점포명 |
Menya Hishio(Menya Hishio)
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장르 | 라멘、쓰케멘 |
073-423-6330 |
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예약 가능 여부 |
예약 불가 |
주소 |
和歌山県和歌山市卜半町45 |
교통수단 |
南海本線・和歌山市駅より徒歩10分 와카야마시 역에서 520 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
서비스료 / 차치 |
なし |
좌석 수 |
23 Seats ( テーブル席のみ) |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 近隣にコインパーキングあり |
공간 및 설비 |
차분한 공간 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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서비스 |
테이크아웃 가능 |
아이동반 |
어린이 가능 |
드레스코드 |
なし |
홈페이지 | |
오픈일 |
2010.8.4 |
비고 |
和歌山駅前店あり |
和歌山での夜、やはり和歌山名物を堪能したいという助平心が頭をもたげます。
この日は和歌山に入ったのが17時半頃で、それからの夕食の計画を立てますが、名物の堪能ということになると、その名物として何をターゲットにするかが問題となります。
そこで、今回浮上したのが、海の幸と和歌山ラーメンの二本立てでした。
1本目の海の幸は宿泊したホテルと同じ商業施設「キーノ和歌山」の中にある「海鮮れすとらん 勘八屋 キーノ和歌山」の利用になりました。
目指していたウツボのたたきとサバの造りが欠品になっているという誤算はあったものの、頼んだおつまみはほぼ全て当たりで、なかなか満足度の高い夕食になりました。
その後、ダブルメインイベントの2本目となる和歌山ラーメンのお店を目指すわけですが、実は勘八屋のあるキーノ和歌山の中にもラーメン店があったんです。
それは、「麺屋 丈六 キーノ和歌山店」というお店だったのですが、同店は、大阪・ウラなんばで有名な実力派ラーメン店「麺屋 丈六」の2号店だったんですね。
醤油スープが特徴の高井田ラーメンをアレンジした中華そばが名物で、店主が故郷の和歌山でお店を出したいという長年の想いを実現したお店だそうなので、決して悪いお店とは思えないのですが、純粋な和歌山ラーメンではないんですね。
そこで、駅からそれほど遠くないところで、和歌山ラーメンと言えるお店がないか探索したところ浮上したのが当店ということになりました。
ところが当店には一つ難点があり、この日=月曜日が定休日だったんですね。
この日は海の日で祝日特例がないかと思ったのですが、食べログ店舗情報を見ても特例の記載がありません。
ラーメン店でレビューもこの日の時点で285件もあると店舗情報も正確なことが多いので、ダメ元で営業状況について確認したところ、嬉しいことに「海の日は祝日なので営業しますよ。」との回答。
当店の利用が決定しました。
当店は店名のひしお(醤)が表すように、醤油にこだわりのあるラーメン店です。
実は、和歌山ラーメンには大きく分けて二つのスープに系統が分かれます。
同じ豚骨醤油味でもベースが醤油か豚骨かという分類で、前者が車庫前系であり、いわゆる中華そば系になり、後者は井出系、つまり和歌山ラーメンで最も有名な井出商店の系統になります。
当店は、その分類からするとどちらにも当たりませんので、厳密には和歌山ラーメンと言えないのかもしれないのですが、味のベースになっているのが、醤油の発祥の地として名高い和歌山県有田郡湯浅町の湯浅醤油だそうなので、系列に属さない独自路線の和歌山ラーメンと言ってもいいのではないかと思われます。
湯浅醤油に着目したのは、女性店主のKさんが「ラーメン激戦区で目立たせるためには、何か差別化しなければならない」と、湯浅の醤油に目をつけたのがきっかけになっているそうです。
湯浅醤油有限会社の新古代表に「貴社の醤油を使ってラーメンを作りたい。」と申し出をして了解をもらいスープ作りがスタートします。
当店はそんな苦労の末に2010年8月にオープンした1号店で、現在は本店を名乗っています。
2012年12月には、JR和歌山駅前に2号店を出店していますので(麺屋 ひしお 和歌山駅前店)、現時点では2店態勢になっています。
当店の場所は、和歌山市卜半町というところで、南海和歌山市駅から国道26号線に出て和歌山城方面へ向かい、市堀川にかかる城北橋の手前左手になります。
お店は角地にあり、台形のような形状のちょっと変わった店構えです。
券売機は無く、席で注文するスタイルのお店です。
入店すると女性スタッフが応対してくれ、奥のテーブル席に案内されました。
卓上にはメニューが置かれており、ラーメンのトップメニューは、紀州湯浅吟醸醤油ラーメン@814円。
この他に湯浅生一本肉もり醤油ラーメン@891円、特選煮干し豚骨ラーメン@858円などがありますが、微妙に値段が違うのが面白いですね。
つけ麺もラインナップしています。
注文はトップメニューの紀州湯浅吟醸醤油ラーメンにし、このラーメンのおすすめトッピングになっている生卵を付けました。
〆て902円になります。
待つこと4〜5分で注文の品が出来上がってきました。
ベースになっている湯浅醤油の樽仕込みは、少し甘みのある醤油ですが、熟成期間が長くまろやかな味わいで、とても美味しいスープに仕上がっています。
富山ブラックのように黒い色をしたラーメンは他にもありますが、醤油の色でそれを表現したものはなかなか無いと思います。
麺は卵つなぎの多加水ちぢれ麺で、これもスープと良く絡んでなかなか美味しいです。
生卵トッピングは、スープをさらにまろやかにしてくれるのでこれは是非試したいところですね。
チャーシューは断面積が大きめの肩ロースチャーシューでしょうか。
やや味付けが濃かったですが、食べ応えがありました。
黒いけど辛くないスープなので、最後は、スープまで楽々完飲出来ました。
正統派の和歌山ラーメンということでは無かったかもしれませんが、とても美味しいラーメンを楽しむことが出来、その面では当店を選んで正解でした。
かくして、和歌山での夜はなかなか充実したひと時を過ごせました。
翌日は和歌山でのランチということになりますので、今夜はこれからじっくり研究して良さげなお店を目指したいと思います。