점포명 |
Juukichi
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장르 | 소바、덴동、오야코동 |
03-5680-9077 |
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예약 가능 여부 |
예약 불가 |
주소 |
東京都足立区綾瀬1-33-16 |
교통수단 |
綾瀬駅から、徒歩3分(0.3km)です。 아야세 역에서 238 미터 |
영업시간 | |
예산(리뷰 집계) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
좌석 수 |
17 Seats ( カウンター3席、テーブル14席) |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
차분한 공간,카운터석 있음 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,소주 있음 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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비고 |
売れ切れ仕舞い。 |
毎日のように蕎麦屋さんを訪問して更新されるブログが本になったyukaさんの『つれづれ蕎麦』(朝日新聞出版、2010年)で、東京の手打ち蕎麦の名店150の1店としてこちらのお店が選ばれた。「手繰り寄せると、その途端、強烈な香りがぶわっとと立つ。その甘いようなどこまでも香ばしい、ナッツを思わせるような香りに、くらくらしてしまう。」(152頁)と紹介されている。
せいろ蕎麦さんも1年ほど前に「渾身の田舎蕎麦・・・かな」というタイトルのレビューを書かれていて、「まぁこれはこれで悪くはないのだが、残念ながら感動するほどの味ではなかった。」と少々辛めのコメントを残されている。
混んでいるという最近の口コミを見て、少し、心配していたが、休日の13時に訪問したところ、雨天のせいか、先客は1組しかいなかった。蕎麦打ち場を眺めることができる少し変わった配置のカウンターに掛けた。
田舎そばを大盛(1,190円)で注文した。待つこと10分ほどで現れた田舎そばの良く言えば野趣あふれる姿は印象的だった。ぼそぼそ、ざらざらとしていて、短い。山本おさむさんのコミック『そばもん2』(小学館、2009年)の「”白いそば”と”黒いそば”」という話では、そばの中心部分だけを抽出すれば、白いそばになり、この技術は江戸時代に確立された。星入りそばで多くの人が香りと思っているものは、殻のアクの香りだと読んだばかりだったので、少し、複雑な気分だった。
地酒は久保田の千寿、純米の天狗舞・浦霞の一升瓶が置いてあった。そば湯はどろっとした専用のものが陶器の急須に入って供された。そば湯を注ぐと、まだらになるので、箸でかき混ぜなければならない。最近の白濁したそば湯を好むお客さんの要望を受けたものだろうが、ここまでの粘り気は行き過ぎだと思った。
二八の蕎麦もあり、そちらをいただかずに感想を述べるのは、ちょっと乱暴だが、落ち着いた蕎麦屋らしからぬお店の雰囲気、黒っぽいそば、白濁したそば湯、充実した酒の肴と流行の最先端をいっている。しかし、「ぜひとも再訪したい」と思う何かが見つからなかったというのが正直な感想だ。