점포명 |
Mugen(Mugen)
|
---|---|
장르 | 소바、우동 |
예약・문의하기 |
042-309-3988 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
東京都東村山市萩山町1-5-82 |
교통수단 |
西武拝島線萩山駅より徒歩5分 하기야마 역에서 452 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
¥1,000~¥1,999
|
지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 |
좌석 수 |
24 Seats ( テーブル席6卓) |
---|---|
개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
가능 |
공간 및 설비 |
차분한 공간,자리가 넓은 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,소주 있음 |
---|
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
---|---|
위치 |
숨겨진 레스토랑,독채 레스토랑 |
홈페이지 |
連休の中日に向かったのは、西武線の萩山駅から数分のこちらの蕎麦屋。
この辺りは路線が交錯しているため、我が家から所沢を経由して行くには乗り換えが面倒だが、何とか間違えないで1時間足らずで辿り着けた。
長閑な雰囲気の駅を出て少し行くと、多摩湖から武蔵境の浄水場まで水道管を敷設した上を真直ぐに伸びるサイクリング道路に出るが、こちらはそのすぐ脇の石段を下りた所。
自宅を改造して設けられた店舗で、幟が立っていなければ蕎麦屋が在るとは気づかない。
11時半の開店時刻よりも10分ほど早く着いたため、周辺を少し散策する。
閑静な住宅地ではあるが緑が多く、武蔵野の面影も色濃い一帯である。
営業は原則的に昼のみで、予約が入れば夜も開けるようだ。
2階にはちょっとした会合やミニコンサートなどが催せる、貸出スペースとなっている。
一番客であり元々自宅の玄関だったと思われる入口で靴を脱いで、スリッパに履き替える。
70歳前後と思われるご主人夫妻で賄われている。
フローリングの店内は結構広く明るく清々しい空気感が漂っており、4人掛けのテーブルが6つゆったり目に配されている。
幾つかのテーブルに予約が入っており、私は左手奥の卓を選択。
メニューを広げると昼だけの営業の割には肴類も豊富で、酒も十分で呑ませる姿勢は満々。
まずはビール(黒ラベル中瓶)をもらう。
お通しには「自家製の糠漬け」が出されたが、蕪・胡瓜・人参の3種で漬かり具合が良い。
肴には次の2品を注文。
「自家製ゆで豚おろしポン酢」:丸のままのバラ肉のボイルがスライスされ、大根おろしと葱の小口切りを合わせたポン酢が掛かっている。
肉は程よい食感で脂分が適度に抜けているが味は有り、ポン酢の掛かり具合も丁度良い。
「舞茸天ぷら」:小房に分けた舞茸が3個、薄目の衣で揚げられている。
素材の旨味が生かされており、塩と天つゆのどちらでも美味しい。
ご主人は酒好きなのか、日本酒の他に焼酎・ウイスキー、さらにワインまで幅広い品揃え。
呑み切りサイズの吟醸酒のラインナップから「黒龍 吟のとびら」なるものをチョイス。
鮮やかな青い小瓶(150㎖入り)が、選べる切子のグラスの籠とともに登場。
フルーティーな口当たりで、清々しさを感じさせる味わいが好ましい。
12時近くになると予約客を含めて次々とテーブルが埋まり始め、その後の客は断られる状況。
ほとんどがご近所の常連さんのようだが、中にはサイクリングの途中で立ち寄ったと思われる客も居る。
一時に注文が重なるとご夫妻二人では手が足りないのは明らかで、テンパっている様子が窺える。
これから追加してもかなり時間が掛かりそうで、もう少し呑みたい気持ちを抑えて早めに蕎麦を注文。
基本の「もり」にしたが、他の客のオーダーの合間にそれほど待つことなく一式が角盆に乗って登場。
蕎麦は簀子を敷いた大皿に平らに盛られており、他の方の書き込みでは極細という記述も見られるが今回は中太で、時季や天候で打ち方は変えているようだ。
産地は八ヶ岳山麓とのことで、配合は'二八'。
最初に2.3本摘まんでみると、歯触り良く香りも有る。
後の方になって来るとやや切れ切れが目立つが、喉越しも悪くない。
つゆは返しのコクと出汁の旨味が融合した、上々の仕上がり。
濃さは中庸で、甘さ辛さのバランスもとれており、徳利で出されるひと手間も好ましい。
薬味に本山葵のおろしが付くのもポイントが高い。
普通盛りでも結構な量だが、スルスルと完食。
忙しくともタイミングよく湯桶は出された。
中身は奇を衒わない釜湯のままの自然体で、つゆの旨さを存分に楽しめた。
こちらは誕生してから6年ほどで、ご主人は脱サラかリタイア後に手打ちの技を習得して開業に至ったと思われるが、肴類も蕎麦の出来もまずまずのレベルと言える。
自宅利用の店舗のため全体的に値段は安め。
支払いは3,000円でおつりが来たのは極めて良心的。
気になるのはやはり応対面である。
私は早い時刻から入店したので、余り待たされることは無かったが、後客の皆さんは結構時間が掛かっている状況。
客が立て込むことが想定される土・日には、手伝いのスタッフが必要と思われる。
しかし地元の方々を相手に、あまり商売っ気を出さない姿勢には好感が持てる。
緑あふれる環境も、ひっそりと佇む蕎麦屋には好立地と言える。
この辺りは元々「武蔵野うどん」のお膝元だが、蕎麦屋についても優良店が点在している。
いずれも個性的だが、こちらも印象に残る一軒となった。
表の幟には「珈琲」の文字もはためいており、メニューを眺めるとコーヒーはじめ自家製のスイーツも並んでいる。
次回は平日の昼に訪れ、蕎麦屋酒の後にはこれらも頼んでより寛いだ時間を過ごしてみたい。