なかなか歯ごたえあります。 : THE POST GENERAL BURGER

山中湖は久しぶり。用事があっての急な訪問でお昼時を外してしまい14時過ぎ。
まあ何かあるだろうと平野からぐるっと回ってみたらなんかオシャレな(笑)お店。
営業中を確認して入店。先客が二人客席用のコンテナで食事中。そのコンテナを抜けると
中庭を挟みキッチンとトイレのコンテナがある、という感じ。
お勧めはやはりバーガー、特に塩バーガー、とのこと。若いお兄さんがナイス笑顔で
そういうので塩バーガーにポテトとドリンクのついたAセット　1980円。ペイペイも使える
のは今時ですね。15分‐20分くらいかかりますけど大丈夫ですか？と最初に聞かれた。
多分そういうクレームが来るんだろうね、勿論「問題ないですゆっくりで！」と
ちゃんとレシートをくれて「声かけますのでベンチででもお待ちください」と。
彼的には中庭にあるベンチにいてほしかったのだと思う、のだけど今日はなんか
うすら寒いのよ、で悪いけどコンテナの中の席で待ちました。

思ったより早く完成（まあほかに客はいなかったからね）
バーガーとポテト、あと飲み物はメニューにはない「水」出来ます？って頼んだら「大丈夫です」といわれたのだけど紙コップだった。こんな感じだからペットボトル来るかな、って
勝手に思っただけなんだけどさ。
大きな輪切りの木のプレートがまた感じ出てるよね。
さてさて、和牛パティ、ソースもなし。バンズ、パティ、レタス、のみのシンプルな物。
これはかなり自信がないと出来ないよね。　頂きます！
結論　悪くはない。値段的にも場所と雰囲気と内容を考えたら妥当だと思う。
ただ惜しむらくはこれアメリカならいいんだろうけど平均的な日本人にはちょっと
合わないかもね。肉はいい肉なのがちゃんとわかる。粗びきの和牛は当然だけど
筋も一緒に挽くからそいつは固い。焼いただけでは筋はとても固いモノになる。
当然なんだけどこのあたり、もう少しだけ処理してくれるとグッと質が上がるね。
あと焼き具合、牛100％だからミディアムはＯＫだけど個人的にはもう少し
焼いた方が香ばしいかな、これは好みだけどね。
レタスは詰めすぎで硬い、と感じる。これも好みかな・・
最後、マスタード的な物、無いと最後少し飽きるんじゃないかな。
僕は海外の生活が長くてデカいステーキ塩だけ、的な食い物も割と平気な
タイプだけど平均的な日本人は味変しないと「飽きる」気がする。

全体的に歯の丈夫なワイルドライフになじんでいる人向け、の仕上がり。
グランピング施設のお店だからコンセプトとしては十分理解できるから
あと少し細かい事に気を配ると抜群に美味しい、といわれると思う。
例えば、胡椒欲しかったなぁ。
それと、ドリンクのバリエーション、この感じなら水、ソーダ、つまり甘くない物は
必須と感じます。コーヒー紅茶はあったけどこれカフェイン入っているでしょ。

ノンカフェイン、ノーシュガー。アメリカなら絶対おいてあるはず。
このあたりの詰めがちょっと甘いかな。

全体的にいい出来だと思うのね。だから余計残念なところが目に付く感じ。

最後にポテト、もう少し揚げてほしい。多分冷凍生芋輸入品じゃないか？と思うんだけど
生っぽいポテト、歯ごたえがあるポテトはちょっと。クリスピーとは言わないけど
油の温度低すぎかな。仕上げにかける缶詰のパセリも要らない。缶パセ使うなら塩だけで。

かなり細かい事を書いたけどそれは　なんか有名なお店が監修している、とあったから。
プロが監修しているなら詰めが甘いまま営業するのはいかがな物か？ってさ。

個人営業のお店ならこんなコメントは書かないけどね。
採点はスタッフさんの笑顔にちょい甘(笑)

御馳走様でした！