ネタも良いし、サラダは結構な量 : Yamayoshi Sushi

　いつもの北千住ランチ。
　今日こそはと、前回、閉まっていた山与し鮨店に向かう。

　お店に着いたの１３時少し前、寿司屋にしては洋風な引き戸を開けると
直ぐにテーブルが２卓あり、その奥に寿司屋らしいカウンターが続いている。

　店内には、手前のテーブルには男性が２人、そしてカウンターには北千住マダム２人×３組がランチを楽しんでいる。

　ワシはマダムの間の空いている席にすわると、女将さんと覚しき人が熱いお茶を出してくれた。
　暑い日に熱いお茶は、意外と汗が引いていい。

　ご主人は、マダムからの注文のランチ鮨を一心に握っている。
　よくみると酢飯に色が付いている赤酢か！？
　これは本格的だぞ、とちょっと期待感が高まる。

　ランチメニューを見て、海鮮丼ぶり１１００円を注文する。
　ご主人は「はい」と愛想も無く答えるが、女将さんが冷たいおしぼりをカウンター越しにくれた。
　熱いお茶に続いて、冷たいおしぼりとは、気の利いた組み合わせだ。
　
　こういう何気なく、気の利いたサービスは好きだな。

　ご主人は、まだ、先客の握りを握っているが、その間に女将さんがサラダを準備して、運んで来た。
　そうそう、これを食べたいと思って、ここに来た。
　イカめしが一本載っていたという報告もあったが、たっぷり野菜（レタス、水菜、トマト）の上には、
豆腐、たこ、ベビーホタテが載っている。
　ドレッシングは、普通の和風ドレッシングだが、刺身のタコとゆでたホタテがのったサラダは、食べ応えがあり、
また、栄養バランスがとれて健康にも良い気がして、嬉しい。

　サラダを食べ終わる頃、待望の海鮮丼ぶりとシジミのみそ汁が渡された。

　さて、載っている刺身は、イカ、煮た大きなホタテ、マグロの赤身二切れ、カニ爪、ゆでた海老、ミル貝、コハダ、タコと
いずれの具材も新鮮、そして煮る、ゆでる、締めると仕事をしている具も気が利いている。
　そして赤酢の酢飯は、酸味がたっておらず、しかも作り立ての酢飯はほんのりと暖かい。
　ネタを一つずつ、わさびを小さくして載せ、醤油につけて、酢飯と食べると美味い美味い！
　特に貝系のネタが美味い。
　壁に貼られた短冊には、貝盛り１５００円とあるところを見ると、貝は自身があるんだな。
　
　ワシは握りよりも，好きかな。

　そういえば、昨日も荻窪で魚屋さんが親元の店で、海鮮丼を食べたが、やはり、魚屋さんと寿司屋さんでは
まったく、仕事のレベルが違うよね。

　１１００円と言う価格は、ランチとしては少し高いと思うが、大盛りのサラダの意外性もあって
また、ランチを食べにくると思う。

　夜も貝の刺身で一杯やってみたい。