점포명 |
Touhou Chaya(Touhou Chaya)
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장르 | 향토 요리、고래 요리、스시(초밥) |
예약・문의하기 |
0735-22-2843 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
和歌山県新宮市横町2-2-12 |
교통수단 |
신구 역에서 696 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
¥5,000~¥5,999¥1,000~¥1,999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 |
개별룸 |
가능 |
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금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
가능 4台 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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宇久井、勝浦、太地をはじめとするの近隣の漁港で揚がる新鮮な海産物、そして「めはり寿司」「さんま寿司」「馴れ鮓」といった郷土の伝統料理、さらには地元ならではの地酒もいただくこともできる、新宮を代表する郷土居酒屋さんのひとつである「東宝茶屋」さん。
以前ランチでお邪魔させていただき、その直後から次回は是非とも夜に地酒とともにと待ち望んでいましたが、今回ようやく念願の再訪問を果たすことができました。
まずは早速キリンのクラシック瓶をいただきながらメニューのほうを眺めていきます。
前回いただいたことのある「めはり寿司」は是非もう一度いただきたい、またこちら「東宝茶屋」さん自家製でもあるという「馴れ鮓」も是非ともいただきたい、となるといずれもお酒のお供にはなりうるとはいうもののさすがに炭水化物系二品をいただくとその他にいただくメニューはどうしても限られてくるということで慎重に選んでいくことにします。
海鮮メニューはやはり豊富ですね。
中でも近くに太地漁港がある強みもあって鯨関係は特に充実していて「ミンククジラ」「ゴンドウクジラ」それぞれにいろんな部位から選ぶことができます。
そんな中から今回いただいたのは、同じく太地漁港で水揚げされる「イルカの刺身」。
今回刺身でいただくイルカは体長1メートルにも満たない「バンドウイルカ」の赤ちゃんイルカとのことで、これ以上大きい大人のイルカは刺身だと固くて食べにくく味噌などで煮込んで食べることが多いのだとのこと。
いや、それを聞いてしまうとさすがにちょっと食べづらくなってしまいますね。
かといって目の前に出されたものを今さら断るわけにもいかず、これが最初で最後だと思っていただきます。
もっとも、じゃあ仔牛や仔羊、ひな鳥はいいのか?と言われても何も言い返せないわけですけどね。
調理法を問わずイルカをいただくのは今回が実は初めて。
鯨をもう少しクセを強くした感じを想像していたのですが、意外にも全くクセはないのですね。
赤身は柔らかく、脂身はちょっとコリっとした食感で、赤ちゃんイルカだからかほんのりミルクのような甘みがありますね。
とろっとしたたまり醤油とおろし生姜がよく合います。
続く二品目は古くから紀州全域に広く伝わる「馴れ鮓」をいただきます。
こちらの「東宝茶屋」さんでは、さんま、さば、あゆ、あまごの四種の「馴れ鮓」を自家製で作られていて、さらに寝かせる期間も1ヶ月から30年モノまで幅広く用意されています。
「馴れ鮓」の発祥はもともと鮎から始まったのだそうですね。
それならばということで「あゆ馴れ鮓」の1ヶ月モノをいただくことにします。
1ヶ月だとさすがにまだ独特の発酵臭はほとんどありませんね。
米の部分は若干粥状化は進んではいるもののまだ比較的米粒感はあります。
個人によって感じ方はいろいろでしょうが1ヶ月というのはやや中途半端だったかもしれません。
まあその分次回以降いろいろ楽しみが増えたわけでもありますけどね。
さてビールに続くお酒ののほうもいただいていきましょう。
この地域で圧倒的なシェアと人気を誇るのはもちろん地元新宮市の「太平洋」シリーズなどで知られる「尾﨑酒造」さん。
和歌山県って酒蔵が少ないイメージは決してないのですが、実はそのほとんどが和歌山市、海南市周辺に集中していて、紀伊半島沿岸では三重県の伊勢、多気エリアまで完全に酒蔵空白地帯となってしまうのですよね。
「東宝茶屋」さんではもちろんそんな紀伊半島沿岸唯一の酒蔵ともいえる「尾﨑酒造」さんのお酒がもちろん中心であり、その中でもさまざまなシリーズをいただくことができます。
まず最初は「太平洋」の生貯蔵酒から。
フレッシュ感があってまろやかですっきり。
本当に飲みやすくて300mlの瓶があっという間に空になってしまいます。
続いては「太平洋」の春限定純米無濾過原酒「熊野桜」です。
しっかりと厚みのある旨みがありますが、それでも17%という日本酒としてはやや高めのアルコール度数を感じさせないスッキリ感もありますね。
後味も爽やかで飲みごたえもある美味しいお酒です。
最後のお酒は「太平洋」の特別純米酒「ほんまもん」を。
フルーティさよりも米本来の旨みがしっかり味わえるタイプながらこちらもスッキリ飲みやすいお酒です。
締めはもちろん「めはり寿司」をということで「高菜目張寿司」をいただきます。
こちらの「東宝茶屋」さんも注文を受けてからひとつひとつ温かいご飯から手作りで作ってくださいます。
素朴な味わいがやはり趣深いですよね。
お皿に3個という量が飲んだ後にはちょうどよく、またその分価格も抑えられているのが嬉しいです。
さすがに炭水化物系二品をいただくとお腹いっぱいになりました。
お酒もいい具合に気持ちよく酔えましたね。
お店の雰囲気もよく、ご主人の温かいおもてなしもあって、夜はお昼以上に心地よい時間を過ごすことができました。
1人でも十分すぎるほどに楽しめるお店ですが、「めはり寿司」と「馴れ鮓」、または「さんま寿司」などもいただこうとすると1人ではどうしてもいただくことのできる量が限られてしまします。
地元の海鮮類を中心に魅力あるメニューも多いので、できれば複数で訪れていろいろ多くのメニューを楽しみたいところですね。