店名 |
KAZU(KAZU)
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類型 | 壽司 |
預約・查詢 |
080-9525-3176 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
愛知県名古屋市西区那古野1-23-9 |
交通方式 |
地下鉄桜通線国際センター駅徒歩6分 距离國際中心 397 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥10,000~¥14,999 |
預算(評價匯總) |
¥10,000~¥14,999
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付款方式 |
无使用卡 可使用電子錢 |
座位數 |
8 Seats |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 可接受20人以下 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,座位寬敞,有吧檯座位 |
此時建議 |
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開店日 |
2021.5.13 |
備註 |
店内撮影禁止 |
名古屋市西区那古野に新規オープンした江戸前鮨「旬魚 すし和」。
店主の小野田大将とは昨年の冬、明道町のとあるお店でお会いし、江戸前鮨の昔ながらのスタイルを貫くお店をオープンすると伺い、是非オープン日に伺いたいと約束していた。
コロナ禍でオープン日が延期となりやっと開業日が決まったと連絡を戴き、席数少ない中で席を設けて戴いた。
築地・京都等で修行した小野田大将は素材の目利きを重要視し、毎朝早朝に市場へ出向き仲買さんと直接会話する事により、納得できるネタを仕入れる。「早起きは三文の徳」が口癖で魚河岸へ出向くといい情報とネタと出会えると終始話をされていた。
握り寿司に丹精を込めて提供するスタイルは、先付け以外は基本は握り寿司のみでシンプルな料理構成が個人的に好印象だった。
今回お隣に座られた方も日比野市場のまぐろ卸を営む社長。オープン日なので特別に極上のまぐろを渡したと仰られていた。仰る通りまぐろが兎に角美味しいのである。赤身、づけ、中トロ、大トロ、トロタクなどなど余すところなく愉しめる内容でコースが組まれていた。
【本日のコース(紡)】
先付、旬の握り15貫、巻物1本、汁物、デザート:9,000円
<先付け(3品)>
・シャコ:子持ちの味が濃厚でにきりが美味い
・春キャベツとパイナップルとおかひじきの白和
:柔らかな大豆の風味に酸味の効いたパイナップルとシャキシャキキャベツが美味い
・子持ち昆布
<握り寿司>
・墨烏賊
噛むとサクッと身に歯触り良い感覚が通り、烏賊のモッチリ感を感じる。
・甘鯛(塩)
塩を載せられた甘鯛は白身の淡泊な味に寝かしを入れて味を濃密にしてあり塩が良く合う。
・まこ鰈
大将曰く、夏に向かうタイミングはヒラメなどを使うのは素材を良く知らない鮨屋。まこ鰈を仕入れるのが旬の目利きとしての拘りとの事。肝が乗っているのでコク深い風味でポン酢が爽やかさを演出。
・まぐろ
じっくりと寝かして保存されているため赤身の色がかなり濃い色。中トロに近い部分で脂のノリもバッチシで脂の口溶感抜群。
・かすご
包丁の入れ方により身の柔らかさを引き出して旨味も分かり易い仕事がなされている。皮面の芳ばしさが非常に良い。
・鯵(淡路の釣り鰺)
コリコリの身が引き締まった味は青魚の王道とも言うべき旨味を凝縮した1貫
・大トロ(島原産)
美味し過ぎて話すことは何もない満足感が口いっぱいに広がる。
・こはだ(佐賀県産)
酢と塩の〆方が強めで塩味がはっきりと主張したこはだらしい味付け。
・赤貝
貝好きの私にはサクサクの身がしっかりした赤貝は抜群に美味しく感じた。
・ほっき貝
赤貝がとても美味しいと伝えたら、追加でほっき貝も握っていただけた。このほっきも貝らしい味わいが非常に良い。
・さより
繊細な細いさよりの身を半分に開いてにぐられる握り寿司はさよりの滑らかな舌触りが非常に良い。
・車海老
鮮やかな紅色の身はプリプリ食感で申し分ない旨さ。
・まぐろ赤身
まぐろ本来の旨さは赤身にあると思えるぐらい赤身のうまさが抜群である。寝かしがしっかりとされているからであろう。
・うに(厚岸産)
うにはやはり軍艦で戴くのが磯の薫りが広がっていいと当然の事ながら改めて感じる。
・漬けまぐろ
ゆずの薫りが仄かに口の中で広がる。赤身の上手さに漬けにした事による旨味の違いも良くわかる。
・だし巻き卵
サービスで急遽、だし巻き卵を焼いて戴いた。お寿司屋さんが作る卵焼きなので当然極上の旨さ。
・穴子(対馬産)
じっくりと蒸し上げられた穴子は口の中でホロホロっと崩れながら脂がじわっと染み出す旨味。
・煮はまぐり
貝類好きには堪らない、上品な和出汁に浸されふっくらと炊き上げられた煮はまぐり。
これは本当に旨い。
・有明産の海苔で巻いたトロタク手巻き
大トロの少し端の部分をその場でそぎ落として叩いて作るトロタク巻きは沢庵に大葉も加えられて爽やかさも追加。〆のご馳走としてバッチシ。
・潮汁
本日使ったネタのアラをふんだんに使った潮汁は色々な魚のあらが入っており抜群の旨味を発揮している。ネタの良さはもちろんであるが、いろいろな種類のネタを使っているからこそ出来る旨さ。
・抹茶アイス最中添え
小野田大将のご実家(和菓子屋)の最中で抹茶アイスを包んだデザート。最中のパリパリ食感と抹茶アイスの愛称が非常に良い。
カウンター8席だけのオトナな空間。大将の背後に坪庭が配され、時間の経過とともに趣ある景色に変化していくのも素晴らしい。
これだけの内容で「旬の握り15貫、巻物1本」のコースが9,000円は破格である。これは予約困難店になる事は間違いないであろう。
今回はアルコール提供が出来ない時期だったので、お酒が戴けるようになったらすぐに再訪したい。
ご馳走様でした‼︎!
それではまた次回まで「ご機嫌好う」