肉がメインのお弁当 : Miwa Ya

私は午前中に診療があると昼は気分の切り替えの為に外に食事に出ることがほとんどなのだが、切羽詰まった期日がある仕事があると、外食に出かけることは無くなり、自宅で仕事をして昼御飯は家内が買ってきたお弁当になる。昨日はみわ屋のお弁当だった。取り敢えずハンバーグ弁当から食べ始めた。うん、巨大なハンバーグだ。味も美味しい！しかし、年寄りになると、同じ物というか、ハンバーグを食べ続けると、いきなり飽きてくる。そんな訳で、半分食べて家内の卵焼きが真ん中に入っていて、両側に鶏肉と牛肉のすき煮が載った弁当と交換してもらった。うん。これも美味しい！若い人にはこのような肉がメインのおかずのお弁当が受けると思う。

自分が講師のインプラントセミナーが日曜日に終わりほっとしたが、今度の日曜日には友人のオフィスで開催されるインプラントセミナーで講演することになっている。その講演原稿は既に出来ていたのだが、友人の要望で内容を追加することになり、その原稿も先週には完成した。そしてまた、30年間やってきたインプラント臨床をまとめるという終わりの無い作業を朝から毎日やっている。しかし、このデスクワークというのはトイレに立つ以外は机の前に座り続け、ひたすらコンピュータの画面を眺めているという仕事で不健康極まりない作業だ。

昼になり、家内がお弁当を買って帰ってきた。昨日のお弁当は「みわ屋」という牛肉を使ったお店の弁当だ。まあ、店の正体はよく分からないが、家内が頻繁に買ってくるということは、家内が好きだということだ。ちなみに家内が一番買ってくる食品は餡子のつまった大判焼きだ。

さて、このお弁当のおかずは肉がメインなので若者向けかもしれない。しかし、最近の我が家は夕食のメインは魚が多く、昨日の夕食のおかずはイワシのつみれ鍋だったので、バランスを考えてのお弁当だったようだ。味の方だが、まあ、無難に美味しい。まあ、食堂から展開している店なので、お弁当としても「食堂的」な味わいだ。

さて、いろいろ毎日忙しい。今度シンポジウムで発表するプレゼンを作っているからだ。しかし、朝から膨大な症例を見て机の前に座り続けていると、足がむくんでくる。そんな訳で、運動にとカインズホームに屋根材と肥料を買いに行って帰ってくると家内がお弁当を買って既に帰宅していた。

ここのお弁当は何度も食べているが、まあ、無難な美味しさだ。無難と書いたのは、実際にはかなり美味しいということだ。まあ、お弁当というので「驚きの美味しさ」というのは、あまり記憶に無い。うん。これで余は満足だ！

今日の午前中はサイナスリフトという上顎奥歯部にインプラントを埋める為に骨を造成するという仕事だった。ここ最近、これらの手術は私の医院では息子がやっている。息子は今年30歳だが、私の手術の麻酔と全身管理を5年間やってきて、私の手術を見続けてきた。私は最近老眼が進んで、手術中には5.5倍のサージテルというメガネタイプの顕微鏡をつけて仕事をしてきたが、私達の仕事は6.0という髪の毛より細い縫合糸で縫うので、そろそろ57歳の私にはきつくなってきたのだ。数年前からインプラントの二次手術は息子がやっていたのだが、問題なく上手なので、サイナスリフトも任せてみると、なんのことはない、いつの間にか私より息子の方が上手くなっていた。

そんな訳で、私は治療プランの作成に徹することにした。まあ、手先は若くて目が良くて器用な息子の方が上だが、全体的な基本プランの立案という点では、まだ私の方が経験値が高いからだ。と行っても、実際には息子が立てたプランを確認して、「うん、これで良い」というのがほとんどだ。

私と仕事を一緒にやっているのは次男だが、今晩は久しぶりに長男が千葉から帰ってくる。長男は歯科医師になることを嫌い医師になったが、これはこれで良かったと思っている。家内は長男夫婦が来るということで午前中に夕食の材料を買いに行き、ついでに昼食のお弁当を買ってきた。このお弁当だが、見た感じが一般的なお弁当とは違う。左に鶏肉、真ん中に卵、右に牛肉の甘辛煮が入っているが、これが予想以上に美味しい。日頃お弁当を食べている人は既にご存知かもしれないが、このお弁当、とっても美味しいです！

今日の午前中は下顎の左右の大臼歯部にGBRと言ってインプラントを埋める為に骨を作る仕事をした。これをしないとインプラントを埋める為の骨の高さが足りずに神経を傷つける恐れがある。そして本来なら昼食を食べに何処かに出かけるというのが毎日のパターンだが、今日は家内がお花を習いに行っていないので昼食は昨日、高島屋で買ってきたミンチカツとコロッケを肴にテレビを見ながら一杯飲むことにした。

現在見ているテレビ番組は「名探偵登場」という「くだらないコメディー」だ。しかし、この「くだらない」というのが人生では非常に重要だ。重要なことばかりでは人生は疲れてしまう。重要なことがらは滅多になく、どうなっても良いことがほとんど、というのが人生のバランスでは重要なのだ。しかし、人生において本当に重要なこと、というのは意外なほど少ないような気がする。

さて、自分一人での酒飲みの肴だが、チープなメンチカツとコロッケ、他にはチキンとパクチーのサラダと豚肉とキノコの春巻き、写真には無いが、豆腐にネギとミョウガの千切りを乗せ、おろし生姜とごま油と醤油をかけた冷奴だ。しかし、一番のメインは、値段が一番安いメンチカツとコロッケだ。このメンチカツとコロッケにウスターソースとトンカツソースをかけて食べるというのが、一人酒飲みにはこんなもんでちょうど良い。うん、メンチカツとコロッケはなかなか美味しい。「名探偵登場」はまるでストーリーが読めないが、昼間から酒を飲む時は、こんな映画がちょうど良いのだ。家内も帰ってきたので、ウイスキーも追加した！