宝石のように美しいフランス菓子がたくさん並んでてパラダイスのようでした。 : Pathisu ri ji rafu

1994年にオープンした富山で最も有名なパティスリーのひとつは、富山駅南口から車で15分程度にある土手沿いの住宅街の中にひっそりと佇んでいました。

平日の14:30頃到着、お店の前には駐車スペースが数台あるものの先客なく、店の扉はカーテンが閉まってて営業中の看板も掲げていないため、初めてのわたしは不安になってきました。

思い切って扉を開けてみるとお店の中のショーケースの中は、宝石のように美しいケーキでキラキラしていました。

ただ、声は聞こえるものの店員さんは見当たらず、ショーケースを鑑賞していると数分後に現れました。

お店に入ってすぐ一目惚れした『苺のミルフォイユ』とお店の方おすすめの『コンコルド』を購入。

すぐには食べられないので、ホテルの冷蔵庫に入れて出かけしました。

『苺のミルフォイユ』
キャラメリゼされたパイ生地に挟まれたフランス風フルーツどら焼きとでも言いましょうか（笑）
薄くてサクサク食感ののパイ生地には、カスタードベースのクリームとのことですが、バタークリームのように濃厚で質感がしっかり目のクリームと甘酸っぱさが強い苺とブルーベリーが間に挟まってて美味しい！
こちらのお店では珍しい、チョコがベースではないお菓子です。

『コンコルド』
フランス菓子界の至宝と称されるガストン･ルノートル氏が創業したパリの老舗パティスリー「Lenôtre（ルノートル）」が考案したこのフランス菓子は、パリにあるコンコルド広場の石畳をイメージして作られたそうです。
ただ、オリジナルを知らないわたしには、こちらのお菓子がどれほど進化しているのかはわからない（笑）
冷蔵庫に入れていたせいか少し硬くなってしまったが、白と黒の層になった濃厚なガナッシュの周りには、サクサクのチョコメレンゲがふんだんに散りばめられてて、中と外との食感と味の濃淡の違いが楽しめます。
食べるたびに飛び散るのは難ですが（笑）

本当はもっと沢山食べたかったのですが、ホテルで食べるにはこれが限界かも。

北陸の地だからこそ簡単に購入できましたが、大都会であれば購入が難しいお店になってしまいそう。