萩の朝食 : Haginoyado Tomoe

萩での朝。
宿泊した「常茂恵」さんの朝食は7時半から。
普段ならとっくに食べ終わっている時刻。
いつも通りの時刻に起床し朝食前にお散歩。
夕食時に中居さんから伺った浜崎地区という海辺沿いの昔ながらの建物群を散策です。
(#^^#)

お腹も空いたところで朝食会場に向かいます。
朝食時刻を事前に聞かれていたので、既に席が準備されていました。

まずは食前に、盃に入った黒胡麻ジュース。
パイナップル、バナナをベースに牛乳と黒ごまとはちみつを加えたスムージー的なものです。

いただいた朝食は宿の雰囲気にもマッチした純和風的なもの。
メインは「焼きたてのアジの干物」と「手造り豆腐と蒸し野菜の餡かけ」。
ほかにも「けんちょう」と言った薄切りにした大根、人参、豆腐をいためた郷土料理や、もずく酢、温玉、焼き抜き蒲鉾などなど、ご飯との相性のよい小皿が充実。
もちろん、ごはんのお友としての漬物や釜揚げちりめんもあり、ご飯がすすんで当然お代わり。 (笑)

デザートの夏ミカンゼリーをいただいたあとは、ロビーでホットコーヒーを。
充実した萩での1日が始まります。
ごちそうさまです。

全国旅行支援を利用して萩へ旅行です。
本日の泊まりは「常茂恵」さん。
各部屋からそれぞれの庭が望め、夕食は部屋食という贅沢な宿です。

夕食前のお風呂でちょっとしたトラブルが・・。
男性用風呂のボイラーが故障してしまい使用不能。
急遽、別ホテルの温泉施設に送迎されることに。
案内された先でジャグジー、寝湯、露天風呂、サウナ等を楽しめましたので、これはこれでいい思い出に。 (笑)

さておき、部屋での夕食。
脇に本日のメニューが記されたお品書き。
料理への期待が高まります。

秋刀魚や栗・柿などを使った季節の前菜に始まり、椀変りは土瓶蒸し。
松茸の力強い香りと具材の鱧が贅沢感を押し出します。
「刺身」は「造里」との表現。
鯛・平政・鮪の3種が品よく盛られています。

焚合は落ち鮎煮浸し。
別途、こだわりの説明書きが添えられていました。

金目鯛の味噌焼きを経て、やまぐち和牛のしゃぶしゃぶ。
ふぐ唐揚げとご飯、赤だし。
デザートは最中アイス。

飲み物はスーパードライの瓶に萩の地酒からジパング。
ゆったりゆるゆるとした食事で約2時間弱。

1つ1つの料理が丁寧かつ繊細。
味はもちろん、山と海と川の幸を多彩に使いながら秋を演出する料理でした。
表題の使った金額の記載は1泊2食の料金ですが、このレベルの食事って食べつけてないもの。
旅行割利用だからいただけた贅沢料理。
大満足の夕食です。
ごちそうさまでした。