점포명 |
IL COTECHINO (IL COTECHINO )
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장르 | 이탈리안 |
예약・문의하기 |
023-664-0765 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
山形県山形市あこや町2-1-28 |
교통수단 |
야마가타 역에서 2,092 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
¥8,000~¥9,999
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지불 방법 |
카드 가능 (AMEX、JCB) 전자 화폐 불가 |
개별룸 |
불가 |
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카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
가능 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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홈페이지 |
初回訪問は2022年。NHKあさイチで紹介してた山形のハム職人の店に行きました。ハム料理の世界観に圧倒された次第です。
考えてみれば和洋中など料理を分類することは、それぞれの世界観を楽しむ行為だと思います。もちろん和食を更に細分化して愉しむのもアリだし、よりニッチを目指せば、対象が狭くなる分だけ世界観が濃ゆくなります。
ウルトラマンや銀河英雄伝説の食事処もあれば、忍者居酒屋やメイド喫茶だって独自の世界観です。まぁコンカフェ<雰囲気>と料理<味>は区別して評価したいですね。
さて今回はハムの世界観です。IL COTECHINOに到着すると木目の外壁と扉に覆われてて薄暗くて閉鎖的なBARが待ち構えてる感じ。でも扉を入りワインセラーを横目に進むと、店内は明るく調度品もキラキラしてて手が行き届いてます。特に店奥のガラス張りの冷蔵庫に肉・肉・肉…が陳列されてて美しい。どんなハムが食べられるのか楽しみになります。
この店の料理はコース1択のみ。潔いねぇ。
先ずは前菜6種盛合せ。ポーション小さめの酸味系小鉢で構成されてます。個人的にはピクルスの酢が強めだったのが好みでした。ヨーグルトと中のバジルがビシッと効いてるのも面白い。シューとブリオッシュとサブレは、もっと食感で差別化できる気がするる。
続いては、野菜の盛合せ-バーニャカウダソース。彩り野菜が20種類以上もありよる。綺麗~♪楽しい~♪ バーニャカウダソースが巨大な壺に入ってるのかと思いきや、壺の中は固形燃料にてソースを温め続ける仕組み。お陰でソースがいつ迄も美味しい。
保温空間の分、ソースの量は減るのですが、アンチョビ強め/ニンニク多めのかなり濃ゆめのソースなので少量でも十分です。ハム料理の手前の野菜は十分に有難いのですが、ほとんどが茹で野菜なので、3割位を焼き野菜にしたら香りも含めもっともっと楽しめると思います。
あとテーブルがそれほど広くはないので、前菜6種や野菜盛合せを食べ終えてからでないとハム料理を迎えるスペースが確保できないです。もうちょっと広いテーブルだと前菜/野菜をハム料理に温存できて嬉しいかも。
そしていよいよメインのハムの盛合せ。なんと15種類との説明。すっげぇ~。ハムのそれぞれが肉質/部位/色合いと全部違っちょる。呆然。なにより嬉しいのが料理の説明スタイルで、提供されたハムと全く同じレイアウトで写真&番号付き資料を用意してくれてる点です。
これなら素人でサルの私でも、写真を見比べながら1品1品の料理名や原材料や製造州を知ることができ、ハムを咀嚼しながら素材や調理法をリンクさせて記憶に焼き付けることが出来ます。そういや、新潟のじねんでも春山菜の天ぷらを料理と同じレイアウトで魅せてくれて感動したなぁ。
こういった趣向の嬉しいところは、1品1品を覚えながらゆっくり味わうことで、自分の好みを確かめやすい点です。私の場合、説明番号に沿って①→⑮の順に食べた結果、
加熱系では、④モルタデッラ[岩海苔・塩レモン]>⑧ポルケッタ>⑦モルタデッラ[アラブ風]
非加熱系では、⑨スペック>⑭ジノッキオ>⑬フィオッコ
の順に美味しかったです。特に非加熱系の⑨⑭は塩分少なめ旨み強めが顕著に感じられて舌鼓。素晴らしいハムの世界観です。
ハムに感謝し、ハム職人の佐竹大志氏に拍手喝采です。この興奮はメイド喫茶じゃ無理なんだよなぁ。変態度合いが全然違うもの。変態というより仙人の域に近いぞ。
<チョイ脱線>変態で思い出したけど、香○照○の"昆虫すごいぜ!"って、もう放映されないんだろうなぁ。残念だなぁ。彼が叫ぶ「完全変態」のフレーズが好きだったんだけどなぁ。オチナシでスマソ
4番目は、ニョッコ・フリット4品。イタリアはエミリア=ロマーニャ州の揚げパンです。ハムだけで15種を比較した後なので、ハムと揚げパンの惣菜的組み合わせもまた善し。4品の中では"フレッシュチーズ-生ハム"が秀逸で、柔らかいチーズが揚げパンの割れ目に入って一体化すると生ハムとの相性が最高っす。
5番目は、リガトーニ。太い筒状のショートパスタは表面に入った筋が特長。ペンネとの違いはパスタの切り口で、ペンネは斜め切りの楕円なのに対して、リガトーニは垂直切りの円の違い。ゴルゴンゾーラなど4種のチーズに惹かれて注文したらハマった。
真っ白なソースの見た目以上にゴルゴンゾーラの塩味とコク旨が感じられて美味。しかし、如何せんソースの量が多過ぎ。リガトーニの筒状の空間にソースを絡めて美味しくいただいたけど、後半フォークが止まった。本当は追加でパンを注文して美味ソースを完食したかったんだけど、野菜とハムとで既に腹パンパン。もっと酒を減らして胃袋を空けておくべきだったかも。
最後は、ドルチェ。竹炭メレンゲはどーでも良いけど、プラムの酸味は腹パンでも箸が進むから不思議。
全部で3時間弱のフルコースを楽しみました。店員はテキパキしてて接客レベルも高く、ハムの質問にスグに答えてくれて満足度の高い食事になりました。もしかして店員みんな変態?
食後に振り返って1つだけ気になったのは、この店のコース料理が1択な点。次回も同じメニューが待っていると思うと、私だったらリピートするのは4年後になりそう。
この店の経営方針がハムの世界観の普及/啓蒙ならば、コース料理1択で初回訪問の客をターゲットにする営業戦略が正しいと思うけど、再訪客を深耕してリピート率を上げたいなら、ハムの16~30番目を用意してコース単価を上げる選択肢があっても良いと思います。この店の世界観には、それだけの価値と可能性があると感じました。
NHKあさイチの触れ込みでは60種類のハムを作ってるとの記載があり、つい期待してしまいます。
ご馳走様でした。もっと色々ハムを食べたい。学びたいです。
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コース(\4,840x2),チャージ(\660x2):
前菜6種盛合せ:[画像の左上から時計廻りで]
・パプリカのシューで挟んだカレーとソーセージのペースト-バルサミコソース
・自家製ピクルス7種
・ブリオッシュ-鶏ハムと林檎ジャム
・林檎のゼリー寄せ-リンゴ酢のエスプーマとバジルソース
・飲むヨーグルト-バジルのアイスキューブ
・サブレと粒マスタードとソーセージ
野菜の盛合せ-バーニャカウダソース
ハム15種盛合せ:加熱系①~⑧,非加熱系⑨~⑮ ハム名称と説明は画像参照
ニョッコ・フリット4品:[画像の左から]
・黒ゴマと生姜のハム-黒糖とメープルのソース
・軟骨入りハム,ワサビのキューブ
・ラルド,スパイス
・フレッシュチーズ-生ハム
リガトーニ<乾麺>-クアトロフォルマッジ
三層アイス<竹墨の焼きメレンゲ/プラムのシャーベット/ミルキー風味のムース>-マシュマロ,ライムの生クリーム,チョコレートとミカンのクッキー,柚子皮のキャラメリゼ,サフラン添え