점포명 |
Sarashina Jingorou(Sarashina Jingorou)
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장르 | 소바 |
0425-76-8186 |
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예약 가능 여부 |
예약 불가 |
주소 |
東京都国立市東2-16-15 |
교통수단 |
JR 国立駅 徒歩10分 구니타치 역에서 698 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
¥1,000~¥1,999~¥999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 |
개별룸 |
불가 |
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카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
가능 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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気が付けば蕎麦屋の300ヶ店め。
新天地、仙台の蕎麦屋というのも一興だが、ここは思い出深い郷土の蕎麦屋、〈更科甚五郎〉にて。
訪れるのは実に15年以上ぶり。社会人になってからは一度も訪れる機会が無かったからなぁ…。
このお店、〈谷保天そば〉が〈天ぷらそば〉と同じく海老の天ぷらが2尾あるという、遜色ないどころか大根おろしまで乗っているのに、〈天ぷらそば〉より安い(今は300円安い)という不思議な値付けでも名物ぶりを発揮しているお店。
14:00過ぎ、時分時を外して訪れると、お客さんは1組だけ。注文は当然〈谷保天そば〉。
ちなみに、谷保天とは、言わずもがな、谷保天満宮の略称で、地元の人たちは谷保天のことを「ヤホテン」と呼ぶが、ここでのオーダーはヤホテンでもヤボテンでも通る。というか、お店の人もオーダーは「ヤボ1つ」とか「ヤホ1つ」とか安定しないので、どっちゃでもええわ状態なのだが、個人的には「谷保天」は「ヤホテン」だよなぁとか思いながら、ここでは「ヤボテンソバ」とつい言っちゃう。
このお店、いろりを囲むような席があったり、あずさなどの特急列車のプレートがあったり、中々独特な民家風。昔来た時より、少し整理されたかな。とにかく雰囲気が強烈にやぼったい。最も、それがこの店の味なのだが…。
さて。
注文からほどなく出て来た〈谷保天そば〉。
カラリというにはあと2, 3歩足りない感じの揚げ上がりだが、ばっちり胡麻油の利いた、武骨かつ野暮ったいが天ぷらそばの具と思うと、こうでなくてはならぬという感じ。蕎麦もおよそ洗練とは程遠い感じなのだが、都心の町場の蕎麦屋とはまた異なる味わい、誤解を恐れず言えば田舎に片足突っ込んだ地域の垢抜けない味わい。濃い口で重心が低く、味のバランスを変に調えようとしない感じのつゆと蕎麦が、いびつなままガッチリ手を組んでいる。
1,400円(税込)という価格設定は、今のご時世しょうがないにせよ、だいぶ踏み込んだかな。それでも、都心で天ぷらそばなんて食べようものなら、下手をすると2,000円超えるから、まだまだ良心的かもしれない。
たまには、こうやって原点を振り返るのもいいな。