三百年の掟破りをCPよく飲めるお店 : Izakaya Ajisankai

　味山海（あじさんかい）は山形市本町にある居酒屋さん。

　香味庵 まるはちの漬物寿司で飲んだ後、もう一軒行きたいなってことでやってきた。

　実はこちらのお店に来る道中、山形七日町屋台といういくつかの飲食店が固まっている飲みストリートがあったんだけど、そこを2往復ほどして結局そこでは飲まなかったという経緯がある（爆）。

　店内入ってカウンターに座ります。右側は熟年カップル、左側はお酒大好きそうなおばちゃんソロプレイという布陣で本日2軒目の飲みスタートです。

　そういえば今まで居酒屋巡りしてきて妙齢の女性一人とかは何度か見たことあるけど、おばちゃんソロプレイって初だな。

　メニューを見て山形の芋煮（1人前）550円とだし奴380円、あと十四代 鬼兜（米・40度）1200円をロックで注文。

　十四代ってフルーティーさが強いお酒だけど焼酎もあるんだね。それも名前が鬼兜ってなんか強そ～。これは気になった。

　でも値段の割りに量はチョビットだけ。よっぽど稀少なお酒なんでしょうか。

　飲んでみると強いアルコール感の中にアップルっぽい味が微かにするようなしないような。値段相当の価値があるかというと・・自分はもうこの先頼むことはないな。

　今まで十四代の高いお酒とか、獺祭磨き23%とかは飲んでおっ！っと思ったけど、まさかここまで何も響かないとはな。自分正直焼酎の味の違いよくわからんのです（爆）。

　お通しは胡瓜、ワカメ、かにかまぼこの酢の物。

　だし奴は上に茄子、胡瓜の山車が乗っている。なんかだしの鮮度があまりよくない気がする。

　お酒のメニューに日本酒が朝日川からくちの一種しかないのがキツいなっと思ったら横のおばちゃんがずっと見ていたメニューに日本酒沢山乗ってました（爆）。

　で、見てみたら私の大好きな300年の掟破りがあるじゃないの。それも4種類も。思わず顔がニンマリしちゃったよ。三百年の掟破り原酒600円を注文。瓶のラベルを見たらこれすずらんで飲んだヤツと同じだ。

　飲んでみたらやっぱり旨い。（日本酒の）十四代ってフルーティーさがものすごく強いけど、こちらはフルーティーさもありながら辛味、酸味の強さもしっかりある。最強クラスの酒。

　芋煮はさといも、こんにゃく、ねぎ、牛ばら肉がはいっている。一人前の量から頼めるのが嬉しいよね。

　十四代 鬼兜が高い割りにイマイチと書いたけど、300年の掟破りがこの値段で飲めることを考えると、日本酒のお値段は高くはないみたい。

　それも4種類も飲めるのは嬉しいよね。こうなってくると最初に頼んだ十四代 鬼兜がコスト的にもアルコール的にも少し痛いな。どうせなら300年の掟破り全部飲んでみたかった。

　っとまあイロイロ書きましたが、まとめるとお店は自分みたいなおじさんやおばさんがゆっくり出来るお店。料理はそれなりのレベル。但し、芋煮一人前とかの融通が効く部分もある。

　お酒は300年の掟破り原酒は鮮度よく美味しかった。他の日本酒も同レベルで品質保持されているなら日本酒好きには良いかも。

　お会計して計3272円也。

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