はある程度料理ごとに整理してレビューすることが多いのですが、今回は出てきた順番通りに書き出します。

・ハツのタタキ
数量限定の品。半生の火加減で煮汁を煮詰めたようなタレがかかっています。
どこかフレンチっぽいお洒落な一品ですが、いきなりこれが大ヒット。
純粋に筋肉の味ですが舌触りが良くて出足に最高の一品です^m^

・特上ハラミ
やや厚切りでアミノ酸が限界までうま味になったかのような、極上の味わい。
筋繊維がしっとり優しくほどけながら、肉と脂の旨みが口の中でえらいことになります。
これは文句無し。毎回ですがウメーよ、コレ(T_T)

・上タン
滑らかでクニクニしているのにサクッとした歯触りのタン。なんじゃこりゃ。
脂乗りも良く、正に極上といった味わい。こんなの他じゃ食べられません(T_T)
ハラミとタンは迷わず「上（特上）」を頼んだ方が良いです。

・ナムル・オイキムチ
野菜の甘みや食感を生かした、主張しすぎない素朴な味わい。
主役の肉とホルモンをしっかり下支えする名わき役です。

・アキレス腱
ハツタタキと並ぶ限定品。やや硬めでねっとりしてます。味付けは塩から一転して酢味噌です。
コラーゲンそのものといった感じですが、こういうのがさりげなくメニューにあるのが凄いです。
肉ばかりモリモリ食べるより、はるかに食事が楽しくなります(^_^)

・ミックスホルモン
こちらはレバー・センマイ・コブクロ・ハツ・ギャラ等が一緒に盛られたスタミナ苑の名物料理。
この日はヤン（胃袋をつないでいるところ）みたいなのもありました。
バリエーション豊富で、下処理も完璧。ホルモンの楽しみがギッシリ詰まった素晴らしい一皿です(^_^)
スタミナ苑はホルモンにも抜かりはありません。

・切り落とし並カルビ
これで並!?というサシの入り方。そこらの焼き肉屋の特上クラスなんじゃないでしょうか。
少々舌触りの悪い部分もありますが、味は一級品です。

・炙りレバー塩
レバーは単品でも頼みました。そのままでも食べられそうな新鮮なレバーなので表面をさっと炙っていただきます。
適度にサクッとした歯触りで中はネットリ。レバーの旨味もしっかり感じ取れます(^_^)
ちなみに昔あったレバ刺しは、もっと血の滴るような感じでしたが、これは完全に血抜きされています。

・生野菜
次がメインのロースなのでこのタイミングで生野菜(サラダ)です。そしてこのサラダもスタミナ苑の名物です(^_^)
レタスと胡瓜とカイワレ大根が海苔とドレッシングで味つけされています。海苔の旨味とドレッシングの自然な酸味が秀逸な一皿。
しゃきしゃきした歯触りの野菜を選んで口直しも兼ねた味わいにしている感じですね。素晴らしいです。

・上ロース
断面が大きく薄切りなっています。見た感じはステーキみたいで高級感すら感じます。
間違いなく上質な肉なのでごく軽めに炙ってほうばります。実に滑らかな舌触りで正にとろける感じです(^_^)
ご飯を頼んであったのですが、サラッとした脂の旨みと肉の自然な甘みをご飯がどっしり受け止めてくれます。
これはスーパー旨いです(T_T)

最初に頼んだ料理はこれで終了しました。まだまだイケそうなので調子に乗ってあれこれ追加しました。
ここからは追加で頼んだ品です。

・中ロース
サシの入りと舌触りは上に負けますが、味わいは遜色ないレベル。
変な話、どちらが上物かわからない感じです。こっちの方が好みって人もいると思います。
ちなみにこの店のロースは「中」が一番下で並はありません。この辺りは自信の表れなんでしょうね(^_^)

・ヒレ
赤身系からも一品。やや淡白ですが、噛み締めると赤身の旨味を感じます。イメージ的にはステーキに近いですね。
こういう肉もバリエーションとして楽しめるのは流石です。しかもきっちり旨いです。

・ししとう
ピーマン程もある巨大な熊本産のししとう。これはお店の人から勧められました。
半分は生のまま塩で食べましたが、シャクシャク気持ち良い歯触りで甘味すら感じます(^_^)
軽く炙るとしんなりした感じになってこちらも中々。スタミナ苑は野菜も一級品です。

・煮込み塩味
色んな部位が一緒くたになった粘度の高いドロドロの煮込み。鶉の生玉子が乗っかっています。
見た目はナンですが居酒屋の煮込みとは一線を画す、旨みパンパンの凄い出来栄えです。
この店のホルモンの旨さは知っていたのですが、煮込みまで旨いとは知りませんでした(^_^)

・すじ大根
色んな部位と一緒に煮込まれた大根。おでんみたいな一品です。
他の料理からするとこれはまあまあですね。素朴な優しい味でした。

・テグタン
これもスタミナ苑の名物。私はここのテグタンが大好きです。毎回テグタンかコムタンは必ず頼みます。
このテグタンは肉やホルモン類がドロドロにとけに溶け込んだような凄まじい濃厚さ。
洋食屋のビーフシチューみたいですが、それよりも数段上のため息が漏れる旨さです。
一体どうやったらこんな味わいになるんでしょうか(T_T)

・炒飯
お店の人から「ご飯ものなら炒飯もありますよ」と勧められました。お母さんが台湾出身らしく得意料理のようです。
出てきた炒飯はまさかの特大ボリューム。レンゲがしゃもじほどもある大きさです(^_^;)
味付けは醤油ベースでサッパリした焼きめしの様な感じ。黒っぽいのは台湾の干し大根です。
美味しいですが、流石にもうお腹が一杯です。

・杏仁豆腐
相当お腹が苦しくなっていましたが、最後はデザートで〆です(^_^;)
ここの杏仁豆腐は杏の種を挽いて造った本物です。粉を挽くところから自家製なんだとか。
やや硬めの豆腐みたいな食感で、素朴な甘さがほっと一息つける感じです。

しかし我ながらよく食べました。今回ドリンクはビール一杯に日本酒と烏龍茶を少々飲んだだけで、あとはひたすら食べまくりです。
お勘定は１人当たり約11000円です。毎度のことですが、この店に来るとここぞとばかりに食べまくってしまいます(T_T)
とはいえ、また暫くしたら懲りずにノックアウトされに訪れてしまうと思います。ご馳走様でした。