食のアート！舌でなく目と心で味わう料理です。 : Maaki

名古屋に移転する前、三河で営業されていた頃から気になっていたボンパパ。
当時は予約が取れない人気店だった記憶があります。
あれから10年以上経ち今回やっと訪問する事となりました(*^^*)

場所は那古野。
最近、新店が続々登場している旬な地区です。
広い駐車場の目の前にあります。
歴史を感じる古い洋館。
映画に出てきそうな一軒家。
表札に「満愛貴」と書かれています。

階段を上り2階へ・・・。
店内もレトロそのもの。
ベテランシェフと奥様が出迎えてくれます。

今は昼夜一組づつでの営業らしく、この日はワタクシ達だけの貸し切り。
有り難い様な申し訳ない様な・・・。
それに加え、非常に細やかな心遣いを頂き、恐縮そのもの。
そこまでしてくれなくても・・・な程のおもてなしを頂きました(^-^;

ランチは２コース、¥5,500 or ¥11,000。
5,500円の方を頂きました。

まずはオードブルが10種類。
写真を参考にお願いします。
実にカラフル！
ほゞ、無農薬野菜で作られています。
三河ご出身と言う事で、佐久島に自家農園があるようです。
海老以外は全て野菜で作られています。

続いて、お膳が運ばれてきました。
甘えびとシャキシャキ大根。
蓮根餅の椀。
炊き立て御飯、お粥のようです。
周りに添えられているの物は、なんだったかな・・・。
複雑すぎて覚えられません(*‘ω‘ *)

変わったカップで運ばれてきた物は・・・。
コンソメ風スープ。
中にはトウモロコシのしんじょう？海老、ジュンサイ。

次は3品。
コップには、海老のフランとホタテの変わり揚げ。
中央が枝豆の中にカニ、上にはビーツのソース。

手前が天然鯛、上にはパブリカ、海老のエキスが横に添えられています。

これらの料理はどれだけの手間がかかっているのでしょうか・・・。
想像するだけで鳥肌が立ちます('◇')ゞ
その料理を説明するのも大変です(^▽^;)

次は、
ジャガイモと白ごまの・・・。
何だったかな・・・忘れてしまいました。
ラズベリーと枝豆が降りかかっています。

キュウリ　ビーツ　ジャガイモ
アナゴ　ビワ　紫蘇

ここでメイン料理7種。
トマト　おから　ゴボウ　卵　牛肉　サーモン　青梅　マグロ　豚スライス　キャベツ　ズッキーニ　雑魚　等。
メモるのも流石に疲れました(;・∀・)
このお店は細かい料理説明は不要なのでは・・・。
素材や味よりも「心」で楽しむ料理の気がしてきました。

自家製の漬物でお茶漬け。

和の食材のアイス。

乳製品のトロミがあるデザート。

抹茶。

これだけ手間をかけた創作料理は見た事ありません。
料理の芸術でしょうか・・・。
不思議な世界の食べ物を頂いた感じです。

事前調査無しで来られた方は、驚きますよ・・・この料理は(^^;
原形をとどめている料理は皆無ですから！

そんな感じですので、メディアにも数多く取り上げられているようです。
ですわね・・・て感じです。

ただ・・・。
一度目の訪問と再訪とのギャップはかなり大きい気がします。
最初は凄さと珍しさもあり「感動」「感服」
となりますが、再訪となると・・・。
ん・・・な感じになっちゃうかもですね。

それは、味覚的にはイマイチ良く分からない料理だから・・・です。
普通には美味しいとおもいます。
が、手間暇がかかっている分の相乗効果が無い様な・・・。
そんな気はしました。

無農薬野菜が中心の構成ですが、原形をとどめいている野菜は、ほゞありません。
みんなすられたり練られたり・・・。
結果、食感がなくなってしまうのですよね！
せっかくの風味も弱くなります。
それらが少しもったいない様な・・・。
ただ、芸術性が主体ですので・・・難しいところです。
その代わり、インスタ映えはバッチリです！
名古屋観光がてらに訪問する価値は十分にあるお店、それは間違いないところです。

結論として。
味を選ぶかアートを選ぶか・・・。
そんな感じでしょうか。

ご馳走様でした。